2015.03.06.Fri

歌劇3月号

       
歌劇最新号
 
歌劇3月号の表紙は、
昨年11月号に続いて2回目の登板、
ただいま雪組生デビュー公演中・望海カリオストロ伯爵
 
さて今月の内容は…

カラーポート/轟悠&柚希礼音&夢咲ねね&愛希れいか&北翔海莉&彩凪翔&華雅りりか&礼真琴&伶美うらら&柚香光
グッズ・セレクション/  龍真咲
コラボレーション/宇月颯×花陽みら 朝美絢×月城かなと
/  晴音アキ&瀬央ゆりあ&真地佑果&蓮つかさ
夢乃聖夏サヨナラ特集
宝塚写真館
TAKARAZUKAニュース
               
STAGE PHOTO
花組東京国際フォーラム公演「Ernest in Love」
月組宝塚バウホール公演「Bandito-義賊 サルヴァトーレ・ジュリアーノ-」
雪組宝塚大劇場新人公演「ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-」
          
STAGE INFORMATION
座談会「カリスタの海に抱かれて」「宝塚幻想曲」(花組宝塚大劇場公演)
てい談「TOP HAT」(宙組梅田芸術劇場公演)
座談会「New Wave!-宙-」(宙組宝塚バウホール公演)
楽屋取材「ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-/ファンシー・ガイ!」(雪組宝塚大劇場公演)
                 
Talking to myself with photo/  轟悠
ザッツranKING!~1番はだ~れ?~
夢乃聖夏サヨナラ特集
Good-Bye Sunny Days…(退団のご挨拶&主な舞台歴&夢乃聖夏を送る言葉)
TURNING POINT “S”tage/  真風涼帆
宝塚浪漫紀行/  星条海斗
TAKUMI-First Step-/花野じゅりあ&音花ゆり&鶴美舞夕&光月るう
コラボレーション/  宇月颯&花陽みら&朝美絢&月城かなと
えと文/華耀きらり&煌月爽矢&彩風咲奈&十輝いりす&愛月ひかる
「組レポ。」/鳳真由&紫門ゆりや&早花まこ&如月蓮&花音舞
陽月華の今月の華
退団ご挨拶/  帆風成海&舞園るり
   
楽屋日記
妃華ゆきの from 雪組「ルパン三世」
秋奈るい from 宙組「白夜の誓い」
優波慧 from 花組「Ernest in Love」
颯希有翔 from 月組「バンディート」
 
だってよ。
 
 
 
    
「歌劇2月号」  「歌劇1月号」
            
関連記事
01:15 |  歌劇  |  EDIT  | 
2015.03.08.Sun

月組版「1789-バスティーユの恋人たち-」

    

  
               龍真咲
    
かんぽ生命ドリームシアター
スペクタクル・ミュージカル「1789-バスティーユの恋人たち-」
潤色・演出/小池修一郎
1789年初頭、官憲に理不尽に父親を銃殺された青年ロナンはパリに出て、パレ・ロワイヤルで、デムーラン、ロベスピエール、ダントンら革命家と知り合い、新しい時代の到来に希望を託して行く。
一方ヴェルサイユ宮殿では、ルイ16世や王妃マリー・アントワネットが、華美な生活を続けていた。
病弱な王太子の養育係オランプは、王妃のお供で、お忍びでパレ・ロワイヤルに赴く。
その夜ロナンは、対立する立場のオランプと運命的な出会いをする。
王弟アルトワ伯は革命を潰そうと密偵を放つが、革命家たちの理想の炎はますます燃え上がる。
ロナンは革命に身を投じ、遂に7月14日、バスティーユ襲撃に参加するが…。
革命勃発のパリに生きた若者たちの、激しく熱い愛と理想に満ちた青春を描く。
本作品は、2012年にフランス・パリの「パレ・デ・スポール」で初演され、絶賛を博し、以降、フランス語圏で度々上演されてきたヒット作です。
日本では宝塚歌劇団が、小池修一郎潤色・演出により宝塚バージョンとして日本初上演。
フランス革命に翻弄される様々な人間の生き様を、ポップな現代音楽に乗せて描くフレンチ・ロック・ミュージカルです。
また、宝塚大劇場公演は第101期初舞台生のお披露目公演となります。

1780年代後半のフランス。
ブルボン王朝の栄華に陰りが見え、重税にあえぐ民衆たちの蜂起が頻発していた。
税金が払えないことを理由に、官憲に父親を目の前で殺され、家も農地も取り上げられた農夫の息子ロナン・マズリエは、父の仇を取り、農地を取り返すことを誓ってパリへ向かう。
そこでロナンは、カミーユ・デムーランや、マクシミリアン・ロベスピエールジョルジュ・ジャック・ダントンら、すべての人民が平等に暮らせる社会を提唱する革命家たちに出会い、その思想に希望を抱くようになる。
だが一方、ベルサイユでは革命の足音が日増しに強まっていることに気づかない王妃マリー・アントワネットが、湯水のように国家予算を浪費しながら退屈しのぎのギャンブルに興じており、密かに王位を狙う国王ルイ16世の弟シャルル・ド・アルトワ伯爵は、王妃のスキャンダルを掴もうとやっきになっていた。
そんな中、アントワネットは許されぬ恋に落ちているスウェーデンの将校ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン伯爵との密会の為、革命家たちの牙城となっているパレ・ロワイヤルに、王太子の養育係オランプ・デュ・ピュジェの手引きで訪れる。
その場で偶然に出会ったロナンとオランプは、運命的に惹かれあうが、王政に復讐を誓っているロナンと、ブルボン王朝の世継ぎの養育係であるオランプとの間には、あまりに大きな隔たりがあった。
それら、多くの立場を異にする人びとの思いが交錯する中、革命の炎は勢いを増し続け、ついに1789年7月14日、バスティーユ監獄襲撃の日が訪れて…。

 

   
まさちゃぴ大劇場6作目。
あーんど101期生初舞台お披露目公演。
   
2015年4月24日〜6月1日(宝塚大劇場)、6月19日〜7月26日(東京宝塚劇場)
での公演スケジュール。
  
専科から美城れん沙央くらま特出。
コマに続いて星条海斗も今作をもって専科に異動が決定。邪魔者は専科へ…。
退団者。
琴音和葉瑞羽奏都(90期)・風凛水花(92期)・美泉儷(94期)の4名也。
蒼矢朋季(96期)が怪我のため全日程休演。
初舞台生の礼華はる・湖々さくらも怪我のため口上のみ出演。
東宝は清華蘭が怪我のため7/14〜一部休演。
   
さて今作はオランプとソレーヌ役がWキャストの役替わり。
娘1のコノヒトがマリー・アントワネット役を演じ、
次期娘1候補のコノヒトコノヒトが、事実上のヒロイン、トプ様の相手役を務めます。
まさおとの相性を見て、どっちを後妻にするか決めるってとこでせうか。
ソレーヌ役は花陽みら晴音アキの役替わり。
こちらはオーディションでせうか。
   
ちゃぴも久々に新公に出演します。しかも男役。
 
ハイ
主な配役
ロナン・マズリエ/  龍真咲
(官憲に父親を理不尽に殺された農村出身の青年)
バティスト・マズリエ/  有瀬そう
(ロナンの父)
ソレーヌ・マズリエ/  花陽みら・晴音アキ
(ロナンの妹)
カミーユ・デムーラン/  凪七瑠海
(革命家。ジャーナリスト)
リュシル/  琴音和葉
(デムーランの恋人)
マクシミリアン・ロベスピエール/  珠城りょう
(第三身分出身の若い議員。弁護士)
ジョルジュ・ジャック・ダントン/  沙央くらま(専科)
(弁護士)
ジャン・ポール・マラー/  綾月せり
(医師。かわら版の記者)
ジャック/  宇月颯
(印刷工)
ミシェル/  煌月爽矢
(印刷工)
イヴ/  貴千碧
(印刷工)
ジュリアン/  千海華蘭
(印刷工)
    
マリー・アントワネット/  愛希れいか
(フランス王妃)
ルイ16世/  美城れん(専科)
(フランス国王)
王太子ルイ・ジョセフ/  舞雛かのん
オランプ・デュ・ピュジェ/  早乙女わかば・海乃美月
(王太子の養育係)
デュ・ピュジェ中尉/  飛鳥裕
(バスティーユ守備隊の将校。オランプの父)
ヨランド・ドゥ・ポリニャック/  憧花ゆりの
(王太子の家庭教師)
シャルル・ド・アルトワ伯爵/  美弥るりか
(ルイ16世の弟)
オーギュスト・ラマール/  紫門ゆりや
(警察の密告者。アルトワ伯爵の手先)
ロワゼル/  朝美絢
(ラマールの仲間)
トゥルヌマン/  輝月ゆうま
(ラマールの仲間)
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン伯爵/  暁千星
(スウェーデンの伯爵)
シャルロット/  紫乃小雪
(パレ・ロワイヤルに住む少女)
ジャック・ネッケル/  光月るう
(国務大臣)
ギヨタン博士/  響れおな
(医師、政治家)
ラザール・ド・ペイロール伯爵/  星条海斗
(貴族将校)
税務役人/  輝城みつる
           
マネロン/  瑞羽奏都
ケルジャン/  貴澄隼人
トランプの女/  白雪さち花・夏月都
兵士/  朝霧真・蓮つかさ
ブレゼ侯爵/  有瀬そう
僧侶/  美泉儷
   
   
        
     
月組公演「1789」   月組公演「1789」
¥11,000 Blu-ray  ライブCD
  
関連記事
21:08 |  月組公演  |  EDIT  | 
2015.03.12.Thu

「王家に捧ぐ歌2015」

    
伶美アムネリス、実咲アイーダ、キターーーーーーーーーっっっ
     

 
            朝夏ラダメス(研14)×実咲アイーダ(研7)
   

    
…で、伶美アムネリス様は何処に…
 
グランド・ロマンス「王家に捧ぐ歌」-オペラ「アイーダ」より-
脚本・演出/木村信司
イタリアの作曲家ヴェルディの円熟期のオペラとして有名な「アイーダ」を、宝塚バージョンとして新たな脚本、新たな音楽で上演した「王家に捧ぐ歌」。
2003年の星組による公演は、大好評を博し、第58回芸術祭優秀賞を受賞致しました。
この度、宙組新トップコンビ朝夏まなと×実咲凜音の大劇場お披露目公演として、12年振りに宝塚歌劇の舞台に甦ります。
エジプトの若き将軍として権力を手にしながらも、敵国の王女への愛を貫くラダメス役に朝夏まなと、故国への想いとラダメスへの愛の間で揺れ動くエチオピア王女アイーダ役に実咲凜音が挑みます。
脚本・演出を手掛けるのは、木村信司。
激しくも哀しい恋物語をドラマティックな演出でお届け致します。
古代エジプトを舞台に壮大なスケールで描く、グランド・ロマンス「王家に捧ぐ歌」に、どうぞご期待下さい。

巨大な石壁が開き、長い時を経た今もなお彷徨い続けるエチオピア王家の長兄ウバルドと家臣たちの魂が、愚かな戦いの犠牲となったエジプトの武将ラダメスとエチオピア王女アイーダに想いを馳せる。
彼らこそ清き魂の持ち主であったと……。
今から3500年前。強大な武力を誇り次々と領地を拡大していたエジプトでは、エチオピアとの再戦を控え新たな将軍の名が告げられようとしていた。
若き武将ラダメスは、自分が将軍に選ばれるのではとの期待に胸を躍らせる。
彼はエチオピアに勝利した暁には、エチオピアの王女アイーダに求愛しようと考えていたのだ。
先の戦の折にラダメスに命を救われたアイーダもまた彼を慕っていたが、祖国の敵でもあるラダメスに想いを告げることは許されなかった。
そこへ、かねてからラダメスを愛するエジプト王女アムネリスが姿を現す。
出陣を控えたラダメスがアイーダに形見の指輪を贈る様子を見たアムネリスは、すぐさまラダメスが彼女を愛していることを感じとるのだった。
やがて新たな戦いの始まりを告げる銅鑼が鳴り響き、イシスの神が選んだ新しい将軍としてラダメスの名が告げられる。
エジプト王・ファラオから聖剣を与えられたラダメスは、勇猛果敢に戦い抜き、エジプトに勝利をもたらすのだった。
一方、アムネリスはファラオの娘としてすべてを手に入れられる身でありながら、ラダメスの心だけは手に出来ないことを嘆いていた。
そこへエジプトが大勝利を収め、エチオピア王を捕えたとの報がもたらされる。
アイーダの本心を探りだそうと企むアムネリスは、祖国の敗戦を知り嘆き哀しむアイーダにラダメスが戦死したとの偽りを告げる。
動揺したアイーダは、思わずラダメスを愛していると本心を吐露。
嫉妬にかられたアムネリスは、囚人の分際で将軍を愛するとは思い上がりも甚だしいと、アイーダを激しく叱責するのだった。
やがて首都メンフィスにエジプト軍が凱旋してくる。
褒美を問われたラダメスは、捕えたエチオピア人達の解放を願い出る。
憎しみを捨て慈悲を与えることこそ偉大なエジプトがすべきこと、今こそ戦いに終わりを告げ、地上に平和を…と訴えるのだった。
その熱意に心を動かされたファラオは、アムネリスや近臣達の反対を押し切りラダメスの願いを聞き入れる。
果たしてエジプトに真の平和は訪れるのか……そして、ラダメスとアイーダの愛の行方は……。

    
宙組前大劇場公演のあの意味深ポスターからしたら、今作も真風ウバルド・伶美アムネリスがトップコンビ押し退けてで~んとセンター写りしててもおかしくなさそやけど、今回は何故かシンプルパターンで攻めてきましたな。
2番手も準トップ娘も見当たらず…。
配役も先に朝夏ラダメス×実咲アイーダだけ発表され、その他ご一行は後からまとめて。
はて、これは何を意味するのか…
      
ハイ…
配役比較
 15年版  05年中日版  03年
ラダメス
(エジプトの若き武将)
朝夏まなと/湖月わたる/湖月わたる
ケペル
(ラダメスの戦友)
愛月ひかる/嶺恵斗/立樹遥
メレルカ
(ラダメスの戦友)
桜木みなと /大真みらん/柚希礼音
アムネリス
(エジプト王ファラオの娘)
伶美うらら/檀れい/檀れい
ファラオ
(エジプト王)
箙かおる(専科)/箙かおる(専科)/箙かおる(専科)
女官アウウィル
(エジプトの女官。スゴツヨシスターズ)
瀬音リサ/陽月華/叶千佳
女官ターニ
(エジプトの女官。スゴツヨシスターズ)
遥羽らら/南海まり/陽月華
女官ワーヘド
(エジプトの女官)
純矢ちとせ/しのぶ紫/しのぶ紫
女官イトネーン
(エジプトの女官)
花里まな/百花沙里/朝峰ひかり
女官タラータ
(エジプトの女官)
綾瀬あきな/彩愛ひかる/百花沙里
女官アルバア
(エジプトの女官)
彩花まり/涼乃かつき/彩愛ひかる
エジプトの女官
愛白もあ・結乃かなり・花咲あいり・瀬戸花まり/
エジプトの戦士(伝令)
天玲美音/涼麻とも/紫蘭ますみ
エジプトの戦士(伝令)
風馬翔/祐穂さとる/美稀千種
エジプトの戦士(伝令)
和希そら/美城れん/嶺恵斗
エジプトの戦士(伝令)
(アムネリスさまああ!)
瑠風輝/紫蘭ますみ/麻園みき
エジプトの戦士
春瀬央季・瑠風輝/
エジプトの女
愛咲まりあ/
ネセル
(エジプトの神官長)
寿つかさ/英真なおき/英真なおき
神官メウ
松風輝/高央りお/高央りお
神官ヘレウ
凛城きら/にしき愛/にしき愛
   
アイーダ
(エジプトの囚人。実はエチオピアの王女)
実咲凜音/安蘭けい/安蘭けい
アモナスロ
(エチオピア王。アイーダの父)
一樹千尋(専科)/一樹千尋(専科)/一樹千尋(専科)
ウバルド
(アイーダの兄)
真風涼帆/真飛聖/汐美真帆
ファトマ
(エジプトの囚人、エチオピア人。かつてはアイーダの侍女)
美風舞良/万里柚美/万里柚美
囚人ヤナーイル
(エジプトの囚人、エチオピア人)
大海亜呼/琴まりえ/仙堂花歩
囚人フィブラーイル
(エジプトの囚人、エチオピア人)
花音舞/毬乃ゆい/琴まりえ
囚人マーリス
(エジプトの囚人、エチオピア人)
桜音れい/音花ゆり/毬乃ゆい
囚人イブリール
(エジプトの囚人、エチオピア人)
小春乃さよ/花ののみ/陽色萌
囚人マーユー
(エジプトの囚人、エチオピア人)
真みや涼子//南海まり
囚人ユーニユー
(エジプトの囚人、エチオピア人)
美桜エリナ//花愛瑞穂
カマンテ
(エチオピア王家の元家臣)
澄輝さやと/綺華れい/真飛聖
サウフェ
(エチオピア王家の元家臣)
蒼羽りく/麻尋しゅん/涼紫央
エチオピアの戦士
(歌手)
星吹彩翔/彩海早矢/大真みらん
エチオピアの戦士
美月悠・星月梨旺//
  
エトワール
純矢ちとせ/安蘭けい/安蘭けい
 
2003年、星組で湖月わたる×檀れいトップコンビお披露目公演として大劇場初演。
 2005年、同コンビにより中日劇場で再演。
    
    
    
       
宙組公演「王家に捧ぐ歌」  宙組公演「王家に捧ぐ歌」
¥11,000 Blu-ray     2015年7月号
  
関連記事
21:01 |  宙組公演  |  EDIT  | 
2015.03.18.Wed

「大海賊/Amour それは…」

          

           
              北翔海莉(研18)×妃海風(研7)
  
ミュージカル・ロマン「大海賊-復讐のカリブ海-」
2001年、紫吹淳主演により月組で上演された作品の再演。
新トップスター北翔海莉を中心とした星組が一丸となって贈る愛と冒険のミュージカル・ロマン。
17世紀後半のカリブ海。
海賊の襲撃により、両親を殺された主人公のエミリオは、復讐を果たすため、全てを捨てて海賊になることを決意する。
美しい娘エレーヌとの出会い、そして運命の対決の結末は…。
なお、この公演は星組新トップコンビ北翔海莉×妃海風のトップお披露目公演となります。

サンタ・カタリーナ総督の息子エミリオは、数奇な運命を辿り海賊となるのだった――。
海賊エドガーに両親を殺害され、その身を守るために海に飛び込んだエミリオはトルツカ島に流れ着き、ラッカム船長率いる海賊たちに助けられる。
ジャマイカの新総督となったエドガーは、パシフィック号掠奪の報復にラッカムとその娘であるアンを捕らえ、サンタ・カタリーナ島を占領しようとしていた。
イギリス商船パシフィック号を襲い、金品を奪うエミリオたち。
そんな中、エミリオは隠し部屋に隠れていた貴族の娘エレーヌと出会う。
エレーヌはエドガーの妹だった…。

ロマンチック・レビュー「Amour それは…」
2009年宙組によって上演された、ロマンチック・レビュー・シリーズ第18作目の作品。
このシリーズならではの美しい色調、甘い香り、そして詩情を持つ。
美しく、心弾むメロディに乗せて、愛にまつわるエピソードを描き、人生の生きる歓びや哀愁を謳い上げるレビュー。
今回は新生星組に合わせ、一部内容をリメイクして上演します。

         

                         
みちセブトップコンビ結成お披露目 IN 全ツ
 
ハイ
配役比較
 15年全ツ版  01年全ツ版  01年
エミリオ
(サンタ・カタリーナ総督の息子)
北翔海莉/紫吹淳/紫吹淳
ペドロ・フェルナンデス
(サンタ・カタリーナ総督。エミリオの父。エドガーに殺される)
大輝真琴/光樹すばる/光樹すばる
イスメラルダ夫人
(サンタ・カタリーナ総督夫人。エミリオの母)
万里柚美/夏河ゆら/夏河ゆら
ホセ
(エミリオの護衛の兵士)
音咲いつき/北嶋マミ/北嶋マミ
   
エドガー
(もとイギリスの海賊船長。現在はジャマイカ総督)
十輝いりす/大和悠河/湖月わたる(専科)
エレーヌ
(貴族の娘。エドガーの妹)
妃海風/映美くらら/映美くらら
マリア
(エドガーの妻。エレーヌの義姉)
白妙なつ/美原志帆/美原志帆
フレデリック
(エドガーの部下)
十碧れいや/越乃リュウ/大空ゆうひ
ロックウェル
(エドガーの部下)
麻央侑希/月船さらら/大和悠河
ヘインズ
(エドガーの部下)
//遼河はるひ   
デイビッド
(エドガーの部下)
//北翔海莉
イルマ
(エレーヌの侍女)
紫月音寧/風帆優里/穂波亜莉亜
ハンナ
(エレーヌの侍女)
白鳥ゆりや/天野ほたる/美鳳あや
 
ラッカム船長
(カリブの海賊。エスペランサ号の船長)
美稀千種/立ともみ/立ともみ
アン
(ラッカム船長の娘。エミリオを慕う)
音波みのり/花瀬みずか/西條三恵
キッド
(カリブの海賊。ラッカム船長の手下。始めはエミリオを敵視するが…)
礼真琴/霧矢大夢/伊織直加(専科)
聞き耳
(カリブの海賊。ラッカム船長の手下)
壱城あずさ/北翔海莉/霧矢大夢 
ドクター
(カリブの海賊。ラッカム船長の手下)
天寿光希/麻真もゆ/汐美真帆
ウミネコ
(カリブの海賊。ラッカム船長の手下)
妃白ゆあ/涼城まりな/叶千佳
拝み屋
(カリブの海賊。ラッカム船長の手下)
夏樹れい/光樹すばる/嘉月絵理
ネコザメ
(カリブの海賊。ラッカム船長の手下)
飛河蘭/研ルイス/一色瑠加
鉄砲玉
(カリブの海賊。ラッカム船長の手下)
ひろ香祐/有香潤/楠恵華
赤髪
(カリブの海賊。ラッカム船長の手下)
凰羽みらい//
パン屋
(カリブの海賊。ラッカム船長の手下)
/龍真咲/大樹槙
死神
(カリブの海賊。ラッカム船長の手下)
//研ルイス
ネズミ
(カリブの海賊。ラッカム船長の手下)
//紫城るい
早撃ち
(カリブの海賊。ラッカム船長の手下)
//真野すがた
   
ネリー
(酒場の女)
真衣ひなの//茜みつ希
エルザ
(酒場の女)
空乃みゆ/穂波亜莉亜/美々杏里
エルマ
(酒場の女)
五條まりな/夏河ゆら/夏河ゆら
アイク
(酒場の客)
天希ほまれ/風雅湊/光樹すばる
ウィリアム公爵
大輝真琴/北嶋マミ/越乃リュウ
ハリソン船長
(イギリス商船の船長)
天華えま/萌希彩人/有香潤
アナ
(サンタ・カタリーナ島の女)
/瀧川末子/美々杏里
エルマ
(サンタ・カタリーナ島の女)
/花城アリア/花瀬みずか
 
2001年、月組で紫吹淳×映美くららトップコンビお披露目公演として東京宝塚劇場初演。同年、全ツで再演。
    
    
     

星組公演「大海賊」
¥8,800 【送料無料!!】
           
関連記事
09:08 |  星組公演  |  EDIT  | 
2015.03.20.Fri

宝塚GRAPH4月号

        

 
グラフ4月号の表紙は、あらま研31になりましたか…トドさん
専科スター兼劇団理事・轟バトラー氏
            
さて今月の内容は…
  
STUDY/  柚希礼音
SIDE SHOT SELECTION/雪組「ルパン三世/ファンシー・ガイ!」
Another Stage/  星組「黒豹の如く/Dear DIAMOND!!」
chou chou/  夢咲ねね
Especial Time/  真風涼帆×天寿光希
花組東京国際フォーラム公演ルポ/レポーター白姫あかり
芸談/  紫門ゆりや&鳳月杏
FEVER/  彩凪翔
CARNIVAL/  咲妃みゆ
×94~人生 笑いの方程式~/  風馬翔×早乙女わかば
GRAPHOO!検索/十輝いりす&朝夏まなと&煌月爽矢&真那春人
TOPICS/宙組梅田芸術劇場公演・赤坂ACTシアター公演「TOP HAT」制作発表会
TOPICS/花組「第二回 宝塚歌劇団 台湾公演」制作発表記者会見
TOPICS/  凰稀かなめ ラストデイ in 東京
波瀾爆笑!? 我が人生/  桜咲彩花
Pick Up! Interview/  千海華蘭&仙名彩世
To The Future/  妃華ゆきの&綺城ひか理
スペシャルポート/  望海風斗
                           
STAGE
星組大劇場公演「黒豹の如く」「Dear DIAMOND!!」
月組中日劇場公演「風と共に去りぬ」
月組バウホール公演「Bandito-義賊サルヴァトーレ・ジュリアーノ-」
雪組新人公演「ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-」
 
だってよ。
        
        
          
      
「宝塚グラフ3月号」  「宝塚グラフ2月号」
                               
関連記事
23:57 |  宝塚GRAPH  |  EDIT  | 
2015.03.24.Tue

「星逢一夜/La Esmeralda」

 

 
            早霧せいな(研15)×咲妃みゆ(研6) 
       
ミュージカル・ノスタルジー「星逢一夜(ほしあいひとよ)」
作・演出/上田久美子
時は江戸中期、徳川吉宗の治世。
とある藩で起きた叛乱を背景に、藩主の子息、天野晴興(あまのはるおき)と身分なき娘、泉(せん)の恋を、烈しく哀切に描きだす。
江戸から遠く離れた九州の緑深き里、山々に囲まれた三日月藩の小さな空を見上げ、天文学に夢中になる少年晴興(幼名・紀之介(きのすけ))は、里の娘、泉やその幼馴染の源太と一緒に星観(ほしみ)の櫓(やぐら)を組みあげて、星探しに明け暮れる日々。
晴興は、二人と身分を超えて友情を育むが、少年時代が終わりを告げるころ、別れは突然訪れる。
遠い江戸で将軍吉宗に伺候することになった晴興。
晴興を思い続ける泉と、泉に心寄せる源太。
彼らには思うままにならぬ運命が待ち受けていた。
大人になった三人の関係は、巡る星々のもと、目に見えぬ力によって変貌させられて……。
江戸での晴興の躍進は、はからずも三日月の領民らの困窮を招いてゆく。
ついに起きた叛乱の中で、晴興と泉、源太の愛は、哀しく鮮烈な軌跡を描いて、破局へと向かい始める。
この公演は、演出家・上田久美子の宝塚大劇場デビュー作となります。

江戸時代中期。九州の山中にある三日月藩藩主の次男、天野紀之介は、夜ごと城を抜け出しては星の観測に夢中になる奔放な少年。
紀之介は、ある夏の星逢(七夕)の夜、蛍村の少女、と、その幼馴染の源太に出会い、星観の櫓を一緒に組み上げる。
少年少女たちは、夜ごと星探しに明け暮れ、身分を超えて友情を育んでゆく――。
泉は紀之介に思いを寄せるようになり、そんな泉を見守る源太の胸中は複雑である。
しかし、別れの時はあっけなく訪れる。
江戸藩邸に住む紀之介の兄が急死して、紀之介が嫡子として江戸に行くことが決まったのである。
淡い思いを告げられぬまま、紀之介は泉を残して旅立った。
江戸に到着した紀之介は、名を晴興と改め、三日月藩の正統な後継者となる。
風変わりな少年の才覚を鋭く見抜いた将軍吉宗は、晴興を自分付きの御用取次に取り立てる。
やがて帰藩した故郷で、晴興は大人になった泉に再会する。
二人は激しく惹かれ合うが、もはや立場の違う二人の間には、越えることのできない深い溝が横たわっていた。
吉宗のもと政治手腕を発揮するようになった晴興は、享保の改革を進める吉宗の指示で、財政難を解消し強い国を作るため、強硬な態度で政治に臨むことを求められる。
晴興が着手した徴税制度の改革は、人々の暮らしの圧迫に繋がり、各地では叛乱が頻発しはじめる。
そして、叛乱の気運が高まっていたのは、泉と源太の住む三日月藩も同じであった。
決定的に対立する立場で再会した晴興と泉、源太に待ち受ける運命は…。

バイレ・ロマンティコ「La Esmeralda(ラ エスメラルダ)」
作・演出/齋藤吉正
どこまでも続くエメラルドの海をバックに繰り広げられる、情熱の愛と夢の数々を描いたラテン・ショー。
早霧せいなが体現する“情熱”をテーマに、極彩色に彩られたロマンティックなステージをお届けします。

   

 
深く深く、海の底に沈みゆく2人…。
てか海カンケーないじゃん
ポスターの左下にめっさ小っさく小切手だいもんが写っとるから、ようやく今公演から2番手羽根デビュー、か。
まさか花組キキ芹香に先越されるとは思わなかっただよ。
   
  

  
  
ハイ
主な配役
天野晴興(紀之介)/  早霧せいな
(三日月藩藩主の次男)
天野照興/  久城あす
(三日月藩藩主。紀之介の父)
美和/  早花まこ
(三日月藩主の側室。紀之介の母)
吉乃/  千風カレン
(美和の侍女)
鈴虫膳右衛門/  香綾しずる
(紀之介の養育係)
佐々甚五郎/  透真かずき
(三日月藩国元家老)
渡瀬義一郎/  央雅光希
(三日月藩家臣)
奥平玄二郎/  悠斗イリヤ
(三日月藩家臣)
瓜田彦三郎/  橘幸
(三日月藩家臣)
稲次勘四郎/  真條まから
(三日月藩家臣)
   
/  咲妃みゆ
(三日月藩蛍村の娘)
汐太(青年)/  永久輝せあ
(泉の弟)
汐太(幼年)/  月華雪乃
源太/  望海風斗
(泉の幼馴染であり、晴興の親友)
/  梨花ますみ
(三日月藩の民。源太の母)
ちょび康(康吉)/  彩風咲奈
(三日月藩の民。晴興の友)
/  舞咲りん・花瑛ちほ・沙月愛奈
(ちょび康の姉)
氷太/  鳳翔大
(三日月藩の民。晴興の友)
泰三/  蓮城まこと
(三日月藩の民。晴興の友)
雨吉/  真那春人
(三日月藩の民。晴興の友)
江太/  煌羽レオ
(三日月藩の民)
染一/  天月翼
(三日月藩の民)
永二/  真地佑果
(三日月藩の民)
/  透水さらさ
(三日月藩の娘)
/  有沙瞳
(三日月藩の娘)
/  星乃あんり
(三日月藩の娘)
/  沙月愛奈・妃華ゆきの
(三日月藩の娘)
/  愛すみれ
(三日月藩の娘)
/  彩みちる
(三日月藩の娘)
雷太/  花瑛ちほ
(源太と泉の子)
雲太/  笙乃茅桜
(源太と泉の子)
/  星南のぞみ
(源太と泉の子)
   
細川慶勝/  月城かなと
(熊本藩藩主)
悪童たち/天月翼・煌羽レオ・和城るな・諏訪さき・桜路薫・陽向春輝
(熊本藩の悪童)
 
徳川吉宗/  英真なおき(専科)
(徳川幕府第八代将軍)
貴姫/  大湖せしる
(吉宗の姪)
猪飼秋定/  彩凪翔
(幕府天文方筆頭の青年)
久世正行/  奏乃はると
(幕府老中)
井上重之/  朝風れい
(幕府奏者番)
鍋島直実/  桜路薫
(佐賀藩藩主)
藤堂高親/  叶ゆうり
(津藩藩主)
  
珠姫/  此花いの莉
(大名家の姫)
寿姫/  雛月乙葉
(大名家の姫)
豊姫/  桃花ひな
(大名家の姫)
福姫/  杏野このみ
(大名家の姫)
寧姫/  白峰ゆり
(大名家の姫)
嘉姫/  妃華ゆきの・沙羅アンナ
(大名家の姫)
   
あおさぎ/  早花まこ
(夜鷹)
あざみ/  千風カレン
(夜鷹)
かじか/  此花いの莉
(夜鷹)
こがら/  雛月乙葉
(夜鷹)
やまめ/  桃花ひな
(夜鷹)
ゆり/  杏野このみ
(夜鷹)
かのこ/  蒼井美樹
(夜鷹)
 
立ち売り/  妃桜ほのり
    
    
    
      
雪組公演「星逢一夜」   雪組公演「La Esmeralda」
¥11,000 Blu-ray   2015年8月号
                  
関連記事
02:56 |  雪組公演  |  EDIT  | 
2015.03.24.Tue

宙組版「TOP HAT」

   

   
      朝夏まなと×実咲凜音
  
ミュージカル「TOP HAT」
脚本・演出/齋藤吉正
映画史上最高のダンシング・ペアとされるフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースが共演したミュージカル映画の代表作。
1935年に公開された映画をもとに、2011年にイギリス国内ツアーで初演されて以降、ウエスト・エンドでも上演される等、世界中で多くの人から人気を集めているミュージカルで、日本では初上演となります。
音楽は「ホワイト・クリスマス」や「ゴッド・ブレス・アメリカ」の作詞・作曲で有名なアーヴィング・バーリンが手掛けており、ハリウッドの黄金時代の魅力が詰まった作品です。
ブロードウェイダンサーのジェリーが、同じホテルに滞在するデイルと出会う。
一時は心を通じ合わせる二人だが、ジェリーのことを友人の夫だと勘違いしたデイルは、当てつけに他の男と結婚してしまう。
あわてて後を追ったジェリーだが…。
なお、本公演は朝夏まなとのトップお披露目公演となります。

時は1935年。
ブロードウェイの人気スター・ジェリー・トラバースは、ロンドンで一人の女性に一目惚れ。
そこから、ちょっとした恋の騒動が始まる――。
ジェリーは、英国人プロデューサー・ホレス・ハードウィックが手掛ける新作レビューに出演するため、ニューヨークからロンドンへとやって来る。
ホレスとは気心の知れた友人同士。
初日を目前にして、二人は公演の成功を確信、リラックスした時間を過ごす。
ホテルの一室でホレスと楽しく語らう内、得意のタップを踏み始めたジェリー。
そこへ、一人の訪問者が…。
真下の部屋に宿泊していたファッションモデルのデイル・トレモントが、騒がしい足音に耐えかね、苦情を言いに来たのだ。
ジェリーは美しく魅力的な彼女にみるみる心惹かれていく。
翌朝、ホテルのロビーにデイルの姿を見つけたジェリーは積極的にアプローチ。
しかし彼女はつれない態度で、互いの自己紹介さえ叶わないのだった。
なんとかして親しくなろうと、乗馬クラブへと向かうデイルの馬車の御者になりすましたジェリー。
「君に全てを賭けよう」――彼はもうすっかり彼女に夢中だった。
乗馬クラブに着いたものの、突然嵐に。
雷を怖がるデイルを元気づけようと、ジェリーは楽しげにステップを踏んでみせる。
そんな彼の明るい優しさに心を解され、やがて一緒に踊り始めるデイル。
二人の距離が、急速に近づいて行く…。
彼の名も聞かぬまま新たな恋の始まりに胸を弾ませていたデイル。
しかしロビーでホレスの代わりに電報を受け取るジェリーを見かけ、彼が“ホレス・ハードウィック”であるとすっかり勘違い。
“ホレス”は友人の夫、つまり既婚者…。
そう思い込んだ彼女は、憤慨してジェリーの頬を思い切り引っぱたく。
あまりに突然の出来事に、ジェリーは何故なのか見当もつかなかった。
服飾デザイナーであるアルベルト・べディーニは、自らがデザインした服をモデルであるデイルに着せ、宣伝してもらっていた。
彼は故郷イタリアでの成功を夢見て、デイルと共にベニスへ発とうとしていたが、そこには、ホレスの妻・マッジが滞在中。
デイルは迷った末、マッジに全てを知らせることを決意する。
ジェリーがデイルの平手打ちを受けたのは、たくさんの客で賑わうホテルのロビー。
大きなスキャンダルに発展しては公演の成功が危ぶまれると案じたホレスは、付き人のベイツにデイルの調査を命じるのだった。
いよいよ新作レビューのお披露目の時。
ジェリーのダンスは観客を魅了し、劇場は熱気に包まれる…。
その舞台裏で、ジェリーは思わぬ事実を知る。
昨日マッジから、紹介したい女性がいるので初日の終演後ベニスへ来てほしいと誘われていたのだが――その女性とは、デイルだったのだ。
ジェリーは幕が降りるや否や、急いでベニスへと向かう。
飛行機が苦手なホレスは大騒ぎ。
しかしジェリーの心は、彼女に再び会える喜びでいっぱいだった。
ベニスに到着したデイルは、早速“ホレス”に言い寄られたことを打ち明けるも、マッジは多少の浮気は受け入れるものだと平然とした様子。
しかし、デイルの心はなかなか晴れない…。
その一部始終を、ウェイターに扮したベイツがすぐ側で聞いていた。
マッジによれば、ホレスは、自分とは会ったことが無いと話しているらしい――ジェリーを“ホレス”だと思い込んだままのデイルは、それを聞いて立腹。
不実な“ホレス”を懲らしめようと、自らも人妻のふりをして、ベニスに着いた彼を誘惑する。
デイルに気付かれないようにそれを見ていたホレスは、彼女は男を弄ぶ危険な女だとジェリーに忠告する。
しかし、ジェリーのデイルへの想いはますます募り、デイルもまた、彼に惹かれる自分を止められずにいた。
ホテルのバーで顔を合わせた二人は、ひととき心を通わせ寄り添い踊る――。
これまでにない胸のときめきに、ジェリーはたまらずデイルに結婚を申し込む。
既婚者であるはずの彼からのプロポーズに、デイルはまたもジェリーの頬を打ち、逃げるようにその場を後にする。
彼との関係に未来はない…そう分かっていても、胸の奥からジェリーへの想いが溢れてくる。
デイルは切ない恋心を封じ込めようと、べディーニの求婚を受け入れるのだった。
ジェリーはマッジの話から、デイルが自分をホレスと間違えていることに気づく。
しかもそう思い込んだまま別の男と結婚してしまったというのだ。
ジェリーが慌てて彼女の部屋に向かうと、そこにはハネムーンに備えたべディーニが…。
ホレスの協力で、デイルと二人きりになることに成功したジェリーは、ようやく誤解をとき、改めて彼女に真っ直ぐな想いを伝える。
しかし、彼女は既に夫のある身…。
別れの時がくるとしても、今は全てを忘れ音楽とダンスを楽しもう――想いの通じ合った二人は、束の間の幸せに身を委ねるのだった。
一方、デイルの勘違いはホレスの浮気疑惑に発展。
互いの嫌いなところを次々と挙げ、言い争いを始めたマッジとホレスだったが、二人は口を揃えて言うのだった。
「でもそれ以外はI love you」と。
やがて皆が戻ってきた。
さて、これからどうするべきか…。
するとベイツが、知られざる真実を語り始める。
なんと、デイルとベディーニの結婚式を執り行ったのは神父を装ったベイツであり、結婚は無効だったのだ。
溢れる喜びを抑えられないジェリーとデイル。
すれ違い遠回りをしながらも、二人の恋は最高の結末を迎える――。

   

 
宙組7代目トップスター・朝夏まなと×まだまだやるのね…実咲凜音トップコンビお披露目公演。
七海のお兄さん、この公演をもって星へ異動。
現星3番手の真風君とのトレードですな。
 
2015年3月25〜30日(梅田芸術劇場)、4月5〜20日(赤坂ACTシアター)
での公演スケジュール。
   
ハイ
主な配役
ジェリー・トラバース/  朝夏まなと
(ブロードウェイの人気スター)
モーリス/  春瀬央季
(ジェリーのアメリカでのマネージャー)
ジョージ/  星吹彩翔
(ジェリーの衣装係)
ホレス・ハードウィック/  七海ひろき
(英国人プロデューサー。ジェリーの友人)
ベイツ/  寿つかさ
(ホレスの付き人)
マッジ・ハードウィック/  純矢ちとせ
(ホレスの妻)
   
デイル・トレモント/  実咲凜音
(ファッションモデル)
アルベルト・べディーニ/  愛月ひかる
(イタリア人の服飾デザイナー)
   
カルバート支配人/  美月悠
(ロンドンのホテル・エクセシオールの支配人)
リチャード副支配人/  星月梨旺
(ホテル・エクセシオールの副支配人)
エリス/  大海亜呼
(ホテル・エクセシオールのフロント係)
フローラ/  瀬音リサ
(エクセシオール花店の店員)
シンプソン店長/  和希そら
(エクセシオール花店の店長)
運転手(ジョン)/  秋奈るい
運転手(サム)/  朝日奈蒼
御者/  穂稀せり
メイド(ティリー)/  愛白もあ
メイド(ドナ)/  愛咲まりあ
メイド(リン)/  真みや涼子
メイド(サラ)/  遥羽らら
ポーター(アル)/  美月悠
ポーター(ジム)/  星吹彩翔
ポーター(ダン)/  七生眞希
若い女(ヴィクトリア)/  美桜エリナ
若い男(ダグラス)/  澄風なぎ
お金持ちの妻(アリス)/  彩花まり
お金持ちの夫(ジョージ)/  天玲美音
レビューガール(シンガー)/  桜音れい・彩花まり・瀬音リサ
カーラ/  花音舞
(プリンスシアターで歌う女優)
ケニー/  天玲美音
(プリンスシアターの司会者)
  
コレッリ支配人/  星吹彩翔
(ホテル・ベネチアの支配人)
ホテルのダンサー(ジャン)/  和希そら
ホテルのダンサー(リズ)/  大海亜呼
ホテルの歌手(アラン)/  天玲美音
ウェイター(ロベルト)/  美月悠
ウェイター(ジュゼッぺ)/  星月梨旺
ウェイター(パオロ)/  七生眞希
ウェイター(クラウディオ)/  春瀬央季
メイド(クラーラ)/  瀬音リサ
メイド(セレナ)/  桜音れい
メイド(ヴェラ)/  彩花まり
メイド(モニカ)/  美桜エリナ
客の女(ソニア)/  花音舞
客の女/  里咲しぐれ・愛白もあ・愛咲まりあ・真みや涼子
警察官(ルイス)/  朝央れん
漁師/  和希そら
  
ショーマン/  優希しおん
ショーガール/純矢ちとせ・花菱りず・華雪りら・天瀬はつひ・星風まどか
リポーター/  朝日奈蒼・朝央れん・里咲しぐれ
メリー/  桜音れい
(サッカレークラブの受付嬢)
  
  
  
        
宙組公演「TOP HAT」   宙組公演「TOP HAT」
¥8,800 【送料無料!!】  ライブCD
       
関連記事
11:21 |  宙組公演  |  EDIT  | 
2015.03.26.Thu

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」

           

      
                   紅ゆずる(研14)
   
ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
1960年代に世界中を騒がせた実在の天才詐欺師フランク・アバグネイルの自伝をもとに、2002年スティーヴン・スピルバーグ監督、レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクスという豪華キャストによって映画化され大ヒットした「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。
2009年にミュージカル化され、2011年のブロードウェイでの上演時には、トニー賞4部門にノミネートされるなど大好評を博しました。
このミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が、いよいよ宝塚歌劇の舞台に登場します。
パイロットや医者、弁護士に成りすまし、偽造小切手の詐欺で大金を手にした若き天才詐欺師フランク・アバグネイルの生き様を、彼を追い続けるFBI捜査官カール・ハンラティとの軽妙な駆け引きを交え、ポップな音楽や迫力あるダンスシーンを散りばめて描くミュージカル・コメディ。

「人は見た目で判断する、成功するには見た目こそが大切だ」という父フランクSr.の教えを信じ、忠実に守るフランクJr.は、見た目で人を騙せることを学んでいく。
大好きな両親が離婚することになり、どちらも選べず一人ニューヨークに家出した高校生のフランクJr.は、様々な知恵を働かせた詐欺で大金を得、やがて天才詐欺師と謳われるようになる。
次々と起こる小切手詐欺事件。
犯人はついに世界中の銀行で偽小切手を使って換金を始めた。
FBIの担当捜査官のハンラティたちは犯人逮捕に躍起になる。
副操縦士になりすましたフランクJr.は、世界中を飛び回って詐欺を続けていた。
あと一歩というところでフランクJr.を取り逃がしたハンラティの許に、フランクJr.から電話が入る。
ハンラティは一人逃げ続ける彼に、自分と同じ家族のいない孤独を感じる。
ふとしたことから偽医師となったフランクJr.は、看護婦ブレンダと出会う。
彼女こそが運命の女性だと感じたフランクJr.は、詐欺を止めて落ち着きたいと考えるようになる。
フランクJr.のノウハウは小切手偽装詐欺を暴く役に立つと考えるハンラティは彼に、罪を償った後、FBIで働くように勧める。
「人生は何度でもやり直せる」――ハンラティの言葉に、新たな人生を歩む決意をするフランクJr.。
その後、フランクJr.はハンラティの優秀なパートナーになったという。

 

  
あらららら、3人写りで攻めてきましたか、3人写りで。
星組新トップコンビお披露目ツアーの裏では、惜しくも選に漏れ、2番手続投が決定的となった紅子さんが3度目の東上主演。
七海くんはこれが星組生デビュー、綺咲愛里は新公ヒロ2回経てのこれが東上初ヒロイン。
 
ハイ
主な配役
フランク・アバグネイルJr./  紅ゆずる
(21歳になるまでに2回半億万長者になった天才詐欺師)
フランク・アバグネイルSr./  夏美よう(専科)
(フランクJr.の父親)
ポーラ・アバグネイル/  夢妃杏瑠
(フランクJr.の母親)
  
ブレンダ・ストロング/  綺咲愛里
(アトランタ総合病院の看護婦)
ロジャー・ストロング/  悠真倫(専科)
(ブレンダの父親)
キャロル・ストロング/  毬乃ゆい
(ブレンダの母親)
    
カール・ハンラティ/  七海ひろき
(FBI特殊捜査官)
トッド・ブラントン/  如月蓮
(FBI捜査官)
ビル・コッド/  瀬稀ゆりと
(FBI捜査官)
ジョニー・ドラー/  瀬央ゆりあ
(FBI捜査官)
    
ジャック・バーンズ/  輝咲玲央
(商工会議所のトップ)
シェリル・アン/  真彩希帆
(セブンティーンのモデル)
 
 
 
           
星組公演「ガイズ&ドールズ」  星組公演「ガイズ&ドールズ」
¥8,800 【送料無料!!】    ライブCD
      
関連記事
21:06 |  星組公演  |  EDIT  | 
 | TOP |