2015.08.09.Sun
「銀二貫」

月城かなと(研7)
浪華人情物語「銀二貫—梅が枝の花かんざし—」
原作/髙田郁 脚本・演出/谷正純
大阪の書店員らが大阪ゆかりの小説の中から“ほんまに読んでほしい”本を選ぶ「Osaka Book One Project」の第1回(2013年)選定作であり、「みをつくし料理帖シリーズ」等で人気の時代小説家・髙田郁氏による「銀二貫」を舞台化。
舞台は商人の町・大坂天満。
仇討ちで父を亡くし、自分も討たれるかというところを、居合わせた寒天問屋井川屋の主人・和助に銀二貫で命を救われた武士の息子・鶴之輔は、松吉と名を改め商人として生きることとなる。
商人としての厳しい修行に耐え、数々の困難に立ち向かっていく松吉が、情け深い人々に支えられながら成長していく様を、得意先の料理屋の娘・真帆との淡い恋を交えてお届け致します。
関西風情を随所に盛り込んだ、涙あり笑いありの人情物語をお楽しみ下さい。
父親を仇討ちで殺された彦坂鶴之輔は、その場に居合わせた寒天問屋「井川屋」の主人・和助に命を救われる。
父を殺した相手に和助が、天満宮再建のために用意した銀二貫を渡し鶴之輔の命を買ったのだ。
鶴之輔は父の最期の言葉の通り、何があっても生き続けようと強く心に誓う。
伏見の「美濃志摩屋」で寒天造りの修業を終え、和助に誘われて井川屋の丁稚となった鶴之輔は、名を松吉と改め商人として生きていくこととなる。
松吉は以前彼女が落とした簪替わりの梅の枝を拾ったことから出会った娘・真帆と再会する。
真帆は料理屋「真帆家」の一人娘だった。
真帆の父・嘉平は、まだ店に出していない看板材料“琥珀寒”を松吉に味見させ、寒天の素晴らしさを教えるのだった。
天満宮の社殿が再建されたばかりのある日、京の寒天製造所である「美濃志摩屋」付近で火事が起こったとの知らせが届く。
美濃志摩屋がなくなり、新しい商品が入ってこないとなれば「井川屋」も危ない…和助は慌てふためく。
五年前の火事で行方不明となっていた真帆は、団子屋のお広に拾われ、彼女の子おてつとして生きていた。
お広は亡くなった自分の娘を真帆に重ね合わせていたのだ。
病に倒れたお広は、松吉と真帆の姿を見て「もうええよ…」と呟いて息を引き取る。
店を畳んだ美濃志摩屋の代わりを探す和助と善次郎に、昔、伏見の寒天場で世話になった恩人で、今は原村で寒天を作る半兵衛に頼むことを提案する松吉。
三年後、商売は順調に進み、和助と善次郎はようやく天満宮に銀二貫を納めた。
こうして、銀二貫を寄進するまでは婚礼をあげないと誓っていた松吉と真帆も、ようやく婚礼をあげることが出来たのだった。

月城かなと、新公主演3回を経て、ついにバウ初主演へ

CM出演も果たし、順調にスターの階段昇ってます。
バウ初ヒロインの有沙瞳(研4)、新公ヒロ1回のみも実力は折り紙付き

今回堂々のポスター入り。
ハイ

松吉(彦坂鶴之輔)/ 月城かなと
(苗村藩士・彦坂数馬の子として生まれるが、寒天問屋「井川屋」の丁稚となる)
彦坂鶴之輔/ 彩みちる
(幼少時代)
彦坂数馬/ 香綾しずる
(苗村藩の脱藩藩士。鶴之輔の父親)
建部玄武/ 叶ゆうり
(苗村藩士)
和助/ 華形ひかる(専科)
(寒天問屋「井川屋」の主人)
善次郎/ 英真なおき(専科)
(「井川屋」の番頭)
定七/ 真地佑果
(「井川屋」の手代)
亀吉/ 真條まから
(「井川屋」の丁稚)
梅吉/ 久城あす
(「井川屋」の丁稚)
お里/ 愛すみれ
(「井川屋」の女衆)
真帆/ 有沙瞳
(料理屋「真帆屋」の娘)
嘉平/ 奏乃はると
(料理人。真帆の父親)
惣右衛門/ 和城るな
(乾物屋「山城屋」の主人)
お絹/ 妃桜ほのり
(惣右衛門の妻)
お市/ 彩みちる
(「山城屋」の娘)
お広/ 桃花ひな
(団子屋)
おてつ/ 有沙瞳
(団子屋・お広の娘)
半兵衛/ 香綾しずる
(寒天職人)
おたき/おくま/ 杏野このみ
(寒天場の女衆/)
留吉/ 諏訪さき
多助/ 星加梨杏
喜六/ 煌羽レオ
(三十石船の船頭)
お葉/ 彩月つくし
(町娘)
お照/ 沙羅アンナ
(町娘)
大根屋/商店主/ 眞ノ宮るい
おでん屋/料理人/ 諏訪さき
子守りの少女/ 月華雪乃
商店主/ 叶ゆうり
お初/ 桃花ひな
徳兵衛/ 月城かなと
太夫/ 久城あす
太夫/ 愛すみれ
祝舞(鶴)/ 香綾しずる
祝舞(亀)/ 煌羽レオ
舞咲りんが大劇場から続けて休演。
どの役でキャスティングされてたんかな…。
何となく、桃花ひな様の役ぽいな。
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