2020.01.10.Fri

「赤と黒」ポスターアップ

         

          
          珠城りょう×美園さくら
 
ミュージカル・ロマン「赤と黒-原作スタンダール-」
脚本/柴田侑宏 演出/中村暁
フランスの文豪スタンダールの長編小説「赤と黒」を原作に、柴田侑宏が書き下ろしたドラマティックなミュージカル作品。
1975年月組・大滝子主演で「恋こそ我がいのち」(東京公演より「赤と黒」)として初演、1989年には月組・涼風真世主演のバウホール公演として改編を行い、2008年には星組・安蘭けい主演のシアター・ドラマシティ公演として再演され、いずれも好評を博しました。
ナポレオン失脚後の復古王政下のフランスを舞台に、恋と野望に彩られたジュリアン・ソレルの波瀾の人生を描いた物語が、月組トップコンビのために新たに追加されたフィナーレとともに、2年ぶりの名古屋での公演として、装い新たな御園座の舞台に鮮やかに甦ります。

ナポレオンが没し、再び王政復古となった頃のフランス――。
フランス東南部フランシュコンテ小都市ヴェリエールに貧しい製材業の息子として生まれたジュリアン・ソレルは、繊細な神経と聡明な資質と強い自尊心をそなえた美しい青年であった。
彼は立身出世をし、富と名声を手に入れる事を生涯の目的としていた。
崇拝するナポレオンのように、軍人として栄光の道を歩みたいと願うジュリアンだったが、ナポレオン没後、軍人になることはむずかしいことであった。
そこで聖職者となって栄達をはかるほかなかった彼は、司祭のシェランについてラテン語を学び、神学生になる準備をはじめた。
そのような彼に目を付けたのが町長のレナール氏であった。
レナール氏は助役のヴァルノ氏と何かにつけて競い合っていたが、息子達にラテン語を学ばせてヴァルノ氏に差をつけようとジュリアンを家庭教師として迎え入れたのであった。
このような時、ジュリアンの親友フーケは一緒に商売をしようと誘うが、上流階級への糸口を見つけたころのジュリアンがそれに応じる事はなかった。
町長には信心深い貞淑な妻が居た。
彼女は息子達の家庭教師にどの様な人が来るのかと心配していたが、現れたのは素朴で初々しい青年であった。
レナール夫人はジュリアンが彼女の周りの男達と違って孤高の青年だったので、彼に接するのは嬉しい事であった。
一方でジュリアンは外面とは裏腹に上流社会へのコンプレックスを持っていた。
そこで彼はナポレオンが敵に対するように、レナール夫人を征服する事が上流社会を征服することであると思い、彼女を誘惑する。
レナール夫人はそんなジュリアンに今まで経験した事のない胸のときめきを覚え、恋を知らずに結婚した自分が初めて恋をした事を悟るのであった。
ジュリアンの方も、彼女の情熱と美しさに次第に心奪われていく。
しかし、女中のエリザもまたジュリアンに恋をしていた。
彼女は夫人に頼み彼に自分の心を伝えてもらったりするが、彼と夫人の間を知った時、逆上してレナール氏の政敵ヴァルノ氏に密告する。
そしてレナール氏に二人の関係をしたためた匿名の手紙を渡すのであった。
レナール氏から、夫人とジュリアンの事を聞いたシェラン司祭はただちにジュリアンを呼び戻し、ブザンソンの神学校に彼を入れることにする。
ジュリアンはレナール夫人への思いを断ち切るために、又、新たな野心への再出発と一心に勉学に励んだ。
ところが神聖なる場所であるべき神学校でも派閥争いに巻き込まれ、ピラール校長と共に追われるようにパリへ出発する事となるのだった――。

 

 
ヅカ初の御園座での公演。
美園が御園座で、たまきんぐ凱旋公演。
   
ハイ
配役比較
 2020年月組版  2008年星組  1989年月組
ジュリアン・ソレル
(立身出世を夢見る野心家の青年。ナポレオンを敬愛している)
珠城りょう/安蘭けい/涼風真世
フーケ
(ジュリアンの友人。材木の仲買商)
月城かなと/柚希礼音/天海祐希
シェラン司祭
(ジュリアンのラテン語の教師)
颯希有翔/英真なおき/真樹ゆたか
  
レナール
(ヴェリエールの町長)
輝月ゆうま/立樹遥/未沙のえる
ヴァルノ
(ヴェリエールの助役)
千海華蘭/にしき愛/大和なつ希
レナール夫人
(レナール氏の貞淑な妻。名はルイーズ)
美園さくら/遠野あすか/朝凪鈴
アドルフ
(レナール夫妻の長男)
夏風季々/如月蓮/果林いずみ
ミリアム
(レナール夫妻の次男)
美海そら/花風みらい/美原志帆
スタニスラス
(レナール夫妻の三男)
白河りり/白妙なつ/
デルヴィール夫人
(レナール夫人の友人)
晴音アキ/琴まりえ/並樹かおり
エリザ
(レナール家の小間使い。ジュリアンを慕う)
きよら羽龍/稀鳥まりや/麻乃佳世
サン=ジャン
(レナール家の下男)
大楠てら/水輝涼/真代朋奈
 
ピラール神父
(ブザンソンにある神学校の校長)
夏美よう(専科)/磯野千尋(専科)/幸風イレネ
門番
(神学校の門番)
瑠皇りあ/美城れん/
フリレール副司教
蒼真せれん/美稀千種/
ラパン神父
空城ゆう/天霧真世/
  
ラ・モール侯爵
(パリの大貴族。マチルドの父)
一樹千尋(専科)/萬あきら(専科)/愛川麻貴
マチルド
(ラ・モール侯爵の令嬢。美しく高慢な娘)
天紫珠李/夢咲ねね/羽根知里
クロワズノフ侯爵
(宮廷一の貴公子。マチルドの婚約者)
蓮つかさ/和涼華/八汐祐希
ノルベール伯爵
(ラ・モール侯爵の息子。マチルドの兄)
夢奈瑠音/涼紫央/若央りさ
コラゾフ公爵
(ロシア貴族。ノルベール伯爵の友人)
月城かなと/柚希礼音/久世星佳
ラ・ジュマート男爵
(社交界の貴公子)
礼華はる/彩海早矢/真織由季
マリアンヌ
(ラ・モール家の小間使い)
羽音みか/純花まりい/時由布花
フェルヴァック元帥夫人
(マチルドの友人)
結愛かれん/華美ゆうか/朝吹南
ベルジュ夫人
(パリ社交界の貴婦人)
桃歌雪/毬乃ゆい/
サンクレール夫人
(パリ社交界の貴婦人)
夏月都/星風エレナ/
ヴァランタン夫人
(パリ社交界の貴婦人)
香咲蘭/百花沙里
ナピエ大司教
周旺真広/紫蘭ますみ/
      
看守
甲海夏帆/天緒圭花/越はるき
貴族男
彩路ゆりか・真弘蓮・一羽萌瑠・夏凪せいあ/
貴族女
天愛るりあ・まのあ澪・あまの輝耶・咲彩いちご/
 
エトワール
白河りり/
   
1975~76年、月組で大滝子主演により大劇場初演。
  1989年、月組で涼風真世×朝凪鈴コンビによりバウホールで再演。
  1990年、月組で涼風真世×朝凪鈴コンビにより日本青年館で再演。
  2008年、星組で安蘭けい×遠野あすかトップコンビによりDC・日本青年館・愛知厚生年金会館で再演。
  
   
   
      
2020年月組版「赤と黒」  2008年星組版「赤と黒」
¥9,900 Blu-ray     安蘭けい×遠野あすか
   
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