2022.04.03.Sun

「NEVER SAY GOODBYE」

   

   
       真風涼帆
   
ミュージカル「NEVER SAY GOODBYE」-ある愛の軌跡-
作・演出/小池修一郎
作曲/フランク・ワイルドホーン
「ジキル&ハイド」「THE SCARLET PIMPERNEL」等の世界的大ヒットミュージカルの作曲家フランク・ワイルドホーン氏と、作・演出の小池修一郎とのコラボレーションにより、2006年に宙組で上演された「NEVER SAY GOODBYE」-ある愛の軌跡-。
読売演劇大賞優秀作品賞と共に、小池修一郎が文部科学大臣賞を受賞した傑作ミュージカルが、16年の時を経て再び宝塚歌劇の舞台に登場致します。
この公演で初舞台を踏んだ真風涼帆は、今や宙組トップスターとして充実の時を迎え、満を持して再演に挑みます。
1936年。ナチス政権下のベルリンオリンピックに対抗してバルセロナで人民オリンピックが開かれる。
取材に訪れた人気写真家ジョルジュは、リベラルな女性劇作家キャサリンと運命的な再会を果たし、二人は恋に落ちるが、やがてスペイン内戦に巻き込まれて行く。
ファシズムと闘う人々の愛と勇気が、「ONE HEART」をはじめとする数々の名曲で綴られる、ミュージカル大作。

1936年、ハリウッド。
セレブ達が集まるクラブ、ココナツ・グルーヴでは、新作映画「スペインの嵐」の制作発表パーティーが開かれていた。
カルメンを演じるエレン・パーカーや、エスカミリオを演じる現役闘牛士ヴィセント・ロメロらの紹介が行われている最中、突然原作者のキャサリン・マクレガーが激しい剣幕で飛び込んでくる。
映画の脚本が自分の書いたものとはかけ離れたものになっていると抗議に来たのだ。
会場が大騒ぎとなる中、突然フラッシュが焚かれ、一人の男が現れる。
パリの風俗を撮影した写真集で一世を風靡したカメラマン、ジョルジュ・マルローだった。
激高した表情を撮られたキャサリンは気分を害し、撮影したフィルムを渡すよう詰め寄るが、ジョルジュは拒否する。
キャサリンは、フィルムを貰うまでサヨナラは言わないと言い放ち、その場を後にするのだった。
その夜、ジョルジュの居所を突き止めたキャサリンは、彼が借りているアトリエ兼住居を訪ねる。
そこでキャサリンはジョルジュが撮り溜めていた写真を目にし、彼に興味を持ち始める。
ジョルジュは、ポーランドの貧しい街で生まれ、広い世界を見たくて家を家を飛び出したデラシネ(根無し草)であり、いつか人生の真実を映し出す写真を撮りたいと思い写真家になったのだ。
自分の見たことのない世界を実際に目にしてきたジョルジュに尊敬の念を抱くようになるキャサリン。
ファシストへの批判を込めて書いた「スペインの嵐」を、アメリカ人的な見方でしかないと指摘されたキャサリンは、自分なりに見識を広げ、人生の真実を見付けようとしていると話す。
ジョルジュもまた、真っ直ぐな強い意志を持ったキャサリンに惹かれるのだった。
「スペインの嵐」は現地でのロケ撮影が予定されていたが、スペイン共和国は選挙により社会主義となったばかりで情勢が落ち着かない状況だった。
そこで映画スタッフやエレン達は下見に行くことにし、ジョルジュも正式な特派員としてビザを取得して同行する。
折しもバルセロナでは、ナチスによるベルリン・オリンピックに対抗したオリンピアーダ・ポピュラール(人民オリンピック)が開催されることになっており、一行は開会式のリハーサルを見学する。
そこでジョルジュはキャサリンと再会する。
キャサリンはソビエト連邦から招待を受けた作家仲間と共にモスクワへ向かう道中、スペインの新しい共和国を取材に来ていたのだ。
思わぬ再会に心を躍らせるジョルジュとキャサリン。
しかし突如、オリンピアーダの中止を余儀なくさせる事件が起こる。
スペイン領モロッコでナチス・ドイツとイタリアを後ろ盾とするフランコ将軍が挙兵し、各地で国軍のクーデターが起きたのだ。
統一社会党幹部のフランシスコ・アギラールは、バルセロナをファシストの手から守ろうと市民たちを煽動する。
歴史を変える事件のただ中にいることを実感したジョルジュは、このままスペインに残ることを決めるのだった。
やがてバルセロナで市街戦が始まった。
ジョルジュはカメラを手に戦場を駆け回り、そこで起こる真実を記録する。
キャサリンは、ジョルジュと同じものを見ていたいと告げ、危険を承知で彼についていく。
一方、ヴィセントは、生まれ故郷であるバルセロナがファシストの手に落ちるのを看過できないと、残留した外国のオリンピック選手たちと共に戦闘に加わるのだった。
人生の真実の瞬間を捉えたいと、カメラを手に世界中を旅してきたジョルジュ。
デラシネであった彼が、スペインの地で見出したものとは…。

 

 
まかじゅん大劇場2作目にして、真風くん大劇場主演7作目公演。
任期的にもタイトル的にも話題性的にもサヨナラ臭プンプン漂うのに、「NEVER SAY GOODBYE(まだまだ辞めないぜ~~)」だそうです。
まあるとしたら真風くんの専科異動かね。
 
退団者は春瀬央季(94期)・瀬戸花まり(96期)・水香依千(97期)・穂稀せり(98期)・愛海ひかる(100期)ら5名。
黒期の瀬戸花が辞めてくれるのは嬉しいが、そうすると宙組の娘役最上級生はもう花菱りず(97期)になってしまうというね。
そして愛海ひかる嬢。男役で芽が出なかったから娘役に転向し路線狙ったけど、結局ヒロインはゲットできず。コロナ渦にも揉まれ新公卒業となり、前作は無念の全日程休演。「もうエエわ。辞めたる」って感じのヤケクソ退団でせうか。
明希翔せい(研3)と結花のの(研1)が体調不良のためムラ・東宝ともに全日程休演だってよ。
 
2022年2月5日〜3月14日(宝塚大劇場)、4月2日〜5月1日(東京宝塚劇場)
での公演スケジュール。
のはずが…
  
   

  
  
恒例の初日延期により、2月5〜8日の4日間6公演がナッシングに。
その後休止期間が延び、2月5〜21日の15日間24公演がナッシングに。
その後さらに休止期間が延び、2月5〜27日計20日間33公演がナッシングに。
運良く28日から公演開始できたとしても、残すところムラでは13日間20公演のみ。
しかも初日の翌日が新公て…無理でしょそんなスケジュール
てことで、ムラ新公は無念のナッシングに
 
 

 
 
ハイ
配役比較
 2022年宙組版  2006年宙組
ジョルジュ・マルロー
(パリの風俗を撮影した写真集で一世を風靡したカメラマン)
真風涼帆/和央ようか
エレン・パーカー
(ハリウッドの女優。ジョルジュの恋人)
天彩峰里/紫城るい
ヘンリー・メリル
(ハリウッドの俳優)
亜音有星/月丘七央
マーク・スタイン
(映画プロデューサー)
寿つかさ/立ともみ(専科)
パオロ・カレラス
(スペインのラジオバルセロナのプロデューサー)
松風輝/美郷真也
  
キャサリン・マクレガー
(社会派の新進劇作家)
潤花/花總まり
ペギー・マクレガー
(キャサリンの孫)
潤花/花總まり
ピーター・キャラウェイ
(キャサリンのシナリオライター仲間)
春瀬央季/初嶺麿代
ジョン
(シナリオライター)
秋音光/夢大輝
ニック
(シナリオライター)
希峰かなた/夏大海
ボブ
(シナリオライター)
水香依千/天羽珠紀
デイヴ
(シナリオライター)
秋奈るい/貴羽右京
ベティ
(シナリオライター)
小春乃さよ/鈴奈沙也
ミリー
(シナリオライター)
湖々さくら/彩苑ゆき
パティ
(シナリオライター)
花宮沙羅/美風舞良
  
ヴィセント・ロメロ
(闘牛士。ジョルジュの親友)
芹香斗亜/大和悠河
テレサ
(ヴィセントの恋人)
水音志保/美羽あさひ
エンリケ・ロメロ
(ヴィセントの孫)
奈央麗斗/凪七瑠海
ホアキン
(闘牛士)
秋音光/珠洲春希
カルロス
(闘牛士)
水香依千/月丘七央
ラモン
(闘牛士)
秋奈るい/夢大輝
ファン
(闘牛士)
真名瀬みら/八雲美佳
アントニオ
(闘牛士)
穂稀せり/凪七瑠海
ペドロ
(闘牛士)
雪輝れんや/春風弥里
  
マックス・ヴァン・ディック
(センチュリア・オリンピアーダの同志。オランダのレスリング選手)
紫藤りゅう/寿つかさ
ビル・グラント
(センチュリア・オリンピアーダの同志。イギリスの高跳びの選手)
瑠風輝/悠未ひろ
ビョルン
(センチュリア・オリンピアーダの同志。スウェーデンのフェンシング選手)
鷹翔千空/十輝いりす
ハンス
(センチュリア・オリンピアーダの同志。ノルウェーのフェンシング選手)
風色日向 /七帆ひかる
ナセール
(センチュリア・オリンピアーダの同志。アルジェリアのボクシング選手)
優希しおん/和涼華
タリック
(センチュリア・オリンピアーダの同志。モロッコのボクシング選手)
亜音有星/早霧せいな
 
コマロフ
(ソビエト文化省の諜報員)
夏美よう(専科)/磯野千尋(専科)
フランシスコ・アギラール
(オリンピアーダ組織委員会の宣伝部長。PSUC(統一社会党)の幹部)
桜木みなと/遼河はるひ
アルフォンゾ・リベラ
(POUM(統一労働者党)メンバー)
澄風なぎ/天羽珠紀
フリオ
(POUMメンバー)
惟吹優羽/天翔ゆうり
  
市長
(バルセロナ市長)
若翔りつ/風莉じん
ラ・パッショナリア
(女性闘士)
留依蒔世/和音美桜
母親
花菱りず/彩苑ゆき
マリオ
真白悠希/鳳樹いち
親父
希峰かなた/貴羽右京
イザベラ
(一座の女)
小春乃さよ/鈴奈沙也
アニータ
(ジプシーの占い師)
瀬戸花まり/毬穂えりな
警官
嵐之真/
  
ココナツ・ボーイ
瑠風輝・紫藤りゅう・鷹翔千空/七帆ひかる・悠未ひろ・十輝いりす
       
2006年、宙組で和央ようか×花總まりトップコンビ退団公演として大劇場初演。
  
  
  
          
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