2019.12.03.Tue

「マスカレード・ホテル」

 

 
             瀬戸かずや(研16)
 
ミステリアス・ロマン「マスカレード・ホテル」
原作/東野圭吾 脚本・演出/谷正純
東野圭吾氏の「マスカレード」シリーズ第1弾「マスカレード・ホテル」。
シリーズ累計発行部数は360万部を超え、2019年1月公開の映画も大ヒットを記録した長編ミステリー小説の傑作が、宝塚歌劇の舞台に登場いたします。
都内で起きた不可解な連続殺人事件。
残された暗号から次の犯行場所はホテル・コルテシア東京であると判明し、警視庁捜査一課の刑事・新田浩介がホテルマンとなって潜入捜査を開始する。
彼を教育するのは優秀なフロントクラークの山岸尚美。
立場も性格も異なる二人は些細なことで衝突を繰り返すが、次第に互いの能力を認め合い、強い信頼関係で結ばれていく…。
怪しげな客達が次々と騒動を巻き起こす中、果たして二人は事件の真相に辿り着くことが出来るのか!?

都内で次々に起きた殺人事件。
一つひとつの事件には一見関連性がないように思われたが、警察は連続殺人事件として秘密裡に捜査を進めていた。
というのも、それぞれの事件現場に残されていた暗号が、次の事件の場所を予告するものになっていることが突き止められたのだ。
この解読から警察は、次に起こるだろう犯行現場を都内でも有数の一流ホテル「ホテル・コルテシア東京」であると推測し、潜入捜査を断行。
それは、刑事たちがホテルの従業員にそれぞれ扮し、新たな殺人事件を未然に防ごうという計画だった。
中でも重要なフロントクラークに扮するよう命じられたのが、警視庁捜査一課の刑事・新田浩介
帰国子女で語学に堪能な新田以外に、この重責を務められるものはいないと白羽の矢が立ったのだ。
だが、刑事が簡単にホテルマンに化けられるはずもなく、新田の指導を任されたホテルのフロントクラーク山岸尚美は、風貌も言動もおよそホテルマンらしからぬ新田がフロントに立つ為には、ホテルマンの心得の全てを体得してからでなくてはダメだと、厳しい特訓を開始する。
一日も早くフロントに立ち犯人の目星を付けることに気が逸る新田は、一挙手一投足に口を出す尚美と衝突を繰り返すが、ホテルマンとしての誇りを持ち、やってくる様々な客たちの、無理難題も含めた要望に笑顔で対処し続ける尚美に次第に一目置くようになっていく。
尚美もまた、新田の鋭い勘や機転に助けられ、犯罪を未然に防ごうとする新田の、刑事という職業に懸ける思いに共鳴していく。
そうするうちにもホテルには、次々と新たな宿泊客が現れ、度々騒動が巻き起こる。
「ホテルにくるお客様はみんな仮面をつけていらっしゃる。我々はその仮面を決して剥がしてはならないのです」という藤木総支配人の言葉が重く響く中、その仮面の下の犯人の素顔を求めて新田は奮闘を続けるが…。

    

 
花組新2番手、セトパン謎の東上初主演。
ヒロイン出戻り東上ヒロイン2度目、黒期ひらめ
 
主な配役
新田浩介/  瀬戸かずや
(警視庁捜査一課の警部補)
能勢金治郎/  飛龍つかさ
(品川警察署の巡査)
稲垣/  和海しょう
(捜査一課係長。新田の上司)
本宮警部補/  羽立光来
(捜査一課警部補)
関根巡査/  紅羽真希
(ベルボーイとして潜入する巡査)
真淵巡査/  真鳳つぐみ
(ハウスキーパーとして潜入する巡査)
比嘉巡査/  若草萌香
(ハウスキーパーとして潜入する巡査)
野宮巡査/  夏葉ことり
(ハウスキーパーとして潜入する巡査)
 
山岸尚美/  朝月希和
(ホテル・コルテシア東京のフロントクラーク)
藤木総支配人/  汝鳥伶(専科)
(ホテル・コルテシア東京の総支配人)
久我/  冴月瑠那
(フロントオフィス・マネージャー)
杉下キャプテン/  帆純まひろ
(ベル・キャプテン)
浜島/  朝葉ことの
(ハウスキーパー主任)
桑野/  雛リリカ
(フロントクラーク)
川本/  天城れいん
(フロントクラーク)
澤村/  詩希すみれ
(フロントクラーク)
町田/  芹尚英
(ベルボーイ)
仁科理恵/  糸月雪羽
(宴会部ブライダル課)
ウェイトレス/  愛蘭みこ
  
片桐瑤子/  音くり寿
(盲目の老婦人)
長倉麻貴/  音くり寿
(元劇団員の女性)
柳原/  和礼彩
(宿泊客)
古橋/  侑輝大弥
(宿泊客)
ユカリ/  桜月のあ
(宿泊客)
栗原健治/  高翔みず希
(宿泊客)
森川寛子/  鞠花ゆめ
(宿泊客)
ニット帽の男/  南音あきら
(森川の連れの男)
高山佳子/  咲乃深音
(挙式予定の客)
龍崎/  珀斗星来
(不審な男)
吉永/  青騎司
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