2022.10.06.Thu
歌劇10月号

歌劇10月号の表紙は、花組トップスター・柚香光。
Voyage with you/ 月城かなと×海乃美月
カラーポートレート/彩風咲奈&星風まどか&桜木みなと&和希そら&風間柚乃
サヨナラ袴ポートレート/ 夏月都&晴音アキ
moment/ 夢奈瑠音×蓮つかさ×英かおと×礼華はる×彩海せら
シアターthe☆歌劇/ 紫門ゆりや&瑠風輝&帆純まひろ&極美慎
TAKARAZUKAニュース
魅惑の宝塚歌劇〜公演ポスターで振り返る〜
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STAGE PHOTO/
宙組宝塚大劇場公演「HiGH&LOW-THE PREQUEL-」「Capricciosa!!」(宙組宝塚大劇場公演)
STAGE INFORMATION/
座談会「蒼穹の昴」(雪組宝塚大劇場公演)
インタビュー「フィレンツェに燃える/Fashionable Empire」(花組全国ツアー公演)
インタビュー「殉情」(花組宝塚バウホール公演)
楽屋取材「グレート・ギャツビー」(月組宝塚大劇場公演)
雪組 次期トップ娘役決定
みなさんのこと、知りタイガ〜/
柚香光&月城かなと&彩風咲奈&礼真琴&真風涼帆
ロングインタビュー/ 礼真琴
POWER!!!!!/ 瀬央ゆりあ&縣千
短波長波
退団のご挨拶&主な舞台歴/ 夏月都
ウォッチザフォース雪組/
音彩唯&琴峰紗あら&愛空みなみ&紀城ゆりや&海咲圭&希翠那音&美影くらら&月瀬陽
新雪組生紹介(108期)/
苑利香輝&紗香にいな&水月胡蝶&星沢ありさ&榊歩&琴華ひまわり&清羽美伶&千乃新
ワールドワイドオブタカラヅカ
えと文/ 春矢祐璃&清華蘭&眞ノ宮るい&遥斗勇帆&若翔りつ
「組レポ。」/羽立光来&白雪さち花&愛すみれ&綺城ひか理&紫藤りゅう
陽月華の今月の華
つぼ/ 早花まこ
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退団ご挨拶/ 麻丘乃愛&晴音アキ&佳乃百合香
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楽屋日記/
天つ風朱李 from 月組「グレート・ギャツビー」
風翔夕 from 宙組「HiGH&LOW」
星空美咲 from 花組「巡礼の年」


「歌劇9月号」 「歌劇8月号」
2022.10.14.Fri
「フィレンツェに燃える/Fashionable Empire」

柚香光×星風まどか
ミュージカル・ロマンス「フィレンツェに燃える」
作/柴田侑宏 演出/大野拓史
国家統一運動が起こり始めた1850年頃のイタリア、フィレンツェ。
侯爵家の長男で、聡明で高潔な貴公子アントニオは、酒場の歌姫から貴族の未亡人となったパメラと出会い、その想いの深い瞳に魅入られ恋に落ちる。
アントニオとは対照的に奔放な性格の侯爵家の次男レオナルドは、パメラが兄を破滅に導く悪女であると考え、二人を引き離す為に偽りの恋を仕掛けるのだが…。
1975年に雪組で上演され絶賛を博した『フィレンツェに燃える』。
愛の二面性をテーマに描かれた哀感溢れるミュージカル作品の初の再演に、柚香光を中心とした花組が挑みます。
フランス革命に端を発する激動の余波がヨーロッパ中に広がり、イタリアで国家統一運動の機運が高まり始めていた頃…。
フィレンツェの貴族、バルタザール侯爵家の長男アントニオは、常に家のことを第一に考える品行方正な青年だった。
対照的に次男のレオナルドは自由奔放な熱血漢で、巷の人々との付き合いを通じて国家統一運動への関心を抱くようになり、父であるバルタザール侯爵の不興を買っていた。
正反対の二人だったが、レオナルドは聡明でノーブルな兄を敬愛し、アントニオもまた弟の軽薄に見える言動の内に秘められた情熱と行動力を愛し、二人は強い兄弟愛で結ばれていた。
ある日、侯爵家の遠縁にあたる亡きクレメンティーナ公爵の妻パメラが、バルタザール侯爵に招かれてフィレンツェにやってくる。
元は酒場の歌姫で、親子ほど歳の離れた公爵の四度目の妻となって貴族の列に加わったパメラに、フィレンツェの貴族たちは冷ややかな視線を注ぐ。
しかしパメラが時折見せる血の吹きそうな眼に魅せられたアントニオは、自分を蔑む貴族たちに敢えて挑戦的な態度を取る彼女を支えようと心に決める。
長い屈辱の日々を一人で耐え続けてきたパメラは、そんなアントニオの優しさに安らぎを感じ、彼に惹かれていく。
アントニオからパメラとの結婚を考えていると打ち明けられたレオナルドは、パメラという女は兄がいる穢れのない世界に生きる人間ではないと猛反対するが、アントニオは聞く耳を持たない。
兄の純粋な愛情が破滅を招くことを恐れたレオナルドは、兄のために彼女を奪い取ろうとパメラに近づく。
アントニオを愛するようになっていたパメラだったが、自分の存在が彼の一生を台無しにしてしまうと悟り、レオナルドの誘いに乗ってアントニオに愛想尽かしをするのだった。
パメラとの恋に破れ傷つくアントニオを見るうちに、シュザンテ家のアンジェラは、実は彼を愛していたことに気づく。
また、レオナルドは兄を救うためにパメラに仕掛けた恋が、実は本物であったことを自覚するのだった。
一方、クレメンティーナ公爵の死にパメラが関係しているのではと疑念を抱く男がいた。
パメラの元恋人で憲兵隊将校のオテロ。
彼はパメラを追ってフィレンツェにやってきていた。
それぞれの思いが交錯する中、五月のカーニバルが始まる…。
ショーグルーヴ「Fashionable Empire」
作・演出/稲葉太地
時代や流行の先端を行く洒落者達が集う“Empire(帝国)”を舞台に、時にクールに、時に熱いビートのうねりで人々を魅了する数々の場面で構成するスタイリッシュなショー作品。
花組トップスター・柚香光の持つ都会的で洗練された魅力に焦点を当てると共に、花組生達の多彩な輝きを様々なグルーヴに乗せて、極上のエンターテインメントをお届け致します。

ゆずまどお披露目以来1年ぶりの全ツ。
名作の再演でございます。
名作と銘打ってはいますが、初演があまりにも今は昔すぎて、映像すら残っていないということですから、これはもはや迷作の再演なのか名作の初演なのか大いに迷うところでございます。
2022年10月14〜17日(大阪・梅田芸術劇場)
10月21〜23日(神奈川県民ホール)
10月25日(長野・ホクト文化ホール)
10月26日(長野・サントミューゼ上田市交流文化芸術センター)
10月28〜30日(宮城・名取市文化会館)
11月1〜3日(愛知・名古屋市民会館大ホール)
での公演スケジュール。
専科から高翔元組長・梨花元副組長出演。みとさんは芝居のみ。
裏はバウWSなので、路線スター陣はほとんど全ツ組に入りましたな。
海叶あさひ(研6)が全日程休演。
直近の星組全ツが諸々の不運に見舞われましたから、今回も代役やら、もしもの場合を想定して、いつも以上の対策を練って上演するのでせう。
ハイ

2022年花全ツ版 1975年雪大劇場版
アントニオ/
(バルタザール侯爵家の跡継ぎ)
柚香光/汀夏子
レオナルド/
(アントニオの弟)
水美舞斗/みさとけい・順みつき
レナート・パリアーノ伯爵/
(アントニオの友人)
聖乃あすか/常花代
アンジェラ/
(アントニオ、レオナルドの幼馴染)
星空美咲/沢かをり
ルチア/
(アンジェラの姉)
春妃うらら/千花さち代
セレーナ/
(アンジェラの妹)
愛蘭みこ/?
セルジオ/
(アンジェラの弟)
――/真咲佳子
マルガレート・シュザンテ伯爵夫人/
(アンジェラの母)
梨花ますみ(専科)/三鷹惠子
バネッサ/
(シュザンテ伯爵家のメイド)
美遥あゆ/一本美樹
ビットリオ/
(アントニオとレオナルドの従兄弟)
愛乃一真/鳳城ひろき・みさとけい
バルタザール侯爵/
(アントニオとレオナルドの父)
高翔みず希(専科)/大路三千緒
マリア/
(バルタザール侯爵家のメイド)
凛乃しづか/志都美咲
カルロ/
(バルタザール侯爵家の老執事)
航琉ひびき/岸香織
ロベルト/
(カルロの息子)
侑輝大弥/上條あきら
ジュゼッぺ/
(ロベルトの仲間)
龍季澪/夏照子
レンツォ/
(ロベルトの仲間)
翼杏寿/?
パオロ/
(ロベルトの仲間)
美空真瑠/丘千明
パメラ・クレメンティーナ公爵夫人/
(亡きクレメンティーナ公爵の妻)
星風まどか/高宮紗千
マリエッタ/
(パメラの小間使い)
七彩はづき/麻路まりこ
オテロ・ダミーコ/
(国家統一運動を取り締まる憲兵隊長。パメラの元恋人)
永久輝せあ/麻実れい
マチルド/
(オテロの愛人)
咲乃深音/麗美花
マンガーノ大佐/
(憲兵隊総司令官)
和海しょう/?
ファルコ/
(憲兵隊員)
泉まいら/?
エンニオ/
(憲兵隊員)
和礼彩/?
ジーナ/
(酒場の女主人)
華雅りりか/木花咲耶
マッダレーナ/
(酒場の歌姫)
湖春ひめ花/矢代鴻
イザベル/
(酒場の女。ロベルトの恋人)
都姫ここ/瑞穂まり
アリダ/
(酒場の女)
七彩はづき/高ひづる
ミランダ/
(酒場の女)
凛乃しづか/昇路みちる
マルタ/
(酒場の女)
三空凜花/松方里佳
ディノ/
(酒場の客)
涼葉まれ/?
ジロッティ/
(酒場の客)
青騎司/?
ルイジ/
(酒場の客)
遼美来/?
アルド/
(酒場の客)
瀬七波いろ/?
コレッティ/
(フィレンツェの貴族)
華雅りりか/瀬戸千尋
ラドバーニ/
(フィレンツェの貴族)
春矢祐璃/麻樹こずえ
パリ/
(街の男)
南音あきら/?
ザッフィ/
(街の女)
湖華詩/?
淑女/
湖春ひめ花・七彩はづき/
※1975年、雪組で汀夏子×高宮沙千トップコンビにより大劇場初演。


花組全ツ「フィレンツェに燃える」 花組「Fashionable Empire」
¥9,900 Blu-ray ライブCD
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2022.10.14.Fri
「咲乃深音」


「咲乃深音」(さきの・みおん)は、宝塚歌劇団花組の娘役。
6月29日生、兵庫県宝塚市、市立光ガ丘中学出身。
身長164cm。血液型A型。
公式愛称は「ゆうき」、「みょん」。非公式は「エト専科」
◎2013年4月、宝塚音楽学校入学。
2015年3月、宝塚歌劇団に101期生として入団。入団時の成績は7番。月組公演「1789-バスティーユの恋人たち-」で初舞台。その後、花組に配属。
同期には彩音星凪、礼華はる、縣千、碧海さりお、鷹翔千空、天紫珠李、湖々さくら、水音志保、OGにゆいかれん、優美せりな、星蘭ひとみらがいる。
2021年、柚香光・星風まどか大劇場お披露目となるショー「The Fascination!」で、自身憧れの初エトワール。
2022年の全ツショー「Fashionable Empire」で2度目エトワール。
■初舞台
2015年
4〜6月、月組「1789-バスティーユの恋人たち-」(宝塚大劇場のみ)
□花組時代
10〜12月、「新源氏物語」「Melodia-熱く美しき旋律-」
2016年
4〜7月、「ME AND MY GIRL」
8月、「Bow Singing Workshop〜花〜」(バウホール)
9月、「アイラブアインシュタイン」(バウホール)民衆
11〜2017年2月、「雪華抄(せっかしょう)」「金色(こんじき)の砂漠」新公:アムダリヤ(回想)(本役:華優希)、後宮の女カリシュマ(本役:華雅りりか)
3〜4月、「仮面のロマネスク」シャイヨー夫人、ボヌール夫人、貴族の娘「EXCITER!!2017」(全国ツアー)
6〜8月、「邪馬台国の風」新公:少年タケヒコ(本役:華優希)、カナ(本役:春妃うらら)「Santé!!」
10月、「ハンナのお花屋さん-Hanna’s Florist-」(TBS赤坂ACTシアター)クララ
2018年
1〜3月、「ポーの一族」新公:キャロル(本役:美花梨乃)
5月、「Senhor CRUZEIRO(セニョールクルゼイロ)!」(バウホール)セシリア
7〜10月、「MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-」新公:なつ(本役:茉玲さや那)「BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-」
2019年
2〜4月、「CASANOVA」サトゥールノ、新公:アンリエット(本役:城妃美伶)
5〜6月、「Dream On!」(バウホール)
6月、「恋スルARENA」(横浜アリーナ) ※6/25のみ特出
8〜11月、「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」母親、同級生、新公:フローレンス・ウィールドン夫人(本役:城妃美伶)「シャルム!」
2020年
1月、「マスカレード・ホテル」(ドラマシティ・日本青年館)高山佳子
7〜11月、「はいからさんが通る」
2021年
1〜2月、「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」(東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)アリス
4〜7月、「アウグストゥス-尊厳ある者-」「Cool Beast!!」
8〜9月、「哀しみのコルドバ」令嬢ポンシア、シャンタ「Cool Beast!!」(全国ツアー)
11〜12月、「元禄バロックロック」サツキ、新公:ケイショウイン(本役:美風舞良)「The Fascination(ザファシネイション)!」(宝塚大劇場) 初エトワール

2022年
1〜2月、「元禄バロックロック」サツキ、
3〜4月、「冬霞(ふゆがすみ)の巴里」(ドラマシティ・東京建物BrilliaHALL)エリーニュス ティーシポネー
6〜9月、「巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜」ド・キュスティーヌ嬢「Fashionable Empire」
10〜11月、「フィレンツェに燃える」マチルド「Fashionable Empire」(全国ツアー) エトワール

2023年
1〜3月、「うたかたの恋」マリンカ「ENCHANTEMENT(アンシャントマン)-華麗なる香水(パルファン)-」
5月、「舞姫」(バウホール)ミリィ
7〜10月、「鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)」浜菊「GRAND MIRAGE!」
11〜12月、「激情」「GRAND MIRAGE!」(全国ツアー)
☆出演イベント
2018年11〜12月、轟悠ディナーショー「Yū,Un jour chantant」
咲乃深音 公式プロフィール
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2022.10.16.Sun
「HiGH&LOW/Capricciosa!!」

真風涼帆
TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE「HiGH&LOW-THE PREQUEL-」
原作・著作・構想/HI-AX
脚本・演出/野口幸作
2015年に連続ドラマとして日本テレビ系列にて初放送された「HiGH&LOW」は、2020年までにシリーズ5作が放送される他、2016年より公開された映画シリーズは作品数にして7作、累計興行収入78億円、累計観客動員555万人を突破した、音楽・コミック・ゲーム・SNS・テーマパークなどあらゆるメディアを融合させた「総合エンタテインメント・プロジェクト」。
この壮大なシリーズの作品群の隠された前日譚(THE PREQUEL)を新たに構想、宝塚歌劇の世界観での舞台化に挑戦いたします。
時はムゲン解散から数ヶ月後、「SWORD」誕生前夜の物語である。
かつてムゲンという伝説のチームがこの一帯を支配していた。
しかしある事件をきっかけに突如ムゲンは解散。
無数のチームによる抗争が後を絶たなかった。
そんな中、ひとりの女性が現れる。
彼女と恋に落ちたのは、「山王連合会」のリーダーのコブラ。
だが、二人には抗うことのできない運命が待っていた…。
「守るべきものができると弱くなる」
それは戦うモノたちのセオリーなのか。
やがて頭角を現す五つのチーム「山王連合会」「White Rascals」「RUDE BOYS」「鬼邪高校」「達磨一家」。
その裏には、コブラを無口にさせる悲恋があった…。
LDH JAPANと宝塚歌劇団による強固なコラボレーションを通して、究極の男役を体現するトップスター・真風涼帆と宙組による、守るべき女性・守るべき街との間で葛藤する男たちの愛と闘いの物語にどうぞご期待ください。
生まれ育ったこの街を守るため、今日も拳を振りかざす――
ムゲンの元メンバー・コブラは、同じく元ムゲンメンバーのヤマトをはじめとした幼馴染たちと山王連合会(さんのうれんごうかい)を結成し、日々喧嘩に明け暮れていた。
ある日彼らは、羅千地区で勢力を持つWhite Rascals(ホワイトラスカルズ)が主催するパーティーの招待状を手に入れる。
「人生を変える何かが待っているかもしれない!」
敵を知る絶好のチャンスだとヤマトたちは盛り上がる。
無意味な抗争を好まないコブラは胸騒ぎを覚えるが、山王連合会の頭として逃げるわけには行かず、渋々同行するのだった。
「Party Time!」
街外れの豪華な古洋館。
White Rascalsのリーダー・ROCKYの合図で踊り始める招待客に紛れ、コブラたちもドレスコードの白の衣装と仮面を着け、忍び込んでいる。
挨拶に立ったROCKYは、夜の街で働く女性たちにとっての楽園、クラブheavenを新たに立ち上げることを発表する。
だがその時、White Rascalsのメンバーと言い争いながら飛び出してくる一人の女性が…。
「マジかよ…あいつ」
何やらトラブルを抱えている様子で走り去っていったその女性に覚えがあったコブラは、彼女を追いかける。
「…お前、カナだろ」
コブラが数年振りに再会したその女性は、幼馴染のカナだった。
見た目は大人になったが、中身はお互い全く変わっていないことを知り、昔に戻ったかのように言葉を交わすコブラとカナ。
だが、カナはショッキングな事実をコブラに告げる。
「…私ね、もうじき…死ぬの」
医師から余命半年と宣告されたカナが手に持っていたのは”死ぬまでにやりたいことリスト”。
人生の終わりに、生まれ育った街でやり残したことを叶えたい――
カナは、一緒に街を巡って欲しいとコブラに頼む。
守るべきものが増えると、喧嘩が弱くなる…
コブラはカナに危険が及ぶこともあるかもしれないと一度は断るが、その熱意に根負けする。
「One Day, One Lifetime」
一日を一生だと思えば、いろんなことが愛おしく感じられる…
カナの思いに寄り添い、コブラはカナのリストを一つずつ叶えていく。
しかし、カナを連れて逃げたのは山王連合会のコブラだということがROCKYの知るところとなる。
ROCKYが女性を守る理由…それは、幼い頃に母と姉が自ら命を絶ってしまったことにあった。
カナの様子が亡くなる前の母に似ていると感じていたROCKYは、コブラとカナの動向を部下に探らせる。
また、さらには山王街の覇権を狙う謎の組織も出現。
事態は、山王連合会、White Rascals、RUDE BOYS(ルードボーイズ)、達磨一家(だるまいっか)、鬼邪高校(おやこうこう)…群雄割拠の一帯を巻き込む大抗争へと発展していく――。
ファッシーノ・モストラーレ「Capricciosa(カプリチョーザ)!!」-心のままに-
作・演出/藤井大介
“Capricciosa”とはイタリア語で“気まぐれ”“勝手気まま”といった意味を持つ言葉。
放浪の伊達男カプリチョーザが、イタリア各地を巡る中で遭遇する様々な出来事を綴った大人の雰囲気漂うショー作品。
トップスター真風涼帆を中心に、宙組の個性溢れるスター達が繰り広げる、パワフルでセクシーな魅惑の世界をお楽しみください。

ヅカローでハイローだぜ。
宙組前作に続きLDHとコラボ。
まかじゅん大劇場3作目にして、真風くん大劇場主演8作目。
まだまだまだまだまだまだまだまだ辞めないぜ~~。
2022年8月27日〜9月26日(宝塚大劇場)、10月15日〜11月20日(東京宝塚劇場)
での公演スケジュール。
退団者は5名。
留依蒔世(97期)・希峰かなた(99期)・琥南まこと(100期)・惟吹優羽・花城さあや(101期)也。
結花のの(研2)が前作に続いて全日程休演。
朱涼(研2)がムラ初日〜9/2休演。
かつてムゲンという伝説のチームがこの地区一帯を支配していた。
その圧倒的な勢力により一帯は統率が取れていたが、突如ムゲンは解散、それまでムゲンが治めていた地域は無法地帯へと変貌していく。
しかし、それは新たな時代の幕開けを意味し、やがて自分たちの大切なモノを守る5つのチームが頭角を現し始めた――。
S 山王連合会
無法な輩から街を守るため結成された、山王街二代目喧嘩屋
コブラ・ヤマト・ダン・テッツ・ミチオ・センタ
W White Rascals
傷ついた女性たちを守る、誘惑の白き悪魔
ROCKY・KOO・AIZAWA・BITO・ENARI・SHIMURA
O 鬼邪高校
全国から札付きの粗暴者が集まる、漆黒の凶悪高校
村山良樹・古屋英人・関虎太郎・中茎・中林・中園
R RUDE BOYS
天涯孤独の者が集まる治外法権の街「無名街」の守護神
スモーキー・タケシ・ピー・イブ・アズサ・ララ
D 達磨一家
“復讐の壊し屋一家”の異名をとる武闘派集団
日向紀久・加藤鷲・右京・左京
5つのチームの頭文字を取って、この一帯はSWORD地区と呼ばれるようになる。
これはその少し前、SWORD誕生前夜の、ある夏の終わりの物語――
ハイ…
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2022.10.18.Tue
「咲城けい」


「咲城けい」(さきしろ・けい)は、宝塚歌劇団雪組の男役スター。
4月21日生、兵庫県西宮市、小林聖心女子学院中学出身。
身長170cm。血液型O型。公式愛称は「さんちゃん」。非公式は「咲城犬」
◎2014年4月、宝塚音楽学校入学。
2016年3月、宝塚歌劇団に102期生として入団。入団時の成績は3番。星組公演「こうもり/THE ENTERTAINER!」で初舞台。その後、星組に配属。
同期には現星組トップ娘役舞空瞳、現宙組トップ娘役春乃さくら、侑輝大弥、彩海せら、天飛華音、風色日向、天愛るりあ、有栖妃華、都優奈、水乃ゆり、OGに元宙組トップ娘役潤花、君島憂樹、花宮沙羅らがいる。
2022年の「めぐり会いは再びnext generation」で新人公演初主演。も、無念のムラ新公ナッシング。同公演千秋楽翌日となる7月25日付で、星組から雪組へ組替え。
■初舞台
2016年
3〜4月、星組「こうもり」「THE ENTERTAINER!」(宝塚大劇場)
□星組時代
5〜6月、「こうもり」「THE ENTERTAINER!」(東京宝塚劇場)
8〜11月、「桜華に舞え」「ロマンス!!(Romance)」
2017年
3〜4月、「THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレットピンパーネル)」(宝塚大劇場)
5〜6月、「THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレットピンパーネル)」(東京宝塚劇場)新公:ピポー軍曹(本役:美稀千種)
7〜8月、「阿弖流為-ATERUI-」(ドラマシティ・日本青年館)丈部善理
9〜12月、「ベルリン、わが愛」新公:エルマー(本役:天華えま)「Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケドタカラヅカ)」
2018年
2月、「うたかたの恋」グスタフ、従僕「Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケドタカラヅカ)」(中日劇場)
4〜7月、「ANOTHER WORLD」新公:冥途のスター(本役:美稀千種)、桃太郎(本役:極美慎)「Killer Rouge(キラールージュ)」
8〜11月、「Thunderbolt Fantasy(サンダーボルトファンタジー)東離劍遊紀(とうりけんゆうき)」「Killer Rouge(キラールージュ)/星秀☆煌紅」(梅田芸術劇場・日本青年館・國家兩廳院國家戯劇院・高雄市文化中心至徳堂)
2019年
1〜3月、「霧深きエルベのほとり」新公:アドリアン・エルメンライヒ(本役:極美慎)「ESTRELLAS(エストレージャス)〜星たち〜」
5月、「鎌足-夢のまほろば、大和し美(うるわ)し-」(ドラマシティ・日本青年館)中臣不比等
7〜10月、「GOD OF STARS-食聖-」新公:道場十三郎(本役:湊璃飛)「Éclair Brillant(エクレールブリアン)」
11〜12月、「ロックオペラ モーツァルト」(梅田芸術劇場・東京建物Brillia HALL)侍従
2020年
2〜3月、「眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜」新公:慶梁(本役:天寿光希)「Ray-星の光線-」(宝塚大劇場)
7〜9月、「眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜」
11月、「エル・アルコン-鷹-」ニコラス・ジェイド「Ray-星の光線-」(梅田芸術劇場)
2021年
2〜5月、「ロミオとジュリエット」 ※A日程のみ
7月、「婆娑羅(ばさら)の玄孫(やしゃご)」(ドラマシティ・プレイハウス)善助
9〜12月、「柳生忍法帖」雲林坊、新公:漆戸虹七郎(本役:瀬央ゆりあ)「モアー・ダンディズム!」
2022年
2月、「ザ・ジェントル・ライアー〜英国的、紳士と淑女のゲーム〜」(
4〜5月、「めぐり会いは再びnext generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-」リドル・ル・カイン、

6〜7月、「めぐり会いは再びnext generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-」リドル・ル・カイン、新公:ルーチェ・ド・オルゴン(本役:礼真琴)「Gran Cantante(グランカンタンテ)!!」(東京宝塚劇場) 新人公演初主演

□雪組時代
10〜12月、「蒼穹の昴」鎮国公 載沢、新公:李鴻章(本役:凪七瑠海)
2023年
2〜3月、「BONNIE&CLYDE」(御園座)テッド・ヒントン
4〜7月、「Lilac(ライラック)の夢路」ブェックラー「ジュエル・ド・パリ!!」
8〜9月、「双曲線上のカルテ」(ドラマシティ・日本青年館)アントニーオ・リナルディ、代役:オペダンサー(本役:眞ノ宮るい)
11〜2024年2月、「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」ウォルター・パジット「FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)」
☆出演イベント
2023年10月、第56回「宝塚舞踊会」
咲城けい 公式プロフィール
2022.10.20.Thu
宝塚GRAPH11月号

グラフ11月号の表紙は、星組トップ娘役・舞空瞳×星組次期2番手・暁千星。
ありさん、グラフ表紙初登場っっ

ZUCASINO/ 彩風咲奈
Lumière/ 海乃美月
EN-GRAPH/ 芹香斗亜
Maxim/ 瀬央ゆりあ
稽古場のこってぃ/ 鷹翔千空
留依蒔世サヨナラポート
SIDE SHOT SELECTION/ 月組「グレート・ギャツビー」
The Costume/ 真風涼帆&潤花 from 「カプリチョーザ!!」
トークDX/ 月城かなと×鳳月杏 from グレート・ギャツビー
花組UPDATE
SPECIAL PORTRAIT/ 水美舞斗
波瀾爆笑!?我が人生/ 天飛華音
トークDX/ 真風涼帆×芹香斗亜 from HiGH&LOW/Capricciosa!!
Skirt!Skirt!/ 雪娘
FROM STAGE/ 真風涼帆
絵ぇ日記/ 蓮つかさ&野々花ひまり&聖乃あすか&礼華はる
なるほどってぃ!鋭いまなざしで101期大解剖!/真名瀬みら×縣千
TOPICS/宙組公演「HiGH&LOW-THE PREQUEL-」EXILE HIRO氏らが来宝
TOPICS/月組公演「グレート・ギャツビー」を初演キャスト杜けあきさん、鮎ゆうきさんが観劇
STAGE/
宙組大劇場公演「HiGH&LOW-THE PREQUE-」「Capricciosa!!」
星組全国ツアー公演「モンテ・クリスト伯」「Gran Cantante!!」
星組バウホール公演「ベアタ・ベアトリクス」
※ 今号はなぜだかトークDXが2本立て。


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2022.10.22.Sat
「2023年宝塚スターカレンダー」発売

「2023年宝塚スターカレンダー」
早えぇもんで、今年もこの季節がやって参りました。
タカスぺも舞踊会も休止が続いてますが、宝塚カレンダーは不滅ですっ

2023年版の表紙は、舞空瞳×永久輝せあのタッグ。
コノヒト、表紙を飾るのこれで3回目。
気になるスターの掲載月は…
表紙/ 舞空瞳×永久輝せあ

1月/ 礼真琴
2月/ 瀬央ゆりあ

3月/ 暁千星

4月/ 真風涼帆
5月/ 朝美絢
6月/ 月城かなと
7月/ 水美舞斗
8月/ 芹香斗亜
9月/ 柚香光
10月/ 桜木みなと

11月/ 鳳月杏
12月/ 彩風咲奈
計17名。
昨年版からコノヒトが消え、永久輝・瀬央・暁・桜木の4名が初登場。
トップと2番手が単独ポート、娘1とそれ以外がペアでの掲載也。
次期娘1に内定したコノヒトは掲載ナッシング。
何故に…。タイミングが合わなかったのか

組ごと分別は…
花組 → 柚香光・星風まどか・水美舞斗・永久輝せあ
月組 → 月城かなと・海乃美月・鳳月杏
雪組 → 彩風咲奈・朝美絢
星組 → 礼真琴・舞空瞳・瀬央ゆりあ・暁千星
宙組 → 真風涼帆・潤花・芹香斗亜・桜木みなと
これまでトップコンビと2番手のみが掲載を許されてきたスタカレに、今年から何と3番手枠が追加

事実上は花組W2番手のコノヒトと、星組正2番手候補のコノヒトと繋ぎのコノヒト、宙組次期2番手候補のコノヒトと。
このメンツでいくなら、何故コノヒトとコノヒトは未掲載なのか気になるところ。2人とも明確に3番手でしょうに。
さあて来年版は、既に退団発表しているまかじゅんコンビが消えるので、キキと順当にコノヒト辺りが昇格すると予想します。いや切に願います。


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2022.10.24.Mon
「2023年宝塚卓上カレンダー」発売

「2023年宝塚卓上カレンダー」
今年も出揃いました。
若手男役が勢揃いする卓上カレンダーっっ

ハイ
2023年版の掲載メンツは…
表紙/ コラボレーション
1月/ 瑠風輝
2月/ 蓮つかさ・諏訪さき
3月/ 帆純まひろ・一之瀬航季
4月/ 夢奈瑠音・英かおと
5月/ 縣千
6月/ 碧海さりお・天飛華音・咲城けい

7月/ 紫藤りゅう・鷹翔千空
8月/ 綺城ひか理・天華えま
9月/ 侑輝大弥

10月/ 極美慎
11月/ 礼華はる・彩海せら・亜音有星

12月/ 聖乃あすか
上は96期、下は103期までの縛りで総勢23名の構成。
昨年版から優波・飛龍・風間・綾・留依の5名が消え、
侑輝・希波・咲城・亜音の4名が初登場。
出世頭のコノヒトが早くも卓上カレを卒業し、ポスターカレンダーのメンツ入りとな

組ごと分別は…
花組→ 聖乃あすか・帆純まひろ・一之瀬航季・侑輝大弥・希波らいと
月組→ 礼華はる・夢奈瑠音・蓮つかさ・英かおと・彩海せら
雪組→ 縣千・諏訪さき・咲城けい
星組→ 綺城ひか理・天華えま・極美慎・碧海さりお・天飛華音
宙組→ 瑠風輝・鷹翔千空・紫藤りゅう・風色日向・亜音有星
期ごと分別は…
96期/ 夢奈瑠音・紫藤りゅう
97期/ 蓮つかさ・綺城ひか理
98期/ 天華えま・瑠風輝
99期/ 帆純まひろ・英かおと・諏訪さき
100期/ 聖乃あすか・一之瀬航季・極美慎
101期/ 礼華はる・縣千・碧海さりお・鷹翔千空
102期/ 侑輝大弥・彩海せら・咲城けい・天飛華音・風色日向
103期/ 希波らいと・亜音有星

単独ポートは聖乃・瑠風に加え、コノヒトとコノヒトが新たにゲット。
バウ主演者が一つの目安となるのでせうな。
「宝塚ポスターカレンダー」の掲載メンツは…
専科→ 凪七瑠海
花組→ 永久輝せあ
月組→ 風間柚乃
雪組→ 和希そら
星組→ 瀬央ゆりあ・暁千星
宙組→ 桜木みなと
退団した天寿が消えたのはいいとして、紫門さん、現役なのに居なくなってますけど…

さあて
来年版はまず間違いなくコノヒトが追加になるのでせうね。


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