2016.01.04.Mon

「Ernest in Love 2016」

 

 
                明日海りお×花乃まりあ
 
「Ernest in Love」
原作/オスカー・ワイルド 脚本・作詞/アン・クロズウエル
作曲/リー・ポクリス
日本語脚本・歌詞、演出/木村信司 翻訳/青鹿宏二
オスカー・ワイルドの喜劇「まじめが肝心」を原作に、アン・クロズウエルが脚本・作詞を、リー・ポクリスが作曲を手掛け1960年にオフ・ブロードウエイで上演された、陽気でお洒落なミュージカル。
宝塚歌劇では2005年に梅田芸術劇場メインホール、および日生劇場で初演。
2015年1月に、明日海りお×花乃まりあを中心とした花組により東京国際フォーラムにて上演され大好評を博した作品を、梅田芸術劇場メインホールと中日劇場にて再演致します。
梅田芸術劇場における11年ぶりの凱旋公演でもあり、フィナーレをブラッシュアップしてお届け致します。

19世紀末のロンドン。
ハートフォードシャー育ちの貴族アーネストは、かねてから想いを寄せるフェアフォックス家の令嬢グウェンドレンに、どのようにプロポーズしようかと思案していた。
グウェンドレンが母親と共に彼女の従兄妹にあたるアルジャノンの屋敷を訪れることを知ったアーネストは、早速彼の屋敷へと向かう。
ところが、アーネストを屋敷に迎え入れたアルジャノンは、グウェンドレンとの結婚は僕が許さないと言い、かつてアーネストがアルジャノン家に忘れていった、シガレット・ケースを差し出す。
ケースの中には「ジャック伯父様へ。小さなセシリイより。深き、愛を込めて」との文字が…。
アルジャノンから執拗にその訳を問い質され、観念したアーネストは、自分の名前はロンドンではアーネストだが、本当はジャックなのだと語り始める。
子供の頃、トーマス・カデュー氏の養子となったジャックは、カデュー氏が亡くなる時、彼の孫娘セシリイの後見人となったが、道徳的な品格が要求される後見人としての暮らしは息が詰まる為、アーネストという弟を生み出し、いつも不祥事をしでかす彼の後始末という理由を付け、頻繁にロンドンに来ていたというのだ。
その話を聞いたアルジャノンは、僕達は仲間だと、突然笑い出す。
実はアルジャノンにもバンバリーという架空の友人がいたのだ――。

 

  

   
ハイ
配役比較
  16年版  15年版  05年版  05年
ジャック(アーネスト)・ワージング
(ハートフォードシャー育ちの貴族)
明日海りお/明日海りお/樹里咲穂(専科)/瀬奈じゅん
パーキンス
(ジャックの執事)
夕霧らい/夕霧らい/悠真倫/越乃リュウ
セシリイ・カデュー
(ジャックが後見人を務める娘)
城妃美伶×音くり寿/城妃美伶/桜一花/城咲あい
プリズム
(セシリイの家庭教師)
花野じゅりあ/芽吹幸奈/花純風香/瀧川末子
 
アルジャノン・モンクリーフ
(ロンドン生まれ、ロンドン育ちの貴族)
芹香斗亜×鳳月杏/芹香斗亜/蘭寿とむ/霧矢大夢
レイン
(アルジャノンの執事)
鳳月杏×芹香斗亜/高翔みず希/高翔みず希/光樹すばる
グウェンドレン・フェアファックス
(フェアファックス家の令嬢。アルジャノンの従妹)
花乃まりあ/花乃まりあ/遠野あすか/彩乃かなみ
ブラックネル
(グウェンドレンの母)
悠真倫(専科)/悠真倫(専科)/出雲綾(専科)/出雲綾(専科)
アリス
(グウェンドレンの小間使い)
花野じゅりあ/芽吹幸奈/花純風香/瀧川末子
 
チャジュブル
(牧師)
夕霧らい/夕霧らい/悠真倫/越乃リュウ
エフィー
(メイド)
白姫あかり/白姫あかり/華桐わかな/音姫すなお
八百屋・ヨゼフ
天真みちる/航琉ひびき/望月理世/姿樹えり緒
ダンス教師・マリア
美花梨乃/菜那くらら/珠まゆら/妃鳳こころ
ピアノ教師
優波慧/羽立光来/紫陽レネ/朝桐紫乃
タバコ屋
冴月瑠那/舞月なぎさ/月路奏/綾月せり
ロンドン市民・農民・メイド
音くり寿×城妃美伶///
フィナーレの歌手
乙羽映見///
 
2005年、月組で瀬奈じゅん×彩乃かなみトップコンビお披露目公演として初演。
 同年、花組で樹里咲穂(専科)×遠野あすかコンビにより再演。樹里咲穂の退団公演。
 2015年、花組で明日海りお×花乃まりあトップコンビお披露目公演として再演。
 
 
 
           
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