2021.07.09.Fri

「婆娑羅(ばさら)の玄孫(やしゃご)」

 

  
          轟悠(研37)
 
戯作「婆娑羅(ばさら)の玄孫(やしゃご)」
作・演出/植田紳爾
絢爛たる江戸文化が花開いた頃。
本所の長屋に、人々から「婆娑羅の玄孫」と呼ばれ慕われる細石蔵之介という男が暮らしていた。
室町幕府設立の立役者でありながら文化芸能に通じ婆娑羅大名と呼ばれた佐々木道誉の子孫で、近江蒲生郡安土を治める佐々木家当主の次男として生まれた蔵之介であったが、母の身分が低い為家名を名乗ることも許されずにいたのだ。
しかし非凡な才を持ち、近隣の子供に学問や剣術さらには歌道や茶道を教えるよろず指南所を営む蔵之介は、さすが道誉の血を引く者として長屋の人々の自慢の存在となっていた。
正義感に溢れ、将軍家の権威を後ろ盾に横暴な振る舞いをする旗本に一矢報いる等、とかく評判の人気者であったが、父に捨てられたとの想いから時折寂寞感を漂わせてもいた。
そんな蔵之介のもとに、佐々木家が取り潰しになるという噂が届く…。
波乱万丈の人生を痛快に歩む男の姿を、宝塚歌劇の男役を追求し続けてきた轟悠が舞台上に鮮やかに息づかせる。

絢爛たる江戸文化が花開いた頃。
神田稲荷町のなめくじ長屋に、細石蔵之介と名乗る一人の男が暮らしていた。
実は蔵之介は、近江蒲生郡安土を治める佐々木家当主の次男で、名を佐々木高久といったが、十三の時に突然情容赦なく廃嫡され、それ以来、素性を隠してこの長屋でよろず指導を商いとして細々と生きていた。
室町幕府設立の立役者でありながら文化芸能に通じ「婆沙羅大名」と呼ばれた佐々木道誉の子孫である高久(蔵之介)。
将軍家の権威を後ろ盾に横暴な振る舞いをする旗本に一矢報いる等、正義感に溢れ、学問や剣術さらには歌道や茶道、論語にも精通する蔵之介は、長屋で暮らす皆から親しみを込めて「石さん」「石先生」と呼ばれる人気者となっていた。
幼き頃から蔵之介の面倒を見てきた佐々木家の用人・小久保彦左は、突然の廃嫡に関して何か事情を知っているようだが、蔵之介にそれを語る事はなく、蔵之介の父親に対する遺恨と恋慕の情は長い年月が経っても消えることはなかった。
そんなある日のこと、蔵之介のもとに、佐々木家の嫡男・義忠が死去し、お家断絶の危機にあるとの報せが届く…。

 

  
そうです、轟顧問、研37にして退団公演でございます。
ミエコ先生に続いてまた一人、歴史を紡いできた生徒がヅカを去ります…。
大劇場公演ではなく、別箱公演で。華やかなセレモニーやショーのパレードでの階段降りも本人の希望でナッシング。
この公演の後のDSが最期の仕事となり、10月1日付でヅカ卒業となります。
  
2021年7月9日〜15日(ドラマシティ)
7月21日〜29日(東京芸術劇場プレイハウス)
澄華あまねは全日程休演。
 
これまでも数多の娘役が顧問の相手役を務めてきましたが、今回はヒロインポジは不在かな…。
と思うたら、我らがはるこパイセンがそれに近い扱い受けてるようで、植爺good job
そう、作・演出は、ミエコ先生の退団作に続き、ヅカの生き字引・植爺が担当。
物語としては1幕完結型で、1幕で小桜・修造娘姉弟の仇討ちの話がメインとなり、2幕で石先生のお家断絶騒動の話がメインとなり、そこにサヨナラ臭が漂い、日本物で、石先生・石さんの連呼、轟け轟け、の大合唱と。
ひゃーこっ恥ずかしい!
美稀組長と天華くんは1幕2幕で違う役を演じる模様。
専科からは顧問の他、ユーちゃんさんもご出演。
それこそ顧問が研1で月組に配属された頃からのお付き合い。
最期の公演では相手役(本人談)を務めます。
 
ハイ
主な配役
細石蔵之介/  轟悠(専科)
(さざれいしくらのすけ。神田稲荷町のなめくじ長屋に住む男)
小久保彦左/  汝鳥伶(専科)
(こくぼひこざ。近江蒲生郡安土を治める大名・佐々木家の用人)
西川頼母/  天華えま
(にしかわたのも。佐々木家家臣)
小笠原俣三/  美稀千種
(佐々木家家臣)
お鈴/  音波みのり
(焼き芋屋の娘)
お仲/  夢妃杏瑠
(お鈴の姉。蔵之介の世話係)
長太/  ひろ香祐
(魚屋)
長松/  紘希柚葉
(ちょうまつ。長太の息子)
お花/  紫りら
(仕立て屋)
お蝶/  瑠璃花夏
(お花の娘)
おたえ/  澪乃桜季
(娘手踊り一座)
正吉/  御剣海
(おたえの弟)
おつる/  乙華菜乃
(娘手踊り一座)
三五郎/  煌えりせ
(長屋の子ども)
善助/  咲城けい
(長屋の子ども)
六助/  凰陽さや華
(長屋の子ども)
五六八/  世晴あさ
(長屋の子ども)
弁辰/  颯香凜
(長屋の子ども)
又一/  天希ほまれ
(長屋の子ども)
しず美/  愛花いと
(長屋の子ども)
お袖/  咲園りさ
(長屋の子ども)
甚左/  彩紋ねお
(長屋の子ども)
お松/  鳳花るりな
(長屋の子ども)
米吉/  羽玲有華
(長屋の子ども)
権六/  極美慎
(ごんろく。瓦版売り)
  
麗々/  小桜ほのか
(清国の少女)
真々/  稀惺かずと
(麗々の弟)
五貫屋嘉兵衛/  美稀千種
(ごかんやかへい。江戸の米問屋)
阿部四郎五郎/  天華えま
(長崎藩旗本)
鳶頭/  天華えま・極美慎
芸者/  夢妃杏瑠
    
  
  
      
星組「婆娑羅の玄孫」  「轟悠 舞台写真集」
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