2015.09.30.Wed

「舞音/GOLDEN JAZZ」

 

  
        龍シャルル(研15)×愛希マノン(研7)
 
Musical「舞音-MANON-」~アベ・プレヴォ「マノン・レスコー」より~
脚本・演出/植田景子 作曲/Joy Son 
フランス恋愛文学の最高峰の一つであり、バレエやオペラ作品としても人気の高い、アベ・プレヴォ作「マノン・レスコー」。
将来を嘱望されるエリート青年が、自由奔放に生きる美少女マノンに魅せられ、その愛に翻弄されるドラマティックなラブストーリーを、20世紀初頭のフランス領インドシナに舞台を置き換え、アジアンテイストを散りばめた新鮮な世界観で描き出します。
1929年夏、フランス貴族の血を引く海軍将校シャルルは、駐屯先であるコーチシナ(現ベトナム南部)・サイゴンの港に到着する。
熱帯地方独特の、湿ったけだるい空気に包まれたシャルルは、今までに感じたことのない強い運命の力が、自分を未知の世界に導いていくかのような不思議な予感にとらわれる。
そんな彼の前に、黒髪の美少女が現れる。
彼女は、社交界では有名な踊り子で、金持ちの男達の心を次々に捕えては、自由気儘に豪奢な暮らしをしていることから、“舞音(マノン)”と呼ばれていた。
一目で彼女に恋してしまったシャルルは、その想いを止めることが出来ず、マノンと共に避暑地のヴィラへと向かい、二人は至福の時を過ごす。
しかし、マノンの兄、クオンが彼女を連れ戻しにやって来る。
華僑のパトロンの元へと去ってしまったマノンを許すことが出来ないシャルルは、彼女を忘れようと苦悶するが、そんな彼を、旧友のクリストフが親身になって心配する。
そして、シャルルがインドシナ総督の一人娘カロリーヌとの婚約の決心を固めようとした時、再び、彼の前にマノンが現れ…。
フランス支配に対する独立運動の不穏な空気が流れる中、マノンへの愛に全てを投げ打つ覚悟を決めたシャルルの前に、次々と過酷な運命が立ち塞がる。
ニューヨーク在住の韓国人作曲家ジョイ・ソン氏、そして、振付に元・ハンブルクバレエ団ソリスト大石裕香氏と、国際的に活躍する女性アーティストをクリエイティブスタッフに迎えて創り出す、東洋のエキゾティシズム溢れるオリジナルミュージカル、アジア版「マノン」にご期待下さい。

1929年夏。フランスの若きエリート海軍将校シャルル・ド・デュランは、インドシナ駐在を命じられ、駐屯地サイゴンの港に到着する。
エキゾティックで魅惑的な街の喧騒と、大河から流れ込む湿っぽい風。
シャルルは、今までに感じたことのない強い運命の力が、自分を未知の世界に導いていくかのような不思議な予感にとらわれる。
そんな彼の前に、黒髪の美少女が現れる。
彼女は、裕福なフランス人の父親とインドシナの女との間に生まれ、裕福層の男たちの心を捉え蝶のように飛びまわる、“舞音(マノン)”と呼ばれる踊り子だった。
マノンに運命的な出会いを感じたシャルルは、彼女への熱い想いを止めることが出来ず、共に避暑地のヴィラへと向かい、二人は至福の時を過ごす。
しかし、マノンの兄クオンが彼女を連れ戻しにやって来る。
華僑のパトロンのもとへと去ってしまったマノンを許すことが出来ないシャルルは、彼女を忘れようと苦悶する。
シャルルには、婚約を目前にしたカロリーヌという総督令嬢の幼馴染がいた。
マノンのせいで婚約を躊躇うシャルルに、旧友のクリストフはマノンのことは忘れるよう忠告する。
そんな時、シャルルはマノンと再会する。
「私はあなたを破滅させるかもしれない」というマノンに、「君がこの腕の中にいる、この喜びと引き換えになら、何を失ってもいい」と応えるシャルル。
サイゴンを離れ、二人で暮らし始めるシャルルとマノン。
しかし、フランス支配に対する独立運動の不穏な空気が流れる中、マノンへの愛に全てを投げ打つ覚悟を決めたシャルルの前に、次々と過酷な運命が立ち塞がる…。

グランドカーニバル「GOLDEN JAZZ」
作・演出/稲葉太地
数ある音楽の中でも、リズミカルな旋律で私たちの心を揺さぶるジャズ。
ルーツであるアフリカ音楽から現代に至るまでのジャズの変遷を辿りながら、バラエティに富んだ数々の場面で構成するショー作品です。
龍真咲を中心とした月組の個性溢れるメンバーが、様々な角度からジャズの魅力をお届け致します。

       

 
1789終了後、トップコンビが謎の分裂行動。
ミュージック・パフォーマンスなるものの開催に、今度はタイトルロール。
てっきりマノンさんの退団公演になるのかと思いきや、何事も無かったかのように続投決定。
諸事情で任期が延びたのやろか…。
  
  

  
  
ハイ
主な配役 
シャルル・ド・デュラン/  龍真咲
(インドシナ駐在を命じられた、フランスの若きエリート海軍将校)
もう一人のシャルル・ド・デュラン/  美弥るりか
(シャルルの真実の心を表す存在であり、運命を導く者)
カロリーヌ・ド・ルロワ/  早乙女わかば
(シャルルとの婚約を控えた、ルロワ総督の一人娘。美貌と知性を備えたフランス女性)
オーギュスト・ド・ルロワ/  飛鳥裕
(ハノイ駐在のインドシナ総督。シャルルを息子のように愛し、期待を寄せてきた)
イヴォンヌ・ド・ルロワ/  白雪さち花
(ルロワ総督夫人)
クリストフ・モラン/  凪七瑠海
(海軍士官学校時代からのシャルルの親友。高潔な精神を持つフランス軍人)
アンヌ=マリー・モラン/  夏月都
(クリストフの新婚の妻)
アレクサンドル・ブロイ/  光月るう
(フランス海軍の大佐。シャルルの上官)
アンリ・ルグラン/  紫門ゆりや
(フランス海軍士官)
レイモン・ベルナー/  千海華蘭
(フランス海軍士官)
セルジュ・ルーシェ/  煌月爽矢
(フランス海軍士官)
モーリス・デュラン/  輝生かなで
(フランス海軍士官)
 
マノン/  愛希れいか
(サイゴンの富裕層の男たちの心を捉え、”舞音(マノン)”という通称で呼ばれる美しい踊り子)
マノンの影/  叶羽時
ファン・チ・クオン/  珠城りょう
(マノンの兄。社会からはみ出した場所で生き、金のためなら何でもする男)
李宗與(リー・ゾンユー)/  綾月せり
(マノンの新しいパトロンである華僑の大富豪)
ホマ/  海乃美月
(マノンの小間使い。中部山岳地方の貧しい村の出身で、共産主義に理想を見出す)
カオ/  朝美絢
(フランス支配から祖国の独立を目指す民族主義運動に命を捧げる青年)
バオ/  夢奈瑠音
(反政府運動の若者)
タン/  蓮つかさ
(反政府運動の若者)
トゥアン/  暁千星
(反政府運動の若者)
張紫微(チャン・ズーウェイ)/  憧花ゆりの
(ホイアンの賭博場「紅虎(ホンフー)家」を経営する謎めいた中国人の美女)
ディン・タイ・ソン/  宇月颯
(張紫微の店で働く、沈着冷静な支配人)
マルセル・フェリ/  輝月ゆうま
(トゥーランの港に左遷された、品行の良くないフランス海軍士官)
 
ギョーム・ベロン/  星条海斗(専科)
(フランス政府への抵抗運動を壊滅させるために派遣された、切れ者の警察長官)
クレマン・ボヌール/  貴千碧
(ギョームの部下の刑事)
ジャン・リシャール/  貴澄隼人
(ギョームの部下の刑事)
 
ベル/  花陽みら
(サイゴンのダンスホール「La Perle」の歌手)
ロン・ボイ・ミン/  光月るう
(インドシナ独立のために闘い、投獄された革命家)
水の精霊
萌花ゆりあ・玲実くれあ・咲希あかね・星那由貴・夢羽美友・晴音アキ・茜小夏・叶羽時・蒼矢朋季・音風せいや・美園さくら・舞雛かのん・朝陽つばさ・蘭尚樹・天紫珠李・結愛かれん
(運命のダンサー)
海軍の上官/  響れおな
海軍少佐/  英かおと
政府の役人/  有瀬そう・輝城みつる・翔我つばき
祭りの歌手(男)/  春海ゆう・周旺真広
祭りの歌手(女)/  真愛涼歌・桃歌雪
ティコ/  桃歌雪
(蓮売り娘の歌い手)
ポーター/  蒼瀬侑季
物売りの子供/  姫咲美礼
看守/  朝霧真
 
 
 
     
月組公演「舞音」    月組公演「舞音」
¥11,000 Blu-ray  2015年12月号
             
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