2022.03.16.Wed
「綺咲愛里」


「綺咲愛里」(きさき・あいり)は、女優。元宝塚歌劇団星組トップ娘役。
10月30日生、兵庫県川西市、県立宝塚北高校出身。
身長163cm。血液型A型。
所属事務所はワンダーヴィレッジ。
公式愛称は「あーちゃん」。非公式は「アイリーン」
◎2008年4月、宝塚音楽学校入学。
2010年3月、宝塚歌劇団に96期生として入団。入団時の成績は17番。月組公演「THE SCARLET PIMPERNEL」で初舞台。その後、星組に配属。
同期には夢奈瑠音、和希そら、OGに元花組トップ娘役花乃まりあ、元雪組トップ娘役朝月希和・咲妃みゆ、優波慧、紫藤りゅう、叶羽時、夢華あみ、瀬戸花まりらがいる。
2012年の「ジャン・ルイ・ファージョン」(バウホール・日本青年館公演)で、早くも主演紅ゆずるの妻ヴィクトワール。続くショー「Étoile de TAKARAZUKA」新人公演で、早乙女わかばらとヒロインパートの一部。
2014年の「太陽王」(東急シアターオーブ公演)で、トップ柚希礼音の相手役の1人。続く「The Lost Glory」で新公初ヒロイン。
2015年、柚希礼音・夢咲ねね退団公演となる「黒豹の如く」で、2度目新公ヒロイン。続く「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(赤坂ACTシアター・DC公演)で、東上初ヒロイン。紅ゆずると初タッグ。続く北翔海莉・妃海風大劇場お披露目となる「ガイズ&ドールズ」で、3度目新公ヒロイン。3作連続ヒロイン。
同年、宝塚歌劇団年度賞の2014年度新人賞。
2016年よりヒガシマル醤油のイメージキャラクター。
同年11月21日付で、妃海風の後任として星組トップ娘役に就任。紅ゆずるの相手役として「タカラヅカスペシャル2016」でプレお披露目。
2017年、初舞台作の再演となる「THE SCARLET PIMPERNEL」で、大劇場お披露目。
同年、阪急すみれ会パンジー賞の2017年度娘役賞。
2019年10月13日、「GOD OF STARS/エクレールブリアン」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を紅と同時退団。東京前楽は台風直撃により、まさかの公演ナッシング。
同年、宝塚歌劇団年度賞の2018年度優秀賞。
2020年7月よりワンダーヴィレッジ所属となり、本格再始動。
◎3歳下の弟と7歳下の妹がいる。
幼稚園の頃からピアノとバレエを習い始める。
地元の中学へ入学し、合唱コンクールでは3年間ピアノ伴奏を担当していた。
中3の進路相談で、担任の教師から演劇科のある学校を勧められ、そのまま公立高校の演劇科に進学。学校は駅から遠いが、演劇科は身体作りのためバス通学禁止で、始発で登校し、発声などクラス40人で団結して頑張っていた。
その頃ピアノの先生からヅカ受験を勧められる。ヅカを全く知らず、「どうせ受かるわけないし…」と、母とダメ元で音楽学校の願書を提出。その後、宙組「黎明の風/Passion 愛の旅」でヅカ初観劇。
春休み中も新入生歓迎のレッスンに明け暮れるクラスメイトに断り、音楽学校の一次試験に臨む。電車ではクラスメイトと顔を合わせそうになり、慌てて気配を消した。
試験会場ではあまりの次元の違いに驚愕し、二次試験はひたすら周りの見よう見まねでついていった。
合格発表当日、TVに映るということを知らなかったため、母と前の方に居てしまい、ニュース映像でガンガン流され、同級生から連絡の嵐を受ける羽目に。その時点でもヅカについての知識が乏しく、てっきり音楽学校と高校生活とを両立できるものだと思い込んでいた。
妹は花組娘役の美里玲菜。
●宝塚歌劇団時代の主な活動
■初舞台
2010年
4~5月、月組「THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレットピンパーネル)」(宝塚大劇場のみ)新公:民衆
□星組時代
7~8月、「ロミオとジュリエット」(梅田芸術劇場・博多座)
10~12月、「宝塚花の踊り絵巻」「愛と青春の旅だち」
2011年
4~7月、「ノバ・ボサ・ノバ」新公:ボーロ(本役:音波みのり)「めぐり会いは再び」
8~9月、「ランスロット」(バウホール)幼グウィネビア
11~2012年2月、「オーシャンズ11」
3月、「天使のはしご」(日本青年館・バウホール)リディア、天使
5~8月、「ダンサ セレナータ」カロリーナ、新公:リタ(本役:早乙女わかば)「Celebrity」
9月、「ジャン・ルイ・ファージョン-王妃の調香師-」(バウホール・日本青年館)ヴィクトワール・ファージョン
11~2013年2月、「宝塚ジャポニズム~序破急~」「めぐり会いは再び2nd~Star Bride~」新公:レオニード(本役:音波みのり)「Étoile de TAKARAZUKA(エトワールドタカラヅカ)」プティットアミ、新公:ゴールドアリエス(本役:夢咲ねね)、ヴァルゴファムA(本役:音波みのり)
3~4月、「南太平洋」(ドラマシティ・日本青年館)リアット
5~8月、「ロミオとジュリエット」キャピュレット(女)、新公:モンタギュー(女)
9~10月、柚希礼音スペシャル・ライブ「REON!!Ⅱ」(東京国際フォーラム・博多座)
2014年
1~3月、「眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-」マリー・ルイーズ、新公:テレーズ(本役:音花ゆり)
5~6月、「太陽王~ル・ロワ・ソレイユ~」(東急シアターオーブ)マリー・マンシーニ
7~10月、「The Lost Glory-美しき幻影-」ミラベル、新公:ディアナ・キャンベル(本役:夢咲ねね)「パッショネイト宝塚!」 新人公演初ヒロイン

11月、柚希礼音スーパー・リサイタル「REON in BUDOKAN~LEGEND~」(日本武道館)
12月、「アルカサル〜王城〜」(バウホール)ブランシュ
2015年
2~5月、「黒豹(くろひょう)の如(ごと)く」モニカ、新公:カテリーナ・デ・ラミレス(本役:夢咲ねね)「Dear DIAMOND!!」 新人公演ヒロイン

6~7月、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(赤坂ACTシアター・ドラマシティ)ブレンダ・ストロング 東上ヒロイン

8~11月、「ガイズ&ドールズ」ミミ、新公:サラ・ブラウン(本役:妃海風) 新人公演ヒロイン

2016年
1月、「LOVE&DREAM」(東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)
3~6月、「こうもり」イーダ、新公:レブロフ伯爵夫人(本役:万里柚美)「THE ENTERTAINER!」
6月、「Bow Singing Workshop~星~」(バウホール)
8~11月、「桜華に舞え」竹下ヒサ、新公:大給夫人(本役:万里柚美)「ロマンス!!(Romance)」
■星組トップ娘役時代
2017年
1月、「オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-」(東京国際フォーラム)シャンティプリヤ(シャンティ)、サンディ トップお披露目公演
3~6月、「THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレットピンパーネル)」マルグリット・サン・ジュスト 大劇場トップお披露目公演
7~8月、「オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-」(梅田芸術劇場)シャンティプリヤ(シャンティ)、サンディ
9~12月、「ベルリン、わが愛」ジル・クライン「Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケドタカラヅカ)」
2018年
2月、「うたかたの恋」マリー・ヴェッツェラ「Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケドタカラヅカ)」(中日劇場)
4~7月、「ANOTHER WORLD」お澄「Killer Rouge(キラールージュ)」
8~11月、「Thunderbolt Fantasy(サンダーボルトファンタジー)東離劍遊紀(とうりけんゆうき)」丹翡(タンヒ)「Killer Rouge/星秀☆煌紅」(梅田芸術劇場・日本青年館・國家兩廳院國家戯劇院・高雄市文化中心至徳堂)
2019年
1~3月、「霧深きエルベのほとり」マルギット・シュラック「ESTRELLAS(エストレージャス)~星たち~」
5月、「鎌足-夢のまほろば、大和(やまと)し美(うるわ)し-」(ドラマシティ・日本青年館)車持与志古郎女
7~10月、「GOD OF STARS-食聖-」アイリーン・チョウ、天女「Éclair Brillant(エクレールブリアン)」 退団公演
☆出演イベント
2011年1~2月、「DREAM TRAIL〜宝塚伝説〜」(外部出演)
2011年7月、轟悠ディナーショー「Rendez-Vous〜今宵きみと〜」
2012年12月、タカラヅカスペシャル2012「ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜」(コーラス)
2014年12月、タカラヅカスペシャル2014「Thank you for 100 years」
2015年12月、タカラヅカスペシャル2015「New Century,Next Dream」
2016年12月、タカラヅカスペシャル2016「Music Succession to Next」
2017年10月、第54回「宝塚舞踊会」
2018年12月、タカラヅカスペシャル2018「Say!Hey!Show Up!!」
2019年8月、綺咲愛里ミュージック・サロン「My Melody」
☆広告出演
2016~2019年、ヒガシマル醤油
★受賞歴
2015年、「宝塚歌劇団年度賞」2014年度新人賞
2017年、「阪急すみれ会パンジー賞」娘役賞
2019年、「宝塚歌劇団年度賞」2018年度優秀賞
●宝塚歌劇団退団後の主な活動
□舞台
2020年
2021年
1〜2月、「ポーの一族」(梅田芸術劇場・東京国際フォーラム・御園座)メリーベル
8〜9月、「王家の紋章」(帝国劇場・博多座)ミタムン
2022年
1〜2月、「告白」(浅草九劇)佐伯冬香
4〜5・9月、「Endless SHOCK-Eternal-」(帝国劇場・博多座)リカ
7〜8月、「Only1, not No.1」(シアタークリエ・サンケイホールブリーゼ・名古屋市公会堂)
11〜2023年1月、「東京ラブストーリー」(東京建物Brillia HALL・ドラマシティ・アイリス・JMSアステールプラザ)長崎尚子
5〜6月、「シー・ラヴズ・ミー」(シアタークリエ・Dream House大ホール・御園座)アマリア
□写真集
2020年
10月、「Airi Kisaki 1013」(日本文芸社)
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宝塚音楽学校96期裁判について

「Airi Kisaki 1013」
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