2015.11.17.Tue
「Shakespeare/HOT EYES!!」

朝夏シェイクスピア(研14)×実咲アン・ハサウェイ(研7)
シェイクスピア没後400年メモリアルミュージカル
「Shakespeare~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~」
作・演出/生田大和
「ロミオとジュリエット」「ハムレット」「真夏の夜の夢」「オセロー」…
時代を超えて世界中の人々の心を震わせる数多の作品を生み出した、エリザベス朝イングランドの劇作家、ウィリアム・シェイクスピア。
その没後400年の節目となる2016年の幕開けに、宝塚歌劇ではシェイクスピア自身を主人公としたオリジナル・ミュージカルに挑みます。
劇作家・シェイクスピアの創造力を共に育み、支え続けた妻アン・ハサウェイ。
その才能を見出し、創作の場を与えた後援者、ジョージ・ケアリー。
インスピレーションを与えたとされるも、正体が謎に包まれた、「ダーク・レィディ」…。
エリザベス一世統治下のロンドンを中心に繰り広げられる様々な人間模様の中、人の本質を見つめ続けたシェイクスピアが紡ぎ、遺し、今なお輝き続ける「言葉」の源泉を求めて、「言葉」に恋し、魅せられ、そして愛された男の姿を、史実と戯曲とを交錯させつつドラマティックに紐解きます。
ロンドンの北西に位置するストラットフォード・アポン・エイヴォン。
ウィリアムは、父の仕事を手伝いながら、劇作家を夢見て詩を書く毎日を送っていた。
ある日のこと、森で作詩をしていたウィリアムは、一人の女性と出会う。
彼女の名はアン・ハサウェイ、金持ちの男と結婚させようとする家族から逃れて、森に隠れていたのだ。
ウィリアムの詩に興味を抱いたアンは、詩が書かれている羊皮紙を手に取り、声に出して読み始める。
ウィリアムは焦ってアンから詩を取り返そうとするが、次第に彼は不思議な感覚にとらわれていく…。
それまで頭を埋め尽くしていた言葉の欠片がどんどん形を成していき、次々と詩のフレーズを紡ぎ始めたのだ。
まるで魔法にかけられたかのように、ペンを走らせるウィリアム。彼女こそ言葉の女神に違いない――
アンとの出会いに運命を感じたウィリアムは、言葉を尽くして愛を告げる。
アンもまた、世界そのものを言葉にするようなウィリアムに心惹かれ、彼の想いを受け入れるが、二人の前に大きな壁が立ちはだかる。
町で大騒動を起こしたウィリアムに、永久追放の裁きが下されたのだ。
二人の結婚が許されるはずもなく、ウィリアムとアンは窮地に陥ってしまう。
しかし、そんな二人にとある人物が救いの手を差し伸べる。
芝居を好む女王のために劇団を立ち上げる計画を進めていたロンドンの貴族ジョージ・ケアリーが、ウィリアムを劇作家として迎え入れる事を提案したのだ。
夢を叶えるチャンスを手にしたウィリアムは、迷わずジョージについていく決意を固める。
ロンドンには一人で行くという条件のもと、ジョージの許しを得てアンとの結婚式を挙げたウィリアムは、必ず迎えに来るとアンに告げ単身ロンドンへと向かう――。
ダイナミック・ショー「HOT EYES!!」
作・演出/藤井大介
朝夏まなとの大きく真っ直ぐな“瞳”。
その瞳に宿る、輝きや情熱から受ける様々なイメージをテーマに、エレガンスとダイナミックさを合わせ持った作品。
朝夏率いる宙組の魅力を存分に引き出した、華やかで情熱的なショーをお楽しみ下さい。

で結局さ、ダーク・レィディって誰なんだよ


ハイ

ウィリアム・シェイクスピア/ 朝夏まなと
(ロンドンで活躍する劇作家)
アン・ハサウェイ/ 実咲凜音
(ウィリアムの妻)
ハムネット/ 遥羽らら

(ウィリアムとアンの息子)
ジョン・シェイクスピア/ 松風輝
(ウィリアムの父)
メアリ・シェイクスピア/ 美風舞良
(ウィリアムの母)
ジョージ・ケアリー/ 真風涼帆
(ロンドンの貴族。宮内大臣一座を立ち上げる)
エリザベス・ケアリー(ベス)/ 伶美うらら
(ジョージの妻)
ハンズドン卿ヘンリー・ケアリー/ 寿つかさ
(ジョージの父)
リチャード・バーベッジ/ 沙央くらま(専科)
(宮内大臣一座の役者)
ジェームズ・バーベッジ/ 風馬翔
(宮内大臣一座の役者)
ヘンリー・コンデル/ 純矢ちとせ
(宮内大臣一座の役者)
トマス・ポープ/ 澄輝さやと
(宮内大臣一座の役者)
ウィル・ケンプ/ 蒼羽りく
(宮内大臣一座の役者)
ジョン・ヘミング/ 和希そら
(宮内大臣一座の役者)
ロバート・アーミン/ 瑠風輝

(宮内大臣一座の役者)
ベン・ジョンソン/ 星吹彩翔
(宮内大臣一座の役者)
エリザベス1世/ 美穂圭子(専科)
(イングランド女王)
サウサンプトン伯ヘンリー・リズリー/ 愛月ひかる
(エリザベス1世の寵臣)
エセックス伯ロバート・デヴルー/ 桜木みなと
(エリザベス1世の寵臣)
パーリー卿ウィリアム・セシル/ 凛城きら
(エリザベス1世の廷臣)
ロバート・セシル/ 天玲美音
(エリザベス1世の廷臣。ウィリアムの息子)
エドマンド・ティルニー/ 美月悠
(エリザベス1世の廷臣)
コバム卿ヘンリー・ブルック/ 実羚淳
(エリザベス1世の廷臣)
バプティスタ・バッサーノ/ 星月梨旺
(宮廷音楽家)
エミリア・バッサーノ/ 星風まどか
(ウィリアムを誘惑する)
女官長/ 花音舞
女官/
綾瀬あきな・瀬音リサ・愛白もあ・結乃かなり・花咲あいり・桜音れい・愛咲まりあ・彩花まり・涼華まや・真みや涼子
ロバート・アーミン[バーソロミュー]/ 瑠風輝
ウィル・ケンプ[ベンヴォーリオ]/ 蒼羽りく
ジョン・ヘミング[マーキューシオ]/ 和希そら


宙組公演「Shakespeare」 宙組公演「Shakespeare」
¥11,000 Blu-ray 2016年2月号
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