2023.08.24.Thu
星組版「1789-バスティーユの恋人たち-」

礼真琴×舞空瞳
三井住友VISAカードシアター
スペクタクル・ミュージカル
「1789-バスティーユの恋人たち-」
潤色・演出/小池修一郎
様々な話題作を生み出したドーヴ・アチアとアルベール・コーエンによるミュージカル「1789」は、2012年にフランスでの初演が絶賛を博し、大ヒットを記録した作品。
2015年に日本初演を果たした月組公演は、軽快なロックナンバーに乗せたドラマティックな演出が鮮烈な印象を残し、再演希望の声が多数寄せられる人気作となりました。
初演から8年を経た2023年夏、ついに星組での再演が決定。
革命前夜のフランスを舞台に、運命に翻弄されながらも愛と理想を追い求める若者達の姿を描いた物語において、主人公ロナンを演じるのは、確かな実力に加え作品毎に更なる飛躍を遂げる星組トップスター礼真琴。
フレンチ・ロックで紡ぐ、スペクタクル感溢れる傑作ミュージカルの待望の再演を、是非お楽しみください。
1780年代後半のフランス。
栄華を極めたブルボン王朝の支配に翳りが見え始め、重税に喘ぐ民衆らによる暴動が各地で頻発していた――。
官憲に理不尽に父親を銃殺され農地を奪われたロナン・マズリエは、必ずや父の仇を討ち、奪われた土地を取り戻すことを心に誓う。
故郷を出てパリへ向かったロナンは、革命家たちの牙城パレ・ロワイヤルでデムーランやロベスピエールといった若き革命家たちと出会い、彼らの思想に触れたことによって新しい時代の到来に希望を託しはじめる。
その頃ヴェルサイユ宮殿では、民衆らが蜂起寸前にまで不満を募らせている事など露知らず、王妃マリー・アントワネットや王弟のアルトワ伯爵ら貴族たちが華美な生活を続けていた。
その上アントワネットはスウェーデンの将校フェルゼンとの許されぬ恋に身を焦しており、彼と密会する為に極秘でパレ・ロワイヤルを訪れる。
二人の密会現場に偶然居合わせたロナンは、そこでアントワネットに随行していた女性オランプと運命的な出会いを果たす。
二人は次第に惹かれあうが、王政を憎むロナンと王太子の養育係として王家に仕えるオランプ、対立する立場にある二人の恋は波瀾に満ちたものとなっていく。
民衆の支持を得た革命家たちの理想の炎は次第に勢いを増し、やがては歴史を動かす大きな力にまで成長していく。
革命に身を投じたロナンは、ついに1789年7月14日、バスティーユ監獄襲撃の日を迎えるが…。

大作の再演、きました。
ことなこ大劇場6作目。
今作をもってトプ様異例の休養宣言。
同期のコノヒトは専科へ異動、と。
これでヅカ110周年の星組はコノヒトの星男2昇格確定、ですな。
専科から輝月ゆうま(研15)特出。
ことせおと夢の95期競演が実現。初演の新公で演じた役を本役として演じます。
初演の月組版にも出演してたのは、この他、ありと初舞台生だった101期4名のみ。
2023年6月2日〜7月2日(宝塚大劇場)、7月22日〜8月27日(東京宝塚劇場)
での公演スケジュール。
初演はトップ龍真咲がロナン、娘1愛希れいかがアントワネットで、トップコンビなのに全く絡まないキャスティングが話題となりましたが、今作は礼ロナンに対して舞空オランプが配され、ちゃんとトップコンビの恋物語に。
退団者。
音咲いつき(96期)・有沙瞳(98期)・天路そら(99期)の3名。
ついにコノヒトも進退を決したのか…。
退団公演で大役アントワネットを演じ、有終の美を飾ります。
東宝は組配属された109期が星組生デビュー。
さて
今作からヅカは客席降りが復活とかで、いろいろ大丈夫なんかい


2023.03.27.Mon
「バレンシアの熱い花/パッション・ダムール・アゲイン!」

凪七瑠海×舞空瞳
ミュージカル・ロマン「バレンシアの熱い花」
作/柴田侑宏 演出/中村暁
1976年に月組で初演、2007年には宙組で、2016年には宙組全国ツアーとして再演され、いずれも大好評を博した柴田侑宏による傑作ミュージカル「バレンシアの熱い花」。
19世紀初頭のスペイン、バレンシア地方を舞台に、領主であった父を殺害された青年が、仲間と力を合わせて復讐を果たそうとする姿を、様々な愛の形と共にドラマティックに描き上げた作品です。
心揺さぶる名曲に彩られた、ロマン溢れる大人の恋物語にご期待ください。
十九世紀初頭のスペインは、侵攻してきたナポレオン・ボナパルトに王位を奪われ、彼の兄ジョセフがスペイン王として即位したことで、各地で反フランスの声を上げる民衆が蜂起、政情は不安定であった――。
バレンシアの領主・ルカノール公爵の居城では、ルカノールが近衛隊長ルーカス大佐からある報告を受けている。
隠密ホルヘより、ここバレンシアでもレオン将軍に、謀反の動きがあるという情報がもたらされたのである。
だがルカノールは、退役して隠居生活を送るレオン将軍がそんな行動に出るはずがないと、取り合おうとしないのだった。
同じ頃、二年ぶりにマジョルカ島の駐屯地より帰還した前領主の嫡子・フェルナンド・デルバレス大尉がレオン将軍邸を訪れていた。
重要な話があると呼び出されたフェルナンドは、レオン将軍から父の死にまつわる事実を聞かされる。
レオン将軍は、かつてフェルナンドの父の暗殺を計画し、刺客を差し向けた張本人がルカノールだという証拠を掴んでいた。
話を聞いたフェルナンドは、彼への憎しみに燃え、父の恨みを晴らす事を固く誓う。
そんな彼にレオン将軍は、ルカノールの目を欺くために軍隊を退き、遊び人を装うようフェルナンドに提案する。
そして目的を果たすまでは、母のセレスティーナ侯爵夫人や婚約者マルガリータにも、自身の思いを一切話さないようにと忠告するのだった。
フェルナンドは全てを擲(なげう)ち、ルカノールへの復讐を遂げる覚悟を決める。
ある晩、ルカノールの居城では華やかな夜会が催されていた。
そこには一年余りのマドリード遊学から戻ったルカノールの甥、ロドリーゴ・グラナドス伯爵も姿を見せ、嫡子のいないルカノールは、彼を後継者とすることを客人に告げる。
そんな中、夜会に出席していたフェルナンドは、友人であるロドリーゴのただならぬ様子に気付く。
実は、ルカノールの後添えとなったシルヴィアは、ロドリーゴのかつての恋人であった。
だが、反逆の罪で捕えられた父の命と引き換えに、ルカノールに強引に迫られたシルヴィアは彼との結婚を承諾せざるを得なかったのだ。
ロドリーゴのルカノールへの激しい憎しみを感じ取ったフェルナンドは、彼を馴染みの酒場へと呼び出す。
下町の酒場「エル・パティオ」は、歌い手・ラモンとイサベラや踊り手達を中心に熱気に溢れている。
フェルナンドに呼び出されたロドリーゴは、ふとしたことからイサベラをめぐり、彼女に好意を抱くラモンと口論になる。
二人の睨み合いは決闘へと発展するが、遅れて姿を現したフェルナンドが仲裁に入り、その場をおさめるのだった。
やがてイサベラの計らいで店の一室を借りたフェルナンドは、ルカノールへの復讐計画をロドリーゴに打ち明ける。
反ルカノール派の義勇軍の数も着々と増えつつある今こそ、バレンシアのために立ち上がる時だと熱く語る彼に心動かされたロドリーゴは、共に戦うことを誓う。
世間では、夜毎街に現れてはルカノールの一派を襲う“黒い天使”と名乗る存在が噂されるようになっていた。
その正体を知られぬよう慎重に行動するフェルナンドだったが、イサベラだけは、そんな彼の持つ裏の顔を見抜いていた。
イサベラは初めて会った時から、フェルナンドの心の奥に潜む、炎の影のようなものに惹かれていたのだ。
フェルナンドもまた、ありのままの自分がイサベラを求めているのを感じていた。
二人は強く惹かれ合う…。
バレンシアの街外れ。
義勇軍が続々と集結し、フェルナンド達がいよいよルカノールの城へ侵入しようとしたその時、突然ラモンが現れる。
先日の祭りで、ルカノールの手下に妹・ローラの命を奪われたラモンもまた、フェルナンドたちに加わる事を決めたのだった。
固い決意を胸に、バレンシアの新たな未来に向かって、一同は決戦へと向かう――。
ロマンチック・レビュー「パッション・ダムール・アゲイン!」
作・演出/岡田敬二
宝塚の男役の美学を追求するレビュー作品を次々と生み出してきた演出家・岡田敬二の「ロマンチック・レビュー」シリーズの粋を集め、2020年宝塚バウホールで上演された「パッション・ダムール-愛の夢-」を全国ツアー公演として再構成。
宝塚歌劇ならではのロマンチックなレビュー作品において、専科の凪七瑠海と星組生達が、ロマンチックで情熱的なステージをお届け致します。

星組3分割。
全ツはまさかのカチャ(研21)降臨。
なぜか星は専科生が別箱主演に降ってくる確率高いな…。
2023年3月26〜29日(大阪・梅田芸術劇場)
4月1〜2日(千葉・市川市文化会館)
4〜5日(広島・上野学園ホール)
6日(山口・周防市文化会館)
8〜11日(福岡・福岡市民会館)
での公演スケジュール。
咲園りさ(研4)が4/8〜千秋楽を休演。
ハイ

2023年星全ツ 2016年宙全ツ 2007年宙全ツ 2007宙大劇場
フェルナンド・デルバレス/
(バレンシア前領主の嫡子で侯爵)
凪七瑠海(専科)/朝夏まなと/大和悠河/大和悠河
セレスティーナ侯爵夫人/
(バレンシア前領主の妻。フェルナンドの母)
紫りら/純矢ちとせ/邦なつき(専科)/邦なつき(専科)
レオン将軍/
(退役軍人の伯爵)
美稀千種/松風輝/美郷真也/美郷真也
マルガリータ/
(レオン将軍の孫娘。フェルナンドの婚約者)
乙華菜乃/星風まどか/天咲千華/和音美桜
ドン・ファン・カルデロ/
(レオン将軍が懇意にしている盗賊の頭)
天飛華音/瑠風輝/春風弥里/七帆ひかる・早霧せいな
アントニオ/
(レオン将軍の執事)
煌えりせ/朝央れん/風莉じん/風莉じん
ルカノール公爵/
(バレンシアの現領主)
朝水りょう/寿つかさ/悠未ひろ/悠未ひろ
ロドリーゴ・グラナドス伯爵/
(ルカノールの甥。フェルナンドの友人)
極美慎/澄輝さやと/七帆ひかる/北翔海莉×蘭寿とむ
シルヴィア/
(ルカノールの後添え。ロドリーゴの元恋人)
水乃ゆり/遥羽らら/美羽あさひ/美羽あさひ
マルコス/
(シルヴィアの弟)
奏碧タケル/秋音光/凪七瑠海/早霧せいな・凪七瑠海
レアンドロ/
(ロドリーゴの友人)
天路そら/春瀬央季/蓮水ゆうや/八雲美佳
バルカ/
(ルカノールの腹心)
輝咲玲央/凛城きら/天羽珠紀/寿つかさ
カサルス/
(ルカノールの腹心)
天希ほまれ/美月悠/夏大海/天羽珠紀
ホルヘ/
(ルカノールの密偵。ドン・ファン・カルデロの父)
大輝真琴/星吹彩翔/寿つかさ/鈴鹿照(専科)
ミゲル/
(ホルヘの部下)
蒼舞咲歩/留依蒔世/鳳樹いち/月映樹茉
ルーカス大佐/
(ルカノールの近衛隊長)
夕渚りょう/蒼羽りく/十輝いりす/十輝いりす
サンチェス/
(ルカノール直属の近衛士官)
御剣海/水香依千/鳳翔大/鳳翔大
ベニート/
(ルカノール直属の近衛士官)
凛央捺はる/朝日奈蒼/暁郷/暁郷
ディエゴ/
(ルカノール直属の近衛士官)
飛翠真凜/風輝駿/暁郷/美牧冴京
リオス/
(ルカノール直属の近衛士官)
青風希央/潤奈すばる/天玲美音/鳳樹いち
アロンソ/
(ルカノール直属の近衛士官)
颯香凜/留依蒔世/鳳翔大/凪七瑠海
ペドロ/
(ルカノール直属の近衛士官)
蒼舞咲歩/実羚淳/珠洲春希/蓮水ゆうや
ホセ/
(ルカノール直属の近衛士官)
天希ほまれ/美月悠/夏大海/春風弥里
イサベラ/
(「エル・パティオ」の歌い手)
舞空瞳/伶美うらら/陽月華/陽月華
ラモン・カルドス/
(フラメンコの歌い手)
瀬央ゆりあ/真風涼帆/蘭寿とむ/蘭寿とむ×北翔海莉
ローラ/
(ラモンの妹)
綾音美蘭/華妃まいあ/すみれ乃麗/花影アリス
バルバラ/
(「エル・パティオ」のマダム)
音咲いつき/花音舞/鈴奈沙也/鈴奈沙也
フリオ/
(フラメンコの踊り手)
天希ほまれ/実羚淳/珠洲春希/珠洲春希
マヌエラ/
(フラメンコの踊り手)
彩園ひな/花咲あいり/大海亜呼/大海亜呼
フラスキータ/
(フラメンコの踊り手)
澪乃桜季/瀬音リサ/彩苑ゆき/彩苑ゆき
ファニータ/
(フラメンコの踊り手)
七星美妃/愛咲まりあ/鮎瀬美都/美風舞良
侍臣/
飛翠真凜/潤奈すばる/天玲美音/天玲美音
青年/
青風希央/優希しおん/鳳翔大/朋夏朱里
夫人/
都優奈・愛花いと/彩花まり・涼華まや/音乃いづみ・華凜もゆる/音乃いづみ・鮎瀬美都
幻想の歌手/
都優奈/華妃まいあ/音乃いづみ/音乃いづみ
バレンシアーナの男/
颯香凜/留依蒔世//春風弥里
バレンシアーナの女/
茉莉那ふみ/彩花まり・天瀬はつひ・華雪りら//音乃いづみ
執事/
颯香凜/実羚淳/風莉じん/夏大海
※ 1976年、月組で榛名由梨×小松美保トップコンビお披露目として大劇場初演。
1979年、月組で同コンビにより東宝再演。
2007年、宙組で大和悠河×陽月華トップコンビお披露目として大劇場再演。同年、全ツで続演。
2016年、宙組で朝夏まなと×伶美うららコンビにより全ツ再演。

23年星全ツ版「バレンシアの熱い花」
\7,700 Blu-ray
2023.01.14.Sat
「ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜/JAGUAR BEAT」

礼真琴×舞空瞳
浪漫楽劇「ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜」
─並木陽作「斜陽の国のルスダン」より─
脚本・演出/生田大和
2017年にNHKのオーディオドラマで放送され、13世紀のジョージア(旧グルジア)を舞台としたドラマティックな歴史ロマンとして好評を博した並木陽氏の小説「斜陽の国のルスダン」を、浪漫溢れるミュージカル作品として宝塚歌劇で舞台化致します。
人質としてジョージア王国へ送られたルーム・セルジュークの王子ディミトリ。
幼き頃より共に育ったジョージア王女ルスダンと心を寄せ合う彼は、モンゴル軍との戦闘に斃れた前王の遺言により、女王として国の命運を担うルスダンの夫となる。
その出自ゆえ政に関わることを許されないディミトリは、ルスダンの良き相談相手として生きることを決意。
しかし、平穏な日々を過ごす二人の前に、亡国ホラズムの王ジャラルッディーンが立ちはだかる。
ルスダンを、そして彼女の統治する王国を守る為立ち上がるディミトリだったが、二人の絆は引き裂かれて行き…。
運命に翻弄されながらも、ただ一人の女性への愛を貫き、激動の時代を颯爽と駆け抜けた青年の生き様を描く。
時は13世紀、王都トビリシを中心に、隆盛を極めるジョージア王国。
そのトビリシにおかれたイサニ王宮の外れにあるリラの花咲く庭園に、一人の青年が佇んでいる。
イスラム教国であるルーム・セルジュークの第4王子…この国ではディミトリと呼ばれている…ディミトリは友好の証としてジョージアに預けられ、少年の頃からこの王宮で暮らし、育ってきたものの、どれだけ長く住もうと、キリスト教に改宗しようと所詮は人質…人目を嫌い暇さえあれば一人になれる場所を探していた。
だが、いつも国王ギオルギの妹ルスダンにだけはすぐに居場所を見つけられてしまう。
歳が近く、共に育った二人は心を寄せ合っていたが、ルスダンはいずれ然るべき相手に嫁ぐ身…互いに本心を胸に秘める日々を過ごしていた。
嵐は、何の前触れもなく、やって来る――突如モンゴルの軍勢が襲来し、暴虐の限りを尽くす。
ギオルギは国土の全軍を結集して親征するが、モンゴル軍の策に嵌り、致命傷を負ってしまう。
自らの命がもはや長くないことを悟ったギオルギは、ルスダンとディミトリを呼び寄せ、ルスダンにディミトリと結婚して王位を継ぐよう、そしてディミトリには王配としてルスダンを支えるよう言い遺すのだった。
思いがけない言葉にディミトリとルスダンは驚き、戸惑うが、それぞれに悲壮な決意を胸に、運命を受けいれる。
ギオルギの死後、ルスダンは女王に即位し、ディミトリとの婚礼の儀式が執り行われる。
しかし、政治経験のない女王ルスダンと、異国生まれの王配ディミトリに対して冷ややかな目を向ける者も少なくなかった。
中でも副宰相のアヴァク・ザカリアンは、慕っていた先王の死にディミトリが関わったのではないかと訝しみ、憎しみを募らせる…。
政治への参加を許されず、あくまで私的な相談相手としてルスダンを支えていくこととなるディミトリ。
だが、心から愛する人を伴侶とし、人生を共に歩んでいけることは彼にとって至上の喜びだった。
ディミトリは、何があろうともルスダンの味方であり続けると誓う。
しかし、幸福な歳月に新たな影が迫ろうとしていた。
ジョージアと同じくモンゴルに侵略され、国土を失った亡国ホラズムの帝王(スルタン)ジャラルッディーンが、国の再興とモンゴルへの復讐を成し遂げるため、ジョージアを我が物にせんとしていたのだ。
その美貌で名高い女王ルスダンを娶り、戦わずしてジョージアの肥沃な大地を手に入れ再起を図る…それがジャラルッディーンの目論見であった。
ジャラルッディーンから求婚の申し入れを受けたルスダンは、夫のある身に対する愚弄だと怒り、両国は戦闘状態に入るが、ホラズムの猛攻凄まじく、ジョージア軍は壊滅状態に陥ってしまう。
そして、この敗北が思わぬ余波を生み、ディミトリとルスダンの運命を変える悲劇が訪れようとしていた――。
メガファンタジー「JAGUAR BEAT-ジャガービート-」
作・演出/齋藤吉正
半人半獣のJAGUAR(ジャガー)を主人公に、その生命と愛を軸に展開する、宝塚歌劇の伝統に新たな挑戦を加味したストーリー仕立てのショー作品。
名もない星のジャングルで生まれたJAGUARは、美しいCRYSTAL BIRDに恋をし、彼女に誘われて未知なる世界への旅に出る…。
JAGUARに扮する礼真琴を中心とした星組生達の様々な魅力を、パワフルなビートで綴るメガファンタジー。

勇気とは、何かね。
ことなこ大劇場5作目。
実力派の割にはなかなか作品に恵まれないこの2人。
このコンビもそろそろ折り返し地点でせうか。
月の御曹司がいよいよ星組大劇場デビュー。ポスターイン。
気になる番手はどうなる。どうするコノヒト。
2022年11月12日〜12月13日(宝塚大劇場)、
2023年1月2日〜2月12日(東京宝塚劇場)
での公演スケジュール。
星組が年またぎ公演をするのは、めぐり会い2nd以来、何と10年ぶりとな。
組配属されたばっかの茉莉那ふみ(研1)が無念の全日程休演。
この公演をもって綺城ひか理(研12)が花へ里帰り。
退団者は
遥斗勇帆(研10)・瑛美花れな(研6)・光莉あん(研5)の3名のみ。
そして…