2023.02.07.Tue

「BONNIE&CLYDE」

     

    
     彩風咲奈×夢白あや
   
Musical「BONNIE&CLYDE」
Book by IVAN MENCHELL
Lyrics by DON BLACK
Music by FRANK WILDHORN
潤色・演出/大野拓史
2009年サンディエゴにて初演、2011年にブロードウェイにて上演された「BONNIE&CLYDE」は、伝説のギャング・カップルを描いた、脚本イヴァン・メンチェル、作詞ドン・ブラック、作曲フランク・ワイルドホーンによるミュージカル作品。
日本では2012年に青山劇場にて初演され好評を博した作品を、彩風咲奈と夢白あやの雪組新トップコンビのお披露目公演として上演致します。
1930年代、世界恐慌下のアメリカ、テキサス。
窃盗罪で収監されながらも脱獄を果たしたクライドは、女優を夢見るウェイトレスのボニーと出会い、運命的な恋に落ちる。
先行きの見えない日々に鬱屈した想いを抱えていた二人は街を飛び出し、やがては盗んだ車で銀行強盗を繰り返すようになって行く。
自由気ままに人生を謳歌するクライドとボニーの行動は、同じく鬱屈とした時代を生きる大衆の関心を集め、中には彼らを英雄視する者まで現れる。
しかしそんな二人も、次第に警察に追い詰められて行き…。
時代を駆け抜けたクライドとボニーの刹那的な生き様を、ドラマティックな音楽にのせて描き上げる傑作ミュージカル。

1934年、アメリカ、ルイジアナ州ビエンビル。
歴史的な大恐慌の波にのまれたアメリカで、犯罪者でありながら民衆のヒーローとなった連続強盗殺人犯、ボニー&クライドが弾丸の雨に散った…。
二人がまだ少年、少女だった頃。
貧困にあえぐ暮らしをしながらも、クライドはアウトロー・ヒーローに憧れ、ボニーは映画女優になる夢を持っていた。
強盗を繰り返した罪で投獄されたものの兄バックと共に脱獄を成功させたクライド・バロウは、逃亡中、ウェイトレスをしながら女優になる夢を持ち続けているボニー・パーカーと出会う。
ボニーの車を直しながら、無駄に生きた人生を取り戻そうと誘うクライド。
自動車泥棒の被害者になるか自分と一緒にドライブするかと問うクライドの言葉に、ボニーは共に行くことを選ぶのだった。
クライドと一緒に脱獄したが妻ブランチの説得を受け自首したバックと違い、またしても強盗を繰り返すクライド。
再び投獄されたが、二度目の脱獄を手助けしたのは他でもないボニーだった。
新聞の一面を飾る、クライド脱獄のニュース。
弟が自由の身になったと喜ぶバックやクライドの友人たち。
不安に駆られるブランチや両親…。
様々な人の思いが渦巻き、未来の見えない時代の鬱屈した空気の中にいる民衆たちが注目する中、強盗を繰り返すクライドは遂にその手を血で染めてしまう。
そしてボニーとクライドは後戻りできない車に乗り込み、更にアクセルを踏み込んでいく…。

 

   
時代はさききわからさきあやへ。
雪組新トップコンビお披露目 IN 御園座。
これ本来なら去年の夏に梅芸で演る予定だったんでせうか。
ODYSSEY号の悲劇により演目変わっちゃったけど、もしかするともしかしたのかもしれません。
新副組長・透真かずき氏お披露目公演でもあります。
  
2023年2月6〜3月1日(御園座)での公演スケジュール。
  
ハイ
主な配役
クライド・バロウ/  彩風咲奈
(テキサス州テリコの農民の子であったが、困窮し、家族に連れられ大都市のダラスに移住。西ダラスの犯罪多発地域で成長し、やがて泥棒や強盗など犯罪に手を染めるようになる)
クライド(少年)/  夢翔みわ
バック・バロウ/  和希そら
(クライドの兄。ブランチの夫。「バック」は綽名で、仔馬の様に走り回る事から付けられた)
バック(少年)/  希翠那音
ブランチ・バロウ/  野々花ひまり
(バックの妻。若くして結婚するも破綻し、バックと出会い再婚。敬虔なキリスト教徒)
ヘンリー・バロウ/  天月翼
(クライドとバックの父。事故で得た保険金を元手にガソリンスタンドを設立)
キャミー・バロウ/  沙羅アンナ
(クライドとバックの母。夫とガソリンスタンドを経営)
   
ボニー・パーカー/  夢白あや
(幼い頃に父親が死去し、テキサス州ロウエナから西ダラスに移住。女優を夢見る文学少女であったが、同じ高校に通うロイ・ソーントンと結婚して退学。しかし、結婚生活は度重なる別居と夫の逮捕によって破綻し、実家に戻りウェイトレスの仕事を始めた。その頃、交際を始めたクライドの脱獄を助け、共に逃亡生活を送るようになる)
ボニー(少女)/  愛陽みち
ロイ/  麻斗海伶
(ボニーと高校で出会い夫となるも、別居と逮捕を繰り返す結婚生活を送り、ボニーがクライドと活動していた期間も刑務所に収監されていた)
エマ・パーカー/  杏野このみ
(ボニーの母。お針子として働いてボニーを育てた)
テッド・ヒントン/  咲城けい
(ボニーの幼馴染。ダラス郡の副保安官。ボニーが勤めるカフェの常連客であり、ボニーに恋している)
チャーリー店長/  琴羽りり
(ボニーがウェイトレスをしているダイナー「アメリカン・カフェ」の店長)
      
ディーコン/  聖海由侑
(西ダラスの若者。クライドの行動に共鳴し、クライドの犯罪集団「バロウ・ギャング」に合流する)
エディ/  蒼波黎也
(西ダラスの若者。クライドの行動に共鳴し、クライドの犯罪集団「バロウ・ギャング」に合流する)
レイ/  絢斗しおん
(西ダラスの若者。クライドの行動に共鳴し、クライドの犯罪集団「バロウ・ギャング」に合流する)
ハリー/  華世京
(西ダラスの若者。クライドの行動に共鳴し、クライドの犯罪集団「バロウ・ギャング」に合流する)
  
ステラ/  希良々うみ
(ブランチが勤める美容院の常連客)
トリッシュ/  有栖妃華
(ブランチが勤める美容院の常連客)
エレノア/  愛空みなみ
(ブランチが勤める美容院の常連客)
  
スムート・シュミッド/  透真かずき
(ダラス郡の保安官。ボニー&クライドの捜査メンバーの一人)
バド・ラッセル/  眞ノ宮るい
(シュミッドの助手を務める巡査)
ジョンソン保安官補佐/  希翠那音
(ダラス郡の保安官補佐。ボニー&クライドの捜査メンバー)
ボブ・アルコーン/  真友月れあ
(ダラス郡の副保安官)
フランク・ハマー/  桜路薫
(特別捜査官。公安組織テキサス・レンジャーの元キャプテンで、退任していたが、知事の特命でボニー&クライドの捜査チームに招聘)
ミリアム・ファガーソン知事/  愛羽あやね
(テキサス州知事)
知事秘書/  琴峰紗あら
  
ビリー・ザ・キッド/  星加梨杏
(西部開拓時代のアウトロー)
クララ・ボウ/  菜乃葉みと
(無声映画時代のスター女優)
牧師/  久城あす
(バプテスト教会の牧師)
銀行員/  麻斗海伶
裁判官/  紗蘭令愛
雑貨店員/  海咲圭
  
  
   

雪組「BONNIE&CLYDE」
特別編集号
       
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