2018.09.23.Sun

「ファントム2018」

 

 
            望海風斗×真彩希帆
 
三井住友VISAカードミュージカル「ファントム」
脚本/アーサー・コピット 作詞・作曲/モーリー・イェストン
潤色・演出/中村一徳 翻訳/青鹿宏二
ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」をもとに、脚本アーサー・コピット、音楽モーリー・イェストンによって1991年に初演、米国内ツアーでの好評を受け、その後世界各地で上演されてきたミュージカル「ファントム」。
宝塚歌劇では2004年に宙組により初演、怪人の心の葛藤を鮮明に浮かび上がらせ、悲劇の結末をよりドラマティックに描き出した宝塚歌劇ならではのロマンティックな舞台が高い評価を得て、その後の再演も好評を博し、常に上演希望が寄せられる人気ミュージカルとなりました。
伸びやかな歌声に定評のある望海風斗がファントム役に挑むにあたり、この度の雪組公演では新たな「ファントム」の世界をお届け致します。

19世紀後半のパリ、オペラ座通り。
無邪気で天使のように美しい娘、クリスティーヌ・ダーエが、歌いながら楽譜を売っていると、その歌声に興味を抱いた人々が集まって来る。
そこへオペラ座のパトロンの一人であるフィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵が通り掛かる。
クリスティーヌの歌声と美しさに強く惹かれたフィリップは、彼女が歌のレッスンを受けられるよう、オペラ座の支配人ジェラルド・キャリエールを紹介するのだった。
しかしその頃オペラ座では、キャリエールが解任され、文化大臣を買収したと噂されるアラン・ショレが新しい支配人となっていた。
ショレと、彼の妻でプリマドンナのカルロッタが団員達の前で就任の挨拶をしていると、一通の手紙が落ちてくる。
狼狽する団員達の姿に驚いたショレは、キャリエールに説明を求める。
キャリエールは、このオペラ座の地下には、怪人――ファントムが住んでいて、“下に降りてはいけない”という規則を定めていると語る。
実際、地下へ行った者は誰も戻ってこなかったというキャリエールの言葉を聞いたショレは、そのような話は信じられない、解雇された腹いせにお前が仕組んだ策略だと、全く取り合おうとはしなかった。
オペラ座を訪れたクリスティーヌは、キャリエールが解雇された事を知り愕然とするが、楽屋番のジャン・クロードの計らいで新しい支配人に紹介してもらえることとなる。
彼女がシャンドン伯爵の紹介でやって来たと知ったショレは、早速彼女にレッスンを受けさせようとするが、カルロッタは、彼女を自分の衣装係にしてしまう。
しかしクリスティーヌは、憧れのオペラ座に居られるだけで幸せだと心から喜ぶのだった。
ある時、清らかなクリスティーヌの歌声を聞いたファントムは、仮面で顔を隠しながら彼女に近付き、囁きかける…
君がオペラ座で歌えるようになるための指導を私にさせて欲しい、と――。

 

 
歌で勝負の実力派トップコンビには、願っても無い大作キターーーー。
顔のデカさも仮面で誤魔化せるし、歌声のデカさも思う存分生かせる、まさにだいもんに打って付けやん。
まーやきぃもトップ就任以降、全然キャラじゃない役ばっか振られてたけど、今作なら個性を生かせるやろね。
     
ハイ…
  
  

 
 
配役比較
  18年雪組  11年花組  06年花組  04年宙組
ファントム
(エリック。オペラ座に潜む怪人)
望海風斗/蘭寿とむ/春野寿美礼/和央ようか
幼いエリック
彩海せら/実咲凜音/野々すみ花/和音美桜
ジェラルド・キャリエール
(オペラ座の前支配人)
彩風咲奈/壮一帆/彩吹真央/樹里咲穂(専科)
若かりし頃のキャリエール
永久輝せあ/朝夏まなと×華形ひかる/愛音羽麗/初嶺麿代
ベラドーヴァ
(エリックの母)
朝月希和/芽吹幸奈/花咲りりか/音乃いづみ
アラン・ショレ
(オペラ座の新支配人)
朝美絢×彩凪翔/華形ひかる×愛音羽麗/夏美よう/鈴鹿照(専科)
カルロッタ
(新しいプリマドンナ。ショレの妻)
舞咲りん/桜一花/出雲綾(専科)/出雲綾
ヴァレリウス
(カルロッタの付き人)
千風カレン/初姫さあや/花純風香/毬穂えりな
ジョセフ・ブケー
(カルロッタの衣装係)
天月翼/天真みちる/紫万新/貴羽右京
 
クリスティーヌ・ダーエ
(オペラ歌手を目指す娘)
真彩希帆/蘭乃はな/桜乃彩音/花總まり
フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵
(オペラ座のパトロンの一人)
彩凪翔×朝美絢/愛音羽麗×朝夏まなと/真飛聖/安蘭けい(特出)
ガブリエル
(オペラ座の音楽教師)
梨花ますみ//梨花ますみ/鈴奈沙也
メルシエ
(オペラ座の音楽教師)
/高翔みず希//
ジャン・クロード
(オペラ座の楽屋番)
奏乃はると・鳳華はるな・橘幸/夏美よう/高翔みず希/美郷真也
マダム・ドリーヌ
(オペラ座のバレエ教師)
早花まこ/花野じゅりあ/鈴懸三由岐/貴柳みどり
モーク・レール
(舞台監督)
久城あす/扇めぐむ/眉月凰/速水リキ
モンシャルマン
(文化大臣)
透真かずき/紫峰七海/悠真倫/夢大輝
ルドゥ警部
(パリ警察署長)
真那春人/悠真倫/大伴れいか/寿つかさ
パパン
(警官)
橘幸・朝澄希/夏城らんか/紫峰七海/天羽珠紀
ミフロワ
(警官)
桜路薫/夕霧らい/嶺輝あやと/月丘七央
 
セルジョ
(オペラ座の団員)
永久輝せあ/朝夏まなと×華形ひかる/愛音羽麗/初嶺麿代
リシャール
(オペラ座の団員)
煌羽レオ/望海風斗/未涼亜希/遼河はるひ
トゥルニエ
(オペラ座の団員)
真地祐果/浦輝ひろと/橘梨矢/夏大海
ジョルジュ
(オペラ座の団員)
叶ゆうり/彩城レア/紫陽レネ/巽希和
ポリニー
(オペラ座の団員)
陽向春輝///
ラシュナル
(オペラ座の団員)
綾凰華 /瀬戸かずや/桐生園加/悠未ひろ
イジドール
(オペラ座の団員)
天月翼///
ソレリ
(オペラ座の団員)
彩みちる/華耀きらり/華城季帆/彩乃かなみ
メグ
(オペラ座の団員)
潤花/仙名彩世/華耀きらり/花影アリス
レミー
(オペラ座の団員)
朝月希和///
フローラ
(オペラ座の団員)
妃華ゆきの/華月由舞/桜一花/美羽あさひ
フローレンス
(オペラ座の団員)
星南のぞみ/梅咲衣舞/舞城のどか/美風舞良
フルール
(オペラ座の団員)
野々花ひまり /月野姫花/花野じゅりあ/芽映はるか
ミレイユ
(オペラ座の団員)
杏野このみ/遼かぐら/絵莉千晶/彩苑ゆき
ジャム
(オペラ座の団員)
愛すみれ/瞳ゆゆ/涼葉らんの/白河るり
ルル
(オペラ座の団員)
白峰ゆり/鞠花ゆめ/華桐わかな/月城美咲
コレット
(オペラ座の団員)
/花奈澪/珠まゆら/織花なるみ
ボーイ長
ゆめ真音/煌雅あさひ/扇めぐむ/真木薫
従者
(エリックの従者)
沙月愛奈・笙乃茅桜・鳳華はるな・日和春磨・諏訪さき・眞ノ宮るい・縣千/
月央和沙・冴月瑠那・鳳真由・輝良まさと・真瀬はるか・日高大地・真輝いづみ・大河凜・和海しょう・舞月なぎさ・水美舞斗・柚香光/
貴怜良・華形ひかる・望月理世・日向燦・星紀はんな・夕霧らい・祐澄しゅん・朝夏まなと・月央和沙・望海風斗・彩城レア・冴月瑠那/
珠洲春希・十輝いりす・七帆ひかる・和涼華・聖野花珠・早霧せいな・美牧冴京・春風弥里・蓮水ゆうや・鳳翔大・凪七瑠海・暁郷
オペラ座のダンサー
華蓮エミリ・沙羅アンナ・羽織夕夏・希良々うみ・琴羽りり/
白姫あかり・花蝶しほ・春花きらら・初花美咲・菜那くらら・桜咲彩花・凪咲星南/
舞名里音・初姫さあや・愛純もえり・澪乃せいら・芽吹幸奈・遼かぐら/
大海亜呼・綾花ちか・鮎瀬美都・葉室ちあ理・舞姫あゆみ
 
マリアの影
朝月希和///
客の女
優美せりな・涼花美雨/彩咲めい・花輝真帆/聖花まい・雫花ちな/純あいら・綾音らいら
客の男
星加梨杏・日和春磨・汐聖風美/神房佳希・愛羽ふぶき・冴華りおな/天宮菜生・嶺乃一真・浦輝ひろと/八雲美佳・潮和歌・風莉じん
薬草売り
羽織夕夏/初花美咲/珠まゆら/
  
エトワール
愛すみれ/初姫さあや/華城季帆/彩乃かなみ
  
2004年、宙組で和央ようか×花總まりトップコンビにより初演。
  2006年、花組で春野寿美礼×桜乃彩音トップコンビお披露目公演として再演。
  2011年、花組で蘭寿とむ×蘭乃はなトップコンビお披露目公演として再演。
  
  
  
        
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