2020.01.06.Mon

歌劇2020年1月号

  

 
2020年
歌劇1月号の表紙は、宙組トップスター・真風涼帆
   
新春スターカラーポートレート
轟悠&真彩希帆&望海風斗&美園さくら&珠城りょう&舞空瞳&礼真琴&華優希&柚香光&星風まどか&真風涼帆&
芹香斗亜&瀬戸かずや&彩風咲奈&月城かなと&愛月ひかる&
凪七瑠海&彩凪翔&鳳月杏&華形ひかる&
桜木みなと&瀬央ゆりあ&水美舞斗&朝美絢&暁千星&永久輝せあ&風間柚乃
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TAKARAZUKAニュース
  
STAGE PHOTO
宙組宝塚大劇場公演「エルハポン-イスパニアのサムライ-」「アクアヴィーテ(aquavitae)!!」
星組梅田芸術劇場公演「ロックオペラ モーツァルト」
星組宝塚バウホール公演「龍(たつ)の宮(みや)物語」
宙組宝塚大劇場新人公演「エルハポン-イスパニアのサムライ-」
            
STAGE INFORMATION
座談会「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」(雪組宝塚大劇場公演)
てい談「マスカレード・ホテル」(花組シアター・ドラマシティ公演)
てい談「DANCE OLYMPIA」(花組東京国際フォーラム公演)
楽屋取材「エルハポン/アクアヴィーテ!!」(宙組宝塚大劇場公演)
   
二〇二〇年 新たな時代に
明日海りお東京公演千秋楽
ウォッチザフォース雪組
潤花&有栖妃華&彩海せら&一禾あお&琥白れいら&真友月れあ&涼花美雨&稀羽りんと
新雪組生紹介(105期生)
音彩唯&琴峰紗あら&紀城ゆりや&美影くらら&海咲圭&月瀬陽&愛空みなみ&希翠那音
ワールドワイドオブタカラヅカ
えと文/  華優希&美園さくら&綾凰華&天華えま&和希そら
「組レポ。」/羽立光来&白雪さち花&早花まこ&漣レイラ&松風輝
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陽月華の今月の華
  
楽屋日記
碧咲伊織&真白悠希 from 宙組「エルハポン/アクアヴィーテ!!」
咲乃深音 from 花組「A Fairy Tale/シャルム!」
まのあ澪 from 月組「I AM FROM AUSTRIA」
都優奈 from 星組「龍の宮物語」
麻倉しずく from 星組「ロックオペラ モーツァルト」
 
    
    
        
「歌劇2019年12月号」  「歌劇2019年11月号」
      
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20:37 |  歌劇  |  EDIT  | 
2020.01.08.Wed

「出島小宇宙戦争」

  

 
            鳳月杏(研14)
 
デジタル・マジカル・ミュージカル「出島小宇宙戦争」
作・演出/谷貴矢
長崎の出島に、外国人に紛れ宇宙人が忍び込んでいる―。
昨今の江戸の町では、そんな噂がまことしやかに飛び交っていた。
事態を無視できなくなった幕府は、宇宙のことに誰よりも詳しい天文方、カゲヤスに潜入調査を命じる。
樺太を探検し未知の文化との交流経験を持つ御庭番、リンゾウを伴って九州に乗り込んだカゲヤスであったが、そこで待っていたのは驚くべき光景であった。
長崎全体が、奇妙な幻想未来都市へと変貌を遂げていたのである。
出島で出会った女、タキの協力を得て調査を進めるカゲヤスは、この近代技術をもたらしたという謎の西洋人、シーボルトの正体を探っていく…。
誰が宇宙人で、誰がそうでないのか。
何がリアルで、何がそうでないのか。
混乱の中でカゲヤスは、ミクロでマクロなスペースオペラに巻き込まれていく。
パラレルワールドの出島を舞台にコメディタッチで描く、デジタル・マジカル・ミュージカル。

――我々のよく知る地球から、宇宙のちょうど真反対、よく似た星のよく似た国で。よく似た歴史を紡いできた人々が、パラレルワールドの出島で繰り広げる物語――。
昨今の江戸の町は、ある大事件の噂で持ち切りである。
長崎の出島に、外国人に混じって宇宙人が忍び込んでいる!というのだ。
この国の秘密を盗み、攻め込んでくるかもしれない…江戸の人々の間でまことしやかな噂が飛び交う事態を無視できなくなった幕府は、宇宙研究の第一人者であるカゲヤスに、出島への潜入捜査を命じる。
元は幕府の天文方であったカゲヤスは、宇宙に夢中になる余り公儀の金を使い込み、幕府御禁制の品々を外国から密かに仕入れていた罪で、今は大罪人として捕らえられていた。
そんなカゲヤスに頼らざるをえない国の一大事。
乗り気ではないカゲヤスだったが、宇宙人の狙いが自分の隠し持つ、師匠タダタカの日本地図だと聞き、樺太を探索し未知の文化との交流経験を持つ御庭番、リンゾウと共に一役買うこととなる。
今は亡き師匠、タダタカの地図。
それは日本の正確な海岸線を描いたもので、兄弟子であるリンゾウが測量した蝦夷地を書き加えれば、日本地図として完成する。
もしもこの地図が外国の、ましてや宇宙人の手に落ちることになれば外敵の侵略は免れない。
カゲヤスとリンゾウは出島へと急ぐ。
そこで彼らを待っていたのは、驚くべき光景であった。
町全体が奇妙な幻想未来都市へと変貌を遂げていたのである。
人々の熱狂的な支持を得ていたのは、西洋人、シーボルトだった。
瀕死の病人を魔法のごとく救い人々に新しい未来を与える彼は何者なのか。
捜査を進めるカゲヤスは、シーボルトの屋敷で元長崎の遊女だったという女、タキと出会う。
彼女もまた、カゲヤスの持つ地図を狙っていた。
タキが地図を手に入れたがる理由とは…誰が宇宙人で、誰がそうではないのか。
やがてタキの正体が明かされる中、リンゾウをはじめカゲヤスを取り巻く人々の思惑が入り乱れ……。

          

   
ちなっさん研14にして待望の東上初主演。
からの…東上ヒロイン何と4度めの海月姫…。
   

  
  
ハイ
主な配役
カゲヤス/  鳳月杏
(元、幕府の天文方。宇宙研究の第一人者。天文学者タダタカの弟子)
若かりしカゲヤス/  蘭尚樹
ヨシトキ/  朝陽つばさ
(カゲヤスの父)
タダタカ/  光月るう
(天文学者、カゲヤスの師匠。日本全国を測量し、正確な海岸線を地図に残す)
リンゾウ/  暁千星
(カゲヤスの幼馴染で、天文学者。カゲヤスの兄弟子)
若かりしリンゾウ/  柊木絢斗
  
タキ/  海乃美月
(カグヤ。元、長崎の遊女)
ツクヨミ/  梨花ますみ(専科)
(月の女王)
アルテミス/  菜々野あり
(月の都の住人)
セレネ/  詩ちづる
(月の都の住人)
     
タダアキラ/  紫門ゆりや
(江戸、将軍家の老中)
ヌイノスケ/  英かおと
(老中、タダアキラに付き従う幕府の役人)
エドミ/  白雪さち花
(江戸の住人)
エドハル/  春海ゆう
(江戸の住人)
エドゾウ/  佳城葵
(江戸の住人)
  
シーボルト/  風間柚乃
(出島に住む西洋人。医学と薬学を専門とする学者)
ヘレーネ/  蘭世惠翔
(シーボルト家のメイド)
チョウエイ/  彩音星凪
(シーボルトの弟子)
キサラギ/  一星慧
(出島の住人)
サツキ/  麗泉里
(出島の住人)
ムツキ/  桜奈あい
(出島の住人)
デジハル/  春海ゆう
(出島の住人)
デジミ/  白雪さち花
(出島の住人)
デジゾウ/  佳城葵
(出島の住人)
ハヅキ/  妃純凛
(出島の住人)
フミ/  清華蘭
(出島の住人)
ヤヨイ/  姫咲美礼
(出島の住人)
シワス/  朝陽つばさ
(出島の住人)
カンナ/  花時舞香
(出島の住人)
ウヅキ/  爽悠季
(出島の住人)
ナガツ/  毬矢ソナタ
(出島の住人)
シモ/  月乃だい亜
(出島の住人)
シゲカタ/  朝霧真
(長崎奉行)
シゲチヨ/  楓ゆき
(シゲカタの妻)
  
  
  
      
月組「出島小宇宙戦争」  月組「I AM FROM AUSTRIA」
¥7,700 Blu-ray    ライブCD
  
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22:56 |  月組公演  |  EDIT  | 
2020.01.10.Fri

「赤と黒」

         

          
          珠城りょう×美園さくら
 
ミュージカル・ロマン「赤と黒-原作スタンダール-」
脚本/柴田侑宏 演出/中村暁
フランスの文豪スタンダールの長編小説「赤と黒」を原作に、柴田侑宏が書き下ろしたドラマティックなミュージカル作品。
1975年月組・大滝子主演で「恋こそ我がいのち」(東京公演より「赤と黒」)として初演、1989年には月組・涼風真世主演のバウホール公演として改編を行い、2008年には星組・安蘭けい主演のシアター・ドラマシティ公演として再演され、いずれも好評を博しました。
ナポレオン失脚後の復古王政下のフランスを舞台に、恋と野望に彩られたジュリアン・ソレルの波瀾の人生を描いた物語が、月組トップコンビのために新たに追加されたフィナーレとともに、2年ぶりの名古屋での公演として、装い新たな御園座の舞台に鮮やかに甦ります。

ナポレオンが没し、再び王政復古となった頃のフランス――。
フランス東南部フランシュコンテ小都市ヴェリエールに貧しい製材業の息子として生まれたジュリアン・ソレルは、繊細な神経と聡明な資質と強い自尊心をそなえた美しい青年であった。
彼は立身出世をし、富と名声を手に入れる事を生涯の目的としていた。
崇拝するナポレオンのように、軍人として栄光の道を歩みたいと願うジュリアンだったが、ナポレオン没後、軍人になることはむずかしいことであった。
そこで聖職者となって栄達をはかるほかなかった彼は、司祭のシェランについてラテン語を学び、神学生になる準備をはじめた。
そのような彼に目を付けたのが町長のレナール氏であった。
レナール氏は助役のヴァルノ氏と何かにつけて競い合っていたが、息子達にラテン語を学ばせてヴァルノ氏に差をつけようとジュリアンを家庭教師として迎え入れたのであった。
このような時、ジュリアンの親友フーケは一緒に商売をしようと誘うが、上流階級への糸口を見つけたころのジュリアンがそれに応じる事はなかった。
町長には信心深い貞淑な妻が居た。
彼女は息子達の家庭教師にどの様な人が来るのかと心配していたが、現れたのは素朴で初々しい青年であった。
レナール夫人はジュリアンが彼女の周りの男達と違って孤高の青年だったので、彼に接するのは嬉しい事であった。
一方でジュリアンは外面とは裏腹に上流社会へのコンプレックスを持っていた。
そこで彼はナポレオンが敵に対するように、レナール夫人を征服する事が上流社会を征服することであると思い、彼女を誘惑する。
レナール夫人はそんなジュリアンに今まで経験した事のない胸のときめきを覚え、恋を知らずに結婚した自分が初めて恋をした事を悟るのであった。
ジュリアンの方も、彼女の情熱と美しさに次第に心奪われていく。
しかし、女中のエリザもまたジュリアンに恋をしていた。
彼女は夫人に頼み彼に自分の心を伝えてもらったりするが、彼と夫人の間を知った時、逆上してレナール氏の政敵ヴァルノ氏に密告する。
そしてレナール氏に二人の関係をしたためた匿名の手紙を渡すのであった。
レナール氏から、夫人とジュリアンの事を聞いたシェラン司祭はただちにジュリアンを呼び戻し、ブザンソンの神学校に彼を入れることにする。
ジュリアンはレナール夫人への思いを断ち切るために、又、新たな野心への再出発と一心に勉学に励んだ。
ところが神聖なる場所であるべき神学校でも派閥争いに巻き込まれ、ピラール校長と共に追われるようにパリへ出発する事となるのだった――。

 

 
ヅカ初の御園座での公演。
美園が御園座で、たまきんぐ凱旋公演。
   
  

  
  
ハイ
配役比較
 2020年月組版  2008年星組  1989年月組
ジュリアン・ソレル
(立身出世を夢見る野心家の青年)
珠城りょう/安蘭けい/涼風真世
フーケ
(ジュリアンの友人)
月城かなと/柚希礼音/天海祐希
シェラン司祭
(ジュリアンのラテン語の教師)
颯希有翔/英真なおき/真樹ゆたか
  
レナール
(ヴェリエールの町長)
輝月ゆうま/立樹遥/未沙のえる
ヴァルノ
(ヴェリエールの助役)
千海華蘭/にしき愛/大和なつ希
レナール夫人
(レナール氏の貞淑な妻)
美園さくら/遠野あすか/朝凪鈴
アドルフ
(レナール夫妻の息子)
夏風季々/如月蓮/果林いずみ
ミリアム
(レナール夫妻の息子)
美海そら/花風みらい/美原志帆
スタニスラス
(レナール夫妻の息子)
白河りり/白妙なつ/
デルヴィール夫人
(レナール夫人の友人)
晴音アキ/琴まりえ/並樹かおり
エリザ
(レナール家の小間使い)
きよら羽龍/稀鳥まりや/麻乃佳世
サン=ジャン
(レナール家の下男)
大楠てら/水輝涼/真代朋奈
 
ピラール神父
(神学校の校長)
夏美よう(専科)/磯野千尋(専科)/幸風イレネ
門番
(神学校の門番)
瑠皇りあ/美城れん/
フリレール副司教
蒼真せれん/美稀千種/
ラパン神父
空城ゆう/天霧真世/
  
ラ・モール侯爵
(パリの大貴族。マチルドの父)
一樹千尋(専科)/萬あきら(専科)/愛川麻貴
マチルド
(ラ・モール侯爵の令嬢)
天紫珠李/夢咲ねね/羽根知里
クロワズノフ侯爵
(マチルドの婚約者)
蓮つかさ/和涼華/八汐祐希
ノルベール伯爵
(マチルドの兄)
夢奈瑠音/涼紫央/若央りさ
コラゾフ公爵
(ノルベール伯爵の友人。ロシア貴族)
月城かなと/柚希礼音/久世星佳
ラ・ジュマート男爵
(ノルベール伯爵の友人)
礼華はる/彩海早矢/真織由季
マリアンヌ
(ラ・モール家の小間使い)
羽音みか/純花まりい/時由布花
フェルヴァック元帥夫人
(マチルドの友人)
結愛かれん/華美ゆうか/朝吹南
ベルジュ夫人
(パリ社交界の貴婦人)
桃歌雪/毬乃ゆい/
サン・クレール夫人
(パリ社交界の貴婦人)
夏月都/星風エレナ/
ヴァランタン夫人
(パリ社交界の貴婦人)
香咲蘭/百花沙里
レストー夫人
きよら羽龍//
レストー伯爵
真弘蓮//
ナピエ大司教
周旺真広/紫蘭ますみ/
      
ケリュス男爵
大楠てら//
テリエ夫人
白河りり//
看守
甲海夏帆/天緒圭花/越はるき
 
エトワール
白河りり//
   
1975~76年、月組で大滝子主演により大劇場初演。
  1989年、月組で涼風真世×朝凪鈴コンビによりバウホールで再演。
  1990年、月組で涼風真世×朝凪鈴コンビにより日本青年館で再演。
  2008年、星組で安蘭けい×遠野あすかトップコンビによりDC・日本青年館・愛知厚生年金会館で再演。
  
   
   
       
2020年月組版「赤と黒」  月組「I AM FROM AUSTRIA」
¥9,900 Blu-ray     ¥8,800 【送料無料!!】
   
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23:00 |  月組公演  |  EDIT  | 
2020.01.14.Tue

「仙名彩世」

      
  
     
「仙名彩世」(せんな・あやせ)は、女優。元宝塚歌劇団花組トップ娘役。
1988年12月3日生、宮城県名取市、宮城第二女子高校出身。
身長162cm。血液型A型。
所属事務所はキューブ。
公式愛称は「ゆき」。非公式は「ロングロングアゴー」
  
2006年4月、宝塚音楽学校入学。
2008年3月、宝塚歌劇団に94期生として首席入団。月組公演「ME AND MY GIRL」で初舞台。その後、花組に配属。
同期にはOGに元月組トップスター珠城りょう麻央侑希華雅りりか早乙女わかば愛風ゆめらがいる。
新人公演時代は桜一花の役を多く演じ、2011年「ファントム」カルロッタ、2013年「オーシャンズ11」クィーン・ダイアナ、2014年「エリザベート」皇太后ゾフィーなど、ヒールやクセのある役コンプリート。
2013年の「フォーエバー・ガーシュイン」でバウホール初ヒロイン。
2014年、蘭寿とむ退団公演となるショー「TAKARAZUKA∞夢眩」で初エトワール。続く明日海りお・蘭乃はなお披露目となる「ベルサイユのばら」(中日劇場)で、2度目エトワール。
2015年の「風の次郎吉」(DC・日本青年館公演)で、専科・北翔海莉の相手役を桜咲彩花と務め、東上初Wヒロイン。同年のショー「Melodia」で乙羽映見の休演により宝塚のみ代役エトワール。
続く2016年の「For the people」(DC・神奈川芸術劇場公演)で、専科理事の轟悠の相手役を務め、東上単独初ヒロイン。続く初舞台作品の再演となる「ME AND MY GIRL」で、マリア公爵夫人役替わり。続く全ツショー「Melodia」の再演で4度目エトワール。
2017年2月6日付で、花乃まりあの後任として花組トップ娘役に電撃就任。新公ヒロイン経験の無い娘役がトップ就任するのは、元雪娘1・神奈美帆以来32年ぶり。研9就任も娘1としては異例の遅咲き。
同年、明日海りおの3人目の相手役として、全ツ「仮面のロマネスク/EXCITER!!2017」でトップお披露目。
同年、宝塚歌劇団年度賞の2016年度努力賞。
2018年、阪急すみれ会パンジー賞の2018年度娘役賞。
2019年4月28日、「CASANOVA」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団。
2020年1月よりキューブ所属となり、本格再始動。

 
2歳上の兄がいる。
幼稚園からピアノとバレエ、習字を習い始めるが、ピアノは楽譜を読むのが嫌いだった。
幼稚園年長から小1までをアメリカ・サンディエゴで過ごす。現地では物怖じせずに順応していた。
中学では、バレエを続けていたため怪我をしないように書道部に所属。体育祭ではハードルの選手に選ばれるが、跳ぶ時についついバレエのポーズになってしまい、とても遅かった。
高校進学後、バレエ以外のこともしてみたいと思い、新体操部に入部。
高2になり進路を考える時期に、母から宝塚の存在を教えられる。音楽学校のカリキュラムを見て、ここなら色々なことを習えると思い、受験を決意。
東京の伯母に世話になり、東京で一次試験を受験。当日は練習する場所が無かったため、四ツ谷駅の土手で大声で発声練習をしてから受験に臨んだ。
受験会場では知り合いが1人も居なかったため、周りの見よう見まねでついていった。
二次試験で初めて関西へ。タカラヅカ・スカイ・ステージの映像で初めて宝塚を観る。バレエの試験ではお手本を務めていた本科生の愛月ひかるの美しさに圧倒された。
受験2ヶ月前に準備を始めたが、チャンスは1回きりと決めて、見事に合格を果たす。
芸名は、生まれ育った仙台市と名取市に由来する。
新人公演では計4回、桜一花の役を演じた。

 

   
●宝塚歌劇団時代の主な活動
■初舞台
2008年
3〜5月、月組「ME AND MY GIRL」(宝塚大劇場のみ)
 
□花組時代
7〜8月、「愛と死のアラビア」「Red Hot Sea」(東京宝塚劇場のみ)
2009年
1〜3月、「太王四神記」
9〜11月、「外伝ベルサイユのばら-アンドレ編-」新公:酒場の女「EXCITER!!」
2010年
1月、「BUND/NEON 上海」(バウホール)参木競子
3〜5月、「虞美人」新公:若華(本役:天咲千華)
7〜10月、「麗しのサブリナ」新公:マリー(本役:瞳ゆゆ)「EXCITER!!」
11〜12月、「メランコリック・ジゴロ」イレーネ「ラブ・シンフォニー」(全国ツアー)
2011年
2〜4月、「愛のプレリュード」新公:ケイト・キッシーナ(本役:芽吹幸奈)「Le Paradis!!(ル パラディ)」
6〜9月、「ファントム」メグ、新公:カルロッタ(本役:桜一花)
10〜11月、「カナリア」(ドラマシティ・日本青年館)ヴィノッシュ、サリー
2012年
1〜3月、「復活-恋が終わり、愛が残った-」新公:アニエス(本役:月野姫花)「カノン」
4〜5月、「長い春の果てに」シモーヌ「カノン」(全国ツアー)
7〜10月、「サン=テグジュペリ」デージィー、新公:ノエル(本役:華耀きらり)「CONGA(コンガ)!!」
11月、「Victorian Jazz(ヴィクトリアンジャズ)」(バウホール)アリス・ケッペル
12月、専科「おかしな二人」(日本青年館)セシリー
2013年
2〜5月、「オーシャンズ11」エメラルド(3ジュエルズ)、新公:クィーン・ダイアナ(本役:桜一花)
6月、「フォーエバー・ガーシュイン」(バウホール)ケイ・スウィフト バウ初ヒロイン
8〜11月、「愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-」ルル、新公:ベルシ(本役:桜一花)「Mr. Swing!」
12月、「New Wave!-花-」(バウホール)
2014年
2〜5月、「ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-」エドナ・スミス、新公:ヴィヴィアン・コルベール(本役:華耀きらり)「TAKARAZUKA∞夢眩」 初エトワール
6月、「ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-」(中日劇場)モーロウ夫人、シルビア エトワール
8〜11月、「エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-」ヴィンディッシュ嬢、叔母、新公:皇太后ゾフィー(本役:桜一花)
2015年
1月、「風の次郎吉-大江戸夜飛翔-」(ドラマシティ・日本青年館)手妻の幸 東上Wヒロイン
3〜6月、「カリスタの海に抱かれて」イザベラ・ブリエンヌ「宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)」
7〜8月、「ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-」オルタンス「宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)」(梅田芸術劇場・台北国家戯劇院)
10〜12月、「新源氏物語」朧月夜「Melodia-熱く美しき旋律-」 エトワール ※宝塚大劇場のみ
2016年
2〜3月、「For the people-リンカーン 自由を求めた男-」(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場)メアリー・トッド 東上ヒロイン
4〜7月、「ME AND MY GIRL」ディス夫人/ディーン・マリア公爵夫人 ※桜咲彩花と役替わり
9月、「仮面のロマネスク」マリアンヌ・トゥールベル夫人「Melodia-熱く美しき旋律-」(全国ツアー) エトワール
11〜2017年2月、「雪華抄(せっかしょう)」「金色(こんじき)の砂漠」王妃アムダリヤ
  
■花組トップ娘役時代
3〜4月、「仮面のロマネスク」フランソワーズ・メルトゥイユ侯爵夫人「EXCITER!!2017」(全国ツアー) トップお披露目公演
6〜8月、「邪馬台国の風」マナ「Santé!!」 大劇場トップお披露目公演
10月、「ハンナのお花屋さん-Hanna’s Florist-」(TBS赤坂ACTシアター)ミア・ペルコヴィッチ
2018年
1〜3月、「ポーの一族」シーラ・ポーツネル男爵夫人
5月、「あかねさす紫の花」額田女王「Santé!!」(博多座)
7〜10月、「MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-」流雨「BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-」
11〜12月、「Delight Holiday」(舞浜アンフィシアター)
2019年
2〜4月、「CASANOVA」ベアトリーチェ 退団公演
    
☆出演イベント
2009年7月、「宝塚巴里祭2009」
2010年1月、第3回「マグノリア・コンサート・ドゥ・タカラヅカ」
2011年11月、第51回「宝塚舞踊会」
2014年7月、「宝塚巴里祭2014」
2014年12月、タカラヅカスペシャル2014「Thank you for 100 years」
2016年4月、「ME AND MY GIRL」前夜祭
2016年12月、タカラヅカスペシャル2016「Music Succession to Next」
2017年12月、タカラヅカスペシャル2017「ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-」
2018年12月、タカラヅカスペシャル2018「Say!Hey!Show Up!!」
2019年3月、仙名彩世ミュージック・サロン「Sen-se」
 
☆TV出演
2014年1月、CX「SMAP×SMAP」スマ進ハイスクール
 
★受賞歴
2017年、「宝塚歌劇団年度賞」2016年度努力賞
2018年、「阪急すみれ会パンジー賞」娘役賞
        
仙名彩世オフィシャルサイト
仙名彩世インスタグラム
  
           
         
           
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01:08 |  OG  |  EDIT  | 
2020.01.20.Mon

宝塚GRAPH2月号

   

   
グラフ2月号の表紙は、瀬戸かずや×舞空瞳なう。
        
GRAVEL/  望海風斗
A GIRL!!/  美園さくら
さきちゃんのMail Box/  彩風咲奈
EX―/  桜木みなと
Current/  風間柚乃×極美慎
The Costume/  真風涼帆&星風まどか from アクアヴィーテ!!
SIDE SHOT SELECTION/  月組「I AM FROM AUSTRIA」
ANOTHER STAGE/  宙組「エルハポン/アクアヴィーテ!!」
雪組全国ツアー公演ルポ/  レポーター桜路薫
スター通信2020/柚香光&珠城りょう&望海風斗&礼真琴&真風涼帆
魅惑のとき/  瀬央ゆりあ
レッツ・リッツ・ゴー!!!/  若翔りつ×遥斗勇帆
SPECIAL PORTRAIT/  柚香光
波瀾爆笑!?我が人生/  飛龍つかさ
トークDX/真風涼帆×芹香斗亜 from エルハポン/アクアヴィーテ!!
#InstaGRAPH/  水美舞斗&和希そら&彩みちる&天飛華音
PICK UP INTERVIEW/  星吹彩翔
TOPICS/  明日海りおラストデイ in 東京
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TO THE FUTURE/  花宮沙羅&風色日向
            
STAGE
宙組大劇場公演「エルハポン-イスパニアのサムライ-」「アクアヴィーテ!!」
星組梅田芸術劇場メインホール公演「ロックオペラ モーツァルト」
星組バウホール公演「龍(たつ)の宮(みや)物語」
宙組新人公演「エルハポン-イスパニアのサムライ-」
           
      
        
          
「宝塚グラフ2020年1月号」  「宝塚グラフ2019年12月号」
   
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