2023.09.03.Sun
「鴛鴦歌合戦/GRAND MIRAGE!」

柚香光×星風まどか
オペレッタ・ジャパネスク「鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)」
〜原作 映画「鴛鴦歌合戦」(c)日活株式会社 監督/マキノ正博 脚本/江戸川浩二〜
脚本・演出/小柳奈穂子
1939年公開の日本映画「鴛鴦歌合戦」は、プログラムピクチャーの名手、マキノ正博監督による、片岡千恵蔵主演のオペレッタ映画。
長屋住まいの貧乏浪人、浅井礼三郎と隣家の娘、お春の恋の鞘当てに、骨董狂いの殿様、峰沢丹波守を巻き込んでの騒動を、宝塚歌劇ならではの、華やかなミュージカル作品としてお届けします。
日本映画史にその名を刻む傑作オペレッタ喜劇の初の舞台化にどうぞご期待ください。
舞台は花咲藩の城下町。
三年振りに歌合戦が開催されるという嬉しい報せに、町は大いに賑わっていた。
堅苦しい宮勤めを嫌う浪人・浅井礼三郎は、木刀削りをしながら貧しくとも気楽に暮らしていた。
彼のまわりでは、隣家に住む傘貼り職人の娘・お春、料亭香川屋の娘・おとみ、親同士が勝手に約束した許嫁・藤尾が恋の鞘当てを繰り広げている。
引く手あまたで困り果てる礼三郎はお春に想いを寄せながらも、気のないそぶりでやり過ごしていた。
お春の父、狂斎は骨董に目がない困り者で、その日の米代すら怪しげな骨董品へ注ぎ込んでいた。
そんな父に腹を立て、歌合戦に出るための晴れ着も買えないと嘆くお春。
礼三郎は笑いながらお春を諭し、生みの親の顔も知らず、育ての父も早くに亡くした自らの身の上を語る。
そして、大切にしている「お守り」を貸してあげるのだった。
所変わって、花咲藩城内。
藩主・峰沢丹波守は藩政に見向きもせず、骨董収集にうつつを抜かしていた。
家臣たちが不満を募らせていると、丹波守の正室・麗姫が現れ、主が政から目を背ける“本当の理由”を説明する。
そして、丹波守を改心させるべく長年行方知れずの「鴛鴦の香合」を探し出すよう依頼する。
そんなある日のこと。
道具屋で狂斎と出会ったことがきっかけとなり、丹波守がお春を見初めてしまい…。
礼三郎とお春の恋の行方はいかに――。
ネオ・ロマンチック・レビュー「GRAND MIRAGE!」
作・演出/岡田敬二
大いなる夢と愛に満ち、宝塚歌劇ならではの美しさと華やかさ、そして品格と馥郁たる香りを湛えたレビュー作品。
カンツォーネの名曲で構成する場面や、柚香光を中心とした花組のダンスの魅力に迫るヴァイタリティ溢れる場面等を展開。
ロマンチック・レビューシリーズ22作目となる本作では、ネオ・ロマンチック・レビューとして、より新鮮で魅力的なレビューの世界をお届け致します。

れいまど大劇場4作目。
カレーは大劇場主演これで6作目、まどちはついに9作目。前任みりおんと並びました。次10作目も確定なことから、任期はおそらく6年半を超え、女帝に次ぐコノヒトの記録(6年7ヶ月)を塗り替えるのでは…と目されております。
花組としては、
コノヒトが専科へ異動し、コノヒトが新生花組の2番手に昇格。2番手羽根デビュー

トプ様のプレサヨナラっぽいコンサートや2番手全ツも決まり、花組もいよいよ変革期に突入でございます。
2023年7月7日〜8月13日(宝塚大劇場)、9月2日〜10月8日(東京宝塚劇場)
での公演スケジュール。
専科から京三紗(研53)・紫門ゆりや(研19)が特出。
退団者は…
航琉ひびき(研17)・和海しょう(研16)・春妃うらら(研13)の3名也。
ハイ
花組副組長辞めすぎ問題。
組長昇格や専科異動などを除いて、ここ10年程で副組長を3年以上務めたのは、花野じゅりあ1人のみ…。
紫峰七海(1年半)→花野じゅりあ(3年4ヶ月)→芽吹幸奈(7ヶ月!!)→冴月瑠那(7ヶ月!!)→美風舞良(組長昇格)→そして航琉(1年8ヶ月!!)
おまいら、そんなキツイのか?!
やる気無いなら最初から引き受けるなよ…。
組子も混乱するやろ。
後任副組長には専科から特出する紫門が組替えして就任。新公主演経験のある路線系管理職の誕生は久しぶりでは…。
コノヒトが無念の全日程休演。
あらら、このまま新公卒業ですか…。までも2回主演したしね。
泉まいら(100期)がムラのみ全休演。
東宝~芝居復帰、ショーは部分休演。
常和紅葉(107期)が東宝初日〜9/5休演。
組配属された109期生がいよいよ花組生デビュー。
ハイ

浅井礼三郎/ 柚香光
(木刀削りで生計を立てる貧乏浪人)
お春/ 星風まどか
(礼三郎と同じ長屋に住む傘貼り職人の娘)
志村狂斎/ 和海しょう
(お春の父。骨董に目がない傘貼り職人)
道具屋六兵衛/ 航琉ひびき
(狂斎が足繫く通う骨董屋の主人)
八兵衛/ 帆純まひろ
(骨董屋の店員)
七緒/ 朝葉ことの

(骨董屋の店員)
峰沢丹波守/ 永久輝せあ
(骨董集めにうつつを抜かす、花咲藩の藩主)
麗姫/ 春妃うらら
(丹波守の正室)
秀千代/ 聖乃あすか
(丹波守の弟)
空丸/ 美空真瑠
(秀千代付きの小姓)
蓮京院/ 京三紗(専科)
(丹波守の母。山寺の尼僧)
天風院/ 美風舞良
(山寺の尼僧)
尼僧/ 琴美くらら
蘇芳/ 紫門ゆりや(専科)
(丹波守の家臣。大老)
浅葱/ 紅羽真希
(丹波守の家臣。大老)
織部/ 高峰潤
(丹波守の家臣。大老)
遠山満右衛門/ 綺城ひか理
(丹波守の家臣。礼三郎の叔父)
おしづ/ 凛乃しづか
(満右衛門の妻)
藤尾/ 美羽愛
(満右衛門の娘。礼三郎の許嫁)
乳母/ 鈴美梛なつ紀
(藤尾の乳母)
医者/ 峰果とわ
(藤尾を診察)
松田松助/ 舞月なぎさ
(丹波守の家臣)
杉浦/ 和礼彩
(丹波守の家臣)
檜山/ 龍季澪
(丹波守の家臣)
武林/ 翼杏寿
(丹波守の家臣)
柳川/ 涼香希南
(丹波守の家臣)
椿/ 南音あきら
(丹波守の家臣)
桜田/ 涼葉まれ
(丹波守の家臣)
桔梗/ 糸月雪羽
(花咲藩の腰元)
浜菊/ 咲乃深音
(花咲藩の腰元)
おとみ/ 星空美咲
(料亭・香川屋の娘)
香川屋宗七/ 羽立光来
(料亭・香川屋の主人)
三吉/ 天城れいん

(料亭・香川屋の丁稚)
乾物屋/ 泉まいら←珀斗星来
(おとみの取り巻き)
炭屋/ 愛乃一真
(おとみの取り巻き)
酒屋/ 海叶あさひ
(おとみの取り巻き)
魚屋/ 太凰旬
(おとみの取り巻き)
小間物屋/ 鏡星珠←天城れいん
(おとみの取り巻き)
米屋/ 夏希真斗
(おとみの取り巻き)
瓦版屋虎三/ 一之瀬航季
(城下町の瓦版屋)
瓦版屋鶴吉/ 侑輝大弥
(城下町の瓦版屋)
つぐみ/ 三空凜花
(城下町の鶯嬢)
ひばり/ 詩希すみれ
(城下町の鶯嬢)
えなが/ 二葉ゆゆ
(城下町の鶯嬢)
めじろ/ 愛蘭みこ
(城下町の鶯嬢)
すずめ/ 美里玲菜
(城下町の鶯嬢)
めぐろ/ 七彩はづき
(城下町の鶯嬢)
熊谷直実/ 峰果とわ
(演目「源平・一ノ谷の戦い」の登場人物)
平敦盛/ 帆純まひろ
(演目「源平・一ノ谷の戦い」の登場人物)
玉織姫/ 朝葉ことの

(演目「源平・一ノ谷の戦い」の登場人物)


「鴛鴦歌合戦」 花組「鴛鴦歌合戦」
原作映画 2023年8月号
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