2017.12.14.Thu

「うたかたの恋/Bouquet de TAKARAZUKA」

   

 
             紅ゆずる×綺咲愛里
 
ミュージカル・ロマン「うたかたの恋」
19世紀末、オーストリアで実際に起こった悲恋を描いたクロード・アネの小説「マイヤーリンク」をもとに、オーストリア皇帝の嫡子ルドルフと、男爵令嬢マリー・ヴェッツェラとの許されざる恋をドラマティックに描いた傑作ミュージカル。
1983年の初演以降、再演を重ねてきた、儚くも美しい愛の物語です。

1889年1月26日、ウィーンにあるドイツ大使館では、皇帝一家臨席のもと舞踏会が催されていた。
大勢の貴族が一堂に会する中、皇太子ルドルフが男爵令嬢マリー・ヴェッツェラの手を取り、踊り出す。
人々の視線を一身に集め、幸せそのもののように踊るルドルフとマリー……しかし、うたかたの恋に終止符を打つ時の訪れを悟っていた二人は、愛を貫くべくある決心を固めていた――。
皇太子ルドルフは、次代のヨーロッパを担う才知に長けた後継者として他国にもその存在が広く知れ渡る青年であったが、その生活は決して安らかなものではなく、皇太子としての公務や守るべきしきたり、そして政略結婚で結ばれた妻との冷え切った関係が、彼に重荷となってのしかかっていた。
一方、ルドルフの従兄弟であるジャン・サルヴァドルは、同じハプスブルク家の青年でありながら、平民の娘を恋人に持ち、人生を謳歌していた。
心密かにジャンの生き方に憧れを抱いていたルドルフ。
だが、皇太子にそのような自由が許されるはずはなく、むしろルドルフのささやかな願いは次期皇帝の座を彼から奪おうと目論む者に利用されていく。
そんな時、ルドルフとマリーは出会ったのだった――。
他の女性にはない清純さや生命力に溢れた美しさを、ルドルフは一瞬にしてマリーに見出したのだ。
マリーもまた、微笑みを湛えながら時折物憂げな表情を見せるルドルフに強く心惹かれ始めていた。
マリーへの抑えきれぬ想いに身を焦がしたルドルフは、彼女を秘かに王宮の自室に招く。
やがて逢瀬を重ねるようになった二人は、許されざる恋に身を投じていくのだった――。

タカラヅカレビュー「Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)」
タカラヅカレビューの伝統を紡ぐ作品。
「モン・パリ」初演から90年余り、その歴史は数多くの素晴らしい場面、素敵な曲で彩られています。
パリレビューの場面を中心に、きらめく花の様に多彩な輝きを放つ紅ゆずるを中心とした星組メンバーの魅力を一杯詰め込んだ、豪華絢爛なレビューをお届け致します。

 

 
不覚にもポスター萌えしてもうた…
紅子×ヒガシマルでがたがたの恋再演 IN 中日。
汚れを知らない男爵令嬢マリー・ヴェッツェラを黒期ヒガシマルさんがねぇ…
紅子はまたもアドリブ入れまくりで役から大きくはみ出しまくるのだろう…。
お隣のまかまどコンビに演らせればよかったんでないの、これ。
 
ハイ
 
 



配役比較
  18年版  13年版  06年版  00年版  99年
ルドルフ
(オーストリー帝国の皇太子)
紅ゆずる/凰稀かなめ/春野寿美礼/和央ようか/真琴つばさ
ステファニー
(ルドルフの妃)
星蘭ひとみ/伶美うらら/舞城のどか/彩苑ゆき/西條三恵・美原志帆
エヴァ
(ステファニーの侍女)
紅咲梨乃/涼華まや/舞名里音/華絵みく/鈴奈美央
エリザベート皇后
(ルドルフの母)
万里柚美/美穂圭子(専科)/梨花ますみ/陵あきの/夏河ゆら
ヨゼフ皇帝
(ルドルフの父)
十碧れいや/悠未ひろ/夏美よう/大峯麻友/立ともみ
シュラット夫人
(女優、皇帝の愛人)
きらり杏/桜音れい/聖花まい/織花なるみ/水島あおい
ジャン・サルヴァドル大公
(ルドルフの従兄弟)
七海ひろき/朝夏まなと/彩吹真央/湖月わたる(専科)/汐美真帆
ミリー・ステュベル
(ジャンの恋人)
音波みのり/すみれ乃麗/桜一花/華景みさき/花瀬みずか
ラリッシュ伯爵夫人
(ルドルフの従姉)
七星美妃/花里まな/初姫さあや/双葉美樹/穂波亜莉亜・苑宮令奈
ロシェック
(ルドルフの老僕)
ひろ香祐/寿つかさ/悠真倫/未沙のえる(専科)/光樹すばる
ブラットフィッシュ
(ルドルフ付の馭者)
如月蓮/松風輝/華形ひかる/朝比奈慶/大和悠河
モーリス大尉
(ルドルフの副官)
漣レイラ/天玲美音/望月理世/華宮あいり/霧矢大夢・楠恵華
ホヨス伯爵
(ルドルフの友人)
煌えりせ/星月梨旺/日向燦/初嶺麿代/名城あおい
フィリップ皇子
(ルドルフの友人)
碧海さりお/朝央れん/白鳥かすが/珠洲春希/麻真もゆ
シャルロッテ
(ルドルフの友人)
桜里まお//舞名里音//茜みつ希
ジャネット
(ルドルフの友人)
蓮月りらん//瞳ゆゆ//芽夢ちさと
マリンカ
(ボヘミアの歌姫)
夢妃杏瑠/純矢ちとせ/絵莉千晶/久路あかり/千紘れいか
ゼップス
(ウィーン新聞の論説委員)
大輝真琴/風馬翔/愛音羽麗/夢月真生/嘉月絵理
ロイス公爵
(ドイツ大使)
隼玲央/実羚淳/星紀はんな/苑みかげ/越乃リュウ・有香潤
   
マリー・ヴェッツェラ
(男爵令嬢)
綺咲愛里/実咲凜音/桜乃彩音/花總まり/檀れい
ジェシカ
(マリーの乳母)
澪乃桜季/鈴奈沙也/鈴鹿照(専科)/鈴鹿照(専科)/鈴鹿照(専科)
ヴェッツェラ男爵夫人
(マリーの母)
紫月音寧/結乃かなり/花純風香/鈴奈沙也/那津乃咲
ハンナ
(マリーの妹)
華雪りら/綾瀬あきな/澪乃せいら/白河ゆり/湖泉きらら・水沢葉月
 
フリードリヒ公爵
(官房長官)
凪七瑠海(専科)/緒月遠麻/眉月凰/越はるき/卯城薫
ツェヴェッカ伯爵夫人
(フリードリヒの愛人)
華鳥礼良/大海亜呼/花野じゅりあ/優花えり/北原里麻
グレタ
(ツェヴェッカ伯爵夫人の侍女)
水乃ゆり/小春乃さよ/聖花まい/梶花空未/風帆優里
エミール
(フリードリヒの部下)
桃堂純/瑠風輝/夕霧らい/風輝マヤ/楠恵華・大樹槙
フェルディナンド大公
(ルドルフの従兄弟)
極美慎/愛月ひかる/貴怜良/月船さらら/華路ゆうき
   
ハムレット
(劇中劇の主人公)
紅ゆずる/凰稀かなめ/春野寿美礼/和央ようか/真琴つばさ
オフィーリア
(劇中劇のヒロイン)
水乃ゆり/真みや涼子/華耀きらり/芽映はるか/椎名葵・西條三恵
  
ハンス
(士官)
拓斗れい/水香依千/月央和沙/悠未ひろ/麻真もゆ・秋月章
クライス
(士官)
紫藤りゅう/和希そら/祐澄しゅん/貴羽右京/有香潤、麻真もゆ
クリューガー
(士官)
彩葉玲央/朝日奈蒼/浦輝ひろと/冴輝星也/良基天音
ベッセル
(士官)
湊璃飛/潤奈すばる/煌雅あさひ/風莉じん/北翔海莉・風雅湊
ヘルマン
(士官)
草薙稀月/秋奈るい/紫陽レネ/悠未ひろ/良基天音
グスタフ
(士官)
咲城けい/和希そら/祐澄しゅん/風莉じん/北翔海莉・風雅湊
アンナ
(令嬢)
瑠璃花夏/華雪りら/湖々マリア//芽夢ちさと・幸涼香
カローラ
(令嬢)
侑蘭粋/瀬戸花まり/瞳ゆゆ//雪菜つぐみ・紫野ゆき
エマ
(令嬢)
蓮月りらん/里咲しぐれ/華耀きらり//椎名葵
ビルギット
(令嬢)
桜里まお//舞名里音//円さくら
ヨハンナ
(令嬢)
瑠璃花夏/瀬戸花まり/瞳ゆゆ/高宮里菜/幸涼香
ヘンリエッテ
(令嬢)
侑蘭粋/里咲しぐれ/華耀きらり//椎名葵・紫野ゆき
アデーレ
(令嬢)
/華雪りら/湖々マリア//芽夢ちさと
ハラック侯爵
奏碧タケル//月央和沙//
ハラック夫人
澪乃桜季/小春乃さよ/聖花まい//茜みつ希・穂波亜莉亜
ベルガルト夫人
桜里まお/鈴奈沙也//杏里ミチル/円さくら・茜みつ希
ツェルニン
希沙薫/朝日奈蒼/浦輝ひろと//有香潤・秋月章
シュターレイ夫人
夢妃杏瑠/純矢ちとせ/絵莉千晶//風帆優里
従僕
咲城けい/朝日奈蒼/浦輝ひろと/十輝いりす・七帆ひかる/北翔海莉
給仕
孔雅といろ//煌雅あさひ//北翔海莉
ラストカゲソロ
ひろ香祐&夢妃杏瑠/
悠未ひろ&小春乃さよ/
煌雅あさひ&初姫さあや/
朝比奈慶&鈴奈沙也/
嘉月絵理&那津乃咲
 
1983年、雪組で麻実れい×遥くららトップコンビにより大劇場初演。翌年、中日劇場で再演。
 1993年、星組で紫苑ゆう×白城あやかトップコンビにより大劇場再演。トップの休演により宝塚のみ麻路さき×白城あやかコンビで上演。翌年、全ツで再演。
 1999年、月組で真琴つばさ×檀れいトップコンビお披露目公演として全ツ再演。同年、また全ツ再演。
 2000年、宙組で和央ようか×花總まりトップコンビにより全ツ再演。
 2006年、花組で春野寿美礼×桜乃彩音トップコンビにより全ツ再演。
 2013年、宙組で凰稀かなめ×実咲凜音トップコンビにより全ツ再演。
  
  
  
         
18年星組版「うたかたの恋」  星組公演「Bouquet de TAKARAZUKA」
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